アプリレビュー - チュートリアル

重要事項

Facebookがアプリにアクセスしてテストできるようになっていることを確認してください。アプリのテスト時にMetaは提出された画面録画をフォローするので、リクエストしているアクセス許可と機能が必要なアクションを示すようにしてください。リクエストされたアクセス許可または機能がない画面録画は承認されません。

開始する前に

アプリレビュー申請プロセスを開始する前に、以下に概説する各手順を完了してください。そうすることにより、提出情報の質が向上し、却下される可能性が低くなります。

一般

  • アプリ開発が完了していること、およびMeta側でテストしてもらう準備ができていることを確認してください。申請後にアプリの基本設定または詳細設定に変更を加えると、再レビューが必要になる場合があります。

  • アプリまたはウェブサイトにMetaがアクセスできるようにしてください。アプリが一般公開されているか、アプリにアクセスする手順が指定されていなければなりません。

  • 条件を満たした1024x1024のアプリアイコン画像を、[設定] > [基本] > [アプリアイコン]にアップロードします。

  • アドバンスアクセスをリクエストするアクセス許可ごとに、それを使って少なくとも1回API呼び出しを成功させる必要があります。呼び出しは、アプリレビューの申請から30日以内に行ってください。呼び出しの実行には、アプリまたはグラフAPIエクスプローラのツールを使うことができます。

  • Metaのプラットフォーム利用規約および開発者ポリシーを読んで、アプリがMetaの利用規約とポリシーに従っていることを確認します。

  • 申請でリクエストするアクセス許可と機能のそれぞれについて、リファレンスの「許可されている使用法」セクションをお読みください。いずれかのアクセス許可または機能について許可されている使用法にアプリが従っていない場合、アプリはそのアクセス許可または機能を承認されません。

画面録画

  • すべてのレビュー担当者がスクリーンキャストを利用できるよう、以下のガイドラインに従ってください。
    • アプリのUI言語として英語を使用する – 可能であれば、スクリーンキャストを録画する前にアプリのUI言語を英語に設定してください。これにより、レビューチームはアプリのコンテンツを理解しやすくなります。
    • キャプションとツールチップを提供する – アプリが英語で利用できない場合や、説明がないとわかりにくい機能がアプリにある場合は、画面上で何が行われているかを説明したキャプションとツールチップを追加してください。これにより、レビューチームは、紹介されている機能やアプリのしくみを理解できるようになります。
    • ボタンや他のUI要素の意味を説明する – 一見してわかりにくいボタンや他のUI要素がある場合は、時間をかけてその意味を説明してください。これにより、レビューチームはアプリの使い方と各ボタンの機能を理解できるようになります。

  • Metaの画面録画ガイドをご覧ください。必ず高解像度(1080以上)で録画してください。アプリが要求する各アクセス許可をアプリユーザーがアプリに付与しているところ、およびアプリが付与された各アクセス許可と機能(提出情報でリクエスト対象に含めるもの)をどのように使用しているかを示す画面録画にしてください。

  • アプリの名前とアイコンがMetaのロゴと商標の要件を満たしていることを確認します。

  • ポリシー違反とアプリレビュープロセスに関するよくある質問をお読みください。

  • 初めての申請にありがちな間違いを避けるために、よくある間違いのガイドをお読みください。

  • CamtasiaやSnagitなどの画面録画専用のソフトウェアを利用できるなら、そうするようおすすめします。専用の画面録画ソフトウェアには無料トライアル版があり、画面録画を編集できるツールを提供しています。

  • 専用の画面録画ソフトウェアを利用しない場合、QuicktimeやOBSなどの無料の代替品を簡単に利用することができます。これらのアプリは、録画した動画の注釈、拡大、または編集機能を備えていませんが、録画した動画をiMovieなどの無料の動画編集ソフトウェアに追加すれば、そのような操作を実行できます。

  • Metaが確認する必要のあるものだけを録画してください。アプリをフルスクリーンにするか、ウィンドウ自体を録画してください。

  • モニターの解像度を1440以下の幅に減らしてください。

  • 可能であれば、キーボードではなくマウスを使用して、アプリを操作してください。Meta側で操作が確認できないと、テストできません。

  • マウスのカーソルサイズを大きくしてください。画面録画専用のソフトウェアのほとんどで録画後もこの操作を実行できます。または、コンピューターの設定でカーソルのサイズを大きくすることもできます。

  • オーディオは省略してください。レビュー担当者が音声を聞くことはありません。

Metaはアプリのテスト時にこの画面録画をガイドとして使用し、リクエストされているアクセス許可と機能がすべて実際に使用されることを確認します。録画で、アプリが各アクセス許可を必要とする理由を説明する必要はありません。アプリレビューの申請フォームにその情報を入力する必要があります。

レビューを申請する

このガイドは、すべてのアプリ開発を完了し、特定のアクセス許可機能の承認をリクエストする必要があるときに、アプリレビューの提出情報を作成するために使用します。アプリレビューの結果を受け取ったら、のアプリユーザーは、承認されたアクセス許可をアプリに付与することができるようになります。

    何らかのエラーが発生しました
    エラーが発生し、この動画を再生できませんでした。

    データプロトコルには、ほかの動画リソースもあります。

    ステップ1: アクセス許可と機能を選択する

    [アプリレビュー] > [アクセス許可と機能]タブに移動します。

    アプリに必要なアクセス許可と機能のそれぞれを検索し、[アドバンスアクセスをリクエスト]ボタンをクリックして申請に追加し、リクエストします。アプリに必要なアクセス許可と機能のみをリクエストしてください。

    [アドバンスアクセスをリクエスト]ボタンは、API呼び出しの成功についてシステムにログ記録されるまではグレー表示になっています。アプリレビューの申請から30日以内に呼び出しを成功させる必要があります。アドバンスアクセスをリクエストするアクセス許可ごとに、それを使って少なくとも1回API呼び出しを成功させてください。API呼び出しデータは、API呼び出し成功から2日以内に記録されます。呼び出しには、アプリまたはグラフAPIエクスプローラツールを使うことができます。

    アクセス許可によっては、申請前にアクセス認証が必要になることもあります。

    アクセス認証について詳しくはこちら

    準備ができたら、[リクエストを続行]ボタンをクリックします。

    ステップ1.5: ビジネス認証を完了する

    アクセス許可と機能を選択した後、まだ完了していない場合はビジネス認証を完了するよう求められる場合があります。ビジネスのステータスによっては、認証の開始、詳細情報の提供、またはプロセスの完了を求められる場合があります。

    ステップ2: データ処理に関する質問に答える

    ビジネス認証のステータスが承認済みの場合、データ処理に関する質問への回答を求められる場合があります。これらの質問への回答はすぐに評価されます(最大30秒かかる場合があります)。

    ステップ3: アプリ設定を完了する

    [アプリ設定を完了する]セクションまでスクロールダウンして、行内をクリックします。表示されたウィンドウに、[設定] > [基本]タブで確認できる必須設定が表示される場合、これらはすでに完了している可能性があります。その場合は、すべてが正しいことを確認するか、必要に応じて調整します。未完了だった場合は、ここで設定します。

    アプリのアイコン

    アプリアイコンにFacebookの商標やロゴが含まれていないことを確認してください。

    プライバシーポリシーのURL

    これは、Facebookログインインターフェイスでアプリユーザーに表示されるURLです。これによって、ユーザーは、アプリがリクエストしているアクセス許可を付与するかどうかを決定できます。

    アプリの用途

    アプリを利用できるユーザーが、アプリにおける役割、またはアプリを取得したビジネス内の役割を付与されたユーザーのみである場合、アプリの用途を[自分自身または自分のビジネス]に設定します。それ以外の場合は、[クライアント]に設定します。

    アプリのカテゴリ

    必ず、アプリを正確に表現するカテゴリを選択してください。

    主要連絡先

    ここに表示されたメールアカウントにアクセスできることを確認します。アプリレビュー申請に関するメール通知がこのアドレスに送信されます。

    ステップ4: アプリ認証を完了する

    [アプリ認証を完了する]セクションまでスクロールダウンして、行内をクリックします。[アプリ認証詳細]ウィンドウが表示されます。アプリユーザーがFacebookログインまたはFacebookのいずれかの認証ソリューションを使用してアプリにサインインできる場合は、ラジオボタンを[はい]に設定します。これにより、Facebookアカウントを使用して該当アプリにアクセスできることが分かります。

    [プラットフォーム設定]セクションで、表示される情報が正しいことを確認し、表示されたスペースにアプリにアクセスしてテストする方法を入力します。

    アプリのテストでは、Meta独自のテストアカウントが使用されます。個人用Facebookアカウントの認証情報は含めないでください。

    ステップ5: 使い方の説明を記入する

    [リクエストされたアクセス許可と機能]セクションまでスクロールダウンして、行内の最初のアクセス許可または機能をクリックします。表示されるウィンドウで、このアクセス許可または機能がアプリでなぜ必要かを説明します。

    できるだけ具体的な説明を入力してください。アクセス許可または機能がアプリで必要な理由を説明しにくく思える場合は、以下の質問に答えてみてください。

    • このアクセス許可/機能は、どのようにアプリユーザーの役に立ちますか。
    • アプリにこのアクセス許可/機能が必要な理由は何ですか。
    • このアクセス許可/機能がアクセスを提供するデータをアプリではどのように使用しますか。
    • このアクセス許可/機能がないと、アプリの利便性が下がる理由は何ですか。

    次に、このアクセス許可または機能をテストするためのアプリ使用方法を示す画面録画をアップロードします。

    リクエストするすべてのアクセス許可と機能に対してステップ3を繰り返します。

    アクセス許可と機能それぞれに、説明を付ける必要があります。コピーして貼り付けることはしないでください。

    ステップ6: レビューを申請する

    [レビューを申請する]をクリックして、表示されたウィンドウに示されるFacebookのプラットフォームオンボーディング規約に同意します。規約に同意して申請すると、申請がキューに入れられ、1週間以内に決定内容が通知されます。

    アプリにモードがある場合、アプリレビューの完了後にライブモードに切り替える必要があります。ライブモードのアプリでは、アプリユーザーからの承認済みアクセス許可のみをリクエストでき、承認済みの機能のみがアプリユーザーに対してアクティブになります。この制限は、アプリ自体で役割を付与されているユーザーを含めて、すべてのユーザーに適用されるため、ライブモードに切り替えるのが早すぎると、アプリで役割を付与されているユーザーはアプリを利用できなくなる場合があります。また、テスト投稿など、開発モードのときに生成されたデータは、ライブモードに切り替えた後、すべてのアプリユーザーに対して表示されます。