開発者向けニュースに戻る

Instagramリールへのシェア機能をすべての開発者に開放

2023年10月12日作成者:David Horn

Metaでは昨年から、Instagramリールへのシェアのテストを開始していました。これは、Smule、Videoleap、Reface、VivaVideo、SNOW、B612、VITA、Zoomerangといった一部の人気アプリからInstagramリールに動画コンテンツを直接シェアできるシームレスな機能です。

そのInstagramリールへのシェアが、本日よりすべての開発者に開放されることをお知らせします。リールはMetaの中で最も急速に成長しているコンテンツフォーマットであり、Instagramのこのリールへのシェア機能は、開発者のアプリからInstagramリールに短尺動画を簡単にシェアできるようにして、より広いオーディエンスへのリーチとアプリ独自の機能やツールの認知度アップを可能にするものです。

この機能を実装したサードパーティアプリにはリールボタンが追加され、以降は、動画コンテンツを一旦ダウンロードしてからInstagramにアップロードするなどという面倒なことをせずに、ワンタップで動画をシェアできるようになります。シェアした動画は、オーディオ、スタンプ、エフェクトなどのリール編集ツールを使ってカスタマイズすることが可能です。

リールへのシェアがもたらすメリット

  • ブランド認知度を向上させることができる: アプリからリールへの動画シェアに対応すると、ブランド認知度を高め、オーガニックトラフィックを増やすことができます。大人気ソーシャルミュージックアプリの1つであるSmuleでは、リールへのシェア機能の実装後、コンテンツのシェアが150%増加してオーガニックトラフィックが増えました。詳しくはこちらをご覧ください。
  • 簡単に実装できる: Instagramリールへのシェアは、セルフサービスのドキュメント(iOSAndroid)をもとに数週間で実装できます。よりシンプルな設定で連携する場合は、数日での実装も可能です。
  • アプリの利用者に価値を提供できる: より便利なシェア機能を使ってInstagramリールに直接コンテンツをシェアできるようになるので、手間が省け、これまで以上に気軽にシェアできるようになります。
  • ホームフィード以外の場所でも見てもらえるようになる: アプリのコンテンツがリールと発見タブの公開のおすすめとして表示されるので、24時間で消えるストーリーズとは異なり、長期間にわたってモメンタムを得るようになります。もっとエンゲージメントを求める場合には、ストーリーズやダイレクトメッセージにコンテンツをシェアすることも可能です。

「Smuleは、ソーシャルメディアに動画をシェアしてもらうことで多くのオーガニックトラフィックを獲得しています。この勢いを持続させるため、FacebookとInstagramのリールへのシェアをアプリに実装することにしました。作った曲をシェアする手間を省き、アプリを試してみようという人をほかにも獲得することが狙いです。リールへのシェア機能をリリースしてから、どちらのプラットフォームでもシェアが大幅に増えましたし、コミュニティからも予想以上に好意的な反応がありました」

- Smule、グローバルアーティスト・インダストリーリレーションズSVP、Kevin Carson氏


Smuleにおけるリールへのシェアの事例については、こちらで続きをお読みいただけます。

機能の連携について、詳しくはMetaのセルフサービスの開発者向けドキュメント(iOSAndroid)をご覧ください。