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開発者に「必要なアクション」ダッシュボードの提供を開始

2023年11月8日作成者:Steve Dilla

2024年3月19日

昨年クローズドベータとしてリリースした「必要なアクション」ダッシュボードが、2024年4月にほとんどのアプリ管理者向けに提供されます。

「必要なアクション」ダッシュボードは、Metaの開発者プラットフォーム上でのアプリ管理方法を簡素化するための継続的な投資の一環です。開発者コンソールのヘッダーから直接アクセスできるこの新しいダッシュボードでは、自分のポートフォリオで今後必要になるアクションをすべて1つの統合ビューで確認することができるため、特に管理対象のアプリが多い場合に便利です。

「必要なアクション」ダッシュボードの利用を開始していない場合は、今後必要になるアクションに備えて今すぐ導入するか、機能をチェックしてみることをおすすめします。

変更内容

従来、アプリ管理者はアプリダッシュボードを使用して、データの使用状況の確認、データ保護評価、アプリレビューなどの必要なアクションを確認して対応していました。しかし、アプリダッシュボードには一度に1つのアプリの情報しか表示されません。

これに対し、「必要なアクション」ダッシュボードでは、期限を過ぎているアクションを含め、現時点で未完了の必要なアクションをすべてまとめて表示できます。このため、管理対象のポートフォリオで対応義務があるタスクが確認しやすくなり、結果としてタスクや期限を見落としにくくなります。

アプリ管理者は、開発者コンソールのメインヘッダーから直接「必要なアクション」ダッシュボードに移動して利用することができます。このダッシュボードでは、必要なアクション、各アクションに対応すべき時期、これらのアクションに関連するアプリのステータスを把握するのに役立つ重要な詳細情報を確認できます。

「必要なアクション」ダッシュボードのグラフィック

「必要なアクション」ダッシュボードを導入する理由

開発者、なかでも多くのアプリを管理するアプリ管理者は、Metaのプラットフォームでアプリを管理するためにさまざまなタスクを実行する必要があります。Metaでは、アプリ管理の簡素化と、透明性の確保をはじめとする開発者体験の改善に向けて、継続的に投資を行っています。その一例が「必要なアクション」ダッシュボードです。

今後の予定

Metaでは、「必要なアクション」ダッシュボードがアプリ管理者にとってより有益なものとなるよう、引き続き機能の向上やUIの改善に取り組んでいきます。

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よくある質問

「必要なアクション」ダッシュボードは誰が使用できますか。

2024年4月に、「必要なアクション」ダッシュボードはほとんどのアプリ管理者向けに提供されるようになります。「必要なアクション」ダッシュボードを使用できるのはアプリ管理者のみです。

自分が「必要なアクション」ダッシュボードにアクセスできるかどうかは、どうすれば分かりますか。

アクセス権を得るために必要なアクションはありません。

「必要なアクション」ダッシュボードを使用するには、developers.facebook.com (DFC)にログインしてください。アクセスできる場合、コンソールのヘッダーに「必要なアクション」ダッシュボードが表示されます。

「必要なアクション」ダッシュボードはどのような目的で使用しますか。

「必要なアクション」ダッシュボードでは、アプリ管理者が管理するあらゆるアプリに関して、対応が必要なすべての未完了アクション(今後必要になるアクションおよび期限切れのアクション)をまとめて確認できます。

必要なアクションの詳細をアプリごとに確認したい場合は、[マイアプリ]コンテナ内の[必要なアクション]タブを使用してください。