サーバーイベントパラメーター

パラメーター説明
event_name
文字列

必須。
標準イベントまたはカスタムイベントの名前。このフィールドは、ウェブ(Metaピクセルにより)またはアプリ(SDKまたはアプリイベントAPIにより)と、コンバージョンAPIの両方から送信されるイベントの重複除外処理をするために使われます。event_idパラメーターも重複除外で使用します。


同一のカスタマーアクションである場合、ブラウザーイベントまたはアプリイベントのeventとサーバーイベントのevent_nameが一致します。48時間以内に送信された複数のイベントの間に一致が検出された場合、最初のものだけが考慮されます。サーバーイベントとブラウザー/アプリイベントがほぼ同時(時差5分以内)に到着した場合は、ブラウザー/アプリイベントが優先されます。ピクセルとサーバーイベントの重複除外についての詳細をご確認ください。

event_time
整数

必須。
実際のイベントがいつ発生したかを示す秒単位のUNIXタイムスタンプ。イベントをFacebookに送信する時間より前の時間を指定することもできます。バッチ処理を行い、サーバーパフォーマンスを最適化するためです。この日付はGMT時間帯で送信する必要があります。


event_timeには、イベントをFacebookに送信する最大7日前までの時間を指定できます。dataevent_timeが過去7日間より前である場合、リクエスト全体に対してエラーが返され、どのイベントも処理されません。

user_data
オブジェクト

必須。
カスタマー情報データを含むマップ。オプションについては、カスタマー情報パラメーターをご覧ください。また、Metaピクセルを介して送信されるデータに対して利用できる同等のオプションについては、詳細マッチングをご覧ください。

custom_data
オブジェクト

任意。
イベントに関する付加的なビジネスデータが含まれるマップ。詳しくは、カスタムデータパラメーターをご覧ください。

event_source_url
文字列

任意。
イベントが発生したブラウザーURL。URLはhttp://またはhttps://で始まり、認証済みドメインと一致しなければなりません。


注:コンバージョンAPIを使用してシェアするウェブサイトイベントには、event_source_urlが必要です。

opt_out
ブール値

任意。
このイベントを広告配信最適化に使用しないことを示すフラグ。trueに設定されている場合、イベントはアトリビューションのためにのみ使用されます。

event_id
文字列

任意。
このIDは、広告主が選択した任意の一意の文字列にできます。event_idevent_nameのパラメーターは、ウェブ(Metaピクセルにより)またはアプリ(SDKまたはアプリイベントAPIにより)と、コンバージョンAPIの両方から送信されるイベントの重複除外処理をするために使われます。event_idは任意とされていますが、イベントの重複除外のために指定することが推奨されています。


重複除外のためには、ブラウザーイベントまたはアプリイベントのeventIDが、対応するサーバーイベントのevent_idと一致する必要があります。重複したピクセルイベントとコンバージョンAPIイベントの処理についてご確認ください。


注文番号または取引IDの2つは、event_idに使用できる識別情報です。例えば、カスタマーがウェブサイトで注文番号123と456で2回購入を行った場合、各コンバージョンAPI呼び出しでそれぞれの注文番号をevent_idとして含める必要があります。これにより、これらの2つの購入イベントを別個の注文として適切に見分けることができます。対応する2つのブラウザーピクセル購入イベントも同じ注文番号をeventIDパラメーターに入れてMetaに送信し、発生したイベントは2つだけであり、個別の4つの購入ではないことが分かるようにしなければなりません。


固有のID番号がないほかのイベントの場合、乱数を使用できます(ブラウザーイベントとサーバーイベントで使用可能な同じ乱数を送信する限り)。

action_source
文字列

必須。
このフィールドでは、コンバージョンが発生した場所を指定できます。イベントの発生場所が分かると、広告を適切な対象者に表示するのに役立ちます。コンバージョンAPIを使用することで、自分が知る限りaction_sourceパラメーターが正確であることに同意するものとします。


action_sourceフィールドで送信できる値は以下のとおりです。


  • email — コンバージョンはメールで発生しました。
  • website — コンバージョンはウェブサイトで行われました。
  • app — コンバージョンはモバイルアプリで行われました。
  • phone_call — コンバージョンは電話で行われました。
  • chat — コンバージョンはメッセージアプリ、SMS、またはオンラインメッセージ機能を通して行われました。
  • physical_store — コンバージョンは実店舗で対面で行われました。
  • system_generated — コンバージョンは自動的に発生しました(毎月自動的に支払いが行われるように設定されているサブスクリプション更新など)。
  • business_messaging — Messenger、Instagram、またはWhatsAppへのクリック広告からコンバージョンが行われました。
  • other — コンバージョンは上記以外の方法で発生しました。
:すべてのアクションソース値は、広告の測定機能とカスタムオーディエンス作成機能を有効にします。physical_storeを除くすべてのアクションソースは、広告の最適化機能を有効にします。
data_processing_options
配列

任意。
特定のイベントに対して有効にする処理オプション。現在指定可能な値は、データ使用制限を表すLDUです。このイベントがデータ使用制限付きで処理されないように明示的に指定するには、空の配列を送信します。データ処理オプションの詳細を参照してください。コンバージョンAPIの実装例もご覧ください。

data_processing_options_country
整数

LDUdata_processing_optionsで送信した場合必須
このデータ処理オプションに関連付ける国。現在指定可能な値は、米国の場合は1、Metaにそのイベントの地理的位置情報を特定するようリクエストする場合は0です。データ処理オプションの詳細を参照してください。コンバージョンAPIの実装例もご覧ください。

data_processing_options_state
整数

必須の場合もあります。(詳しくは下の注をご覧ください。)
このデータ処理オプションに関連付ける州。現在指定可能な値は、カリフォルニア州を表す1000か、Metaにそのイベントの地理的位置情報を特定するようリクエストする場合の0です。


注:

  • 国を設定した場合は、州も設定する必要があります。設定しなかった場合、Metaの地理的位置情報ロジックがイベント全体に適用されます。
  • このフィールドは、data_processing_optionsLDUを送信し、かつIPアドレスを指定しない場合に必須です。

データ処理オプションの詳細を参照してください。コンバージョンAPIの実装例もご覧ください。

app_data

オブジェクト

アプリイベントで必須

コンバージョンAPIにアプリデータとデバイス情報をシェアするためのパラメーター。

extinfoapp_dataのサブパラメーターです。

extinfo

オブジェクト

アプリイベントで必須

拡張デバイス情報(画面の幅や高さなど)。このパラメーターは、値をコンマで区切った配列です。extinfoを使う場合、すべての値が必要で、下記で示されているインデックスの順序でなければなりません。値が欠落していると、プレースホルダーとして空文字列で補われます。


注:


  • Androidの場合、versiona2でなければなりません

  • iOSの場合、versioni2でなければなりません

0

文字列

必須

extinfoバージョン


例: i2

1

文字列

アプリパッケージ名


例: com.facebook.sdk.samples.hellofacebook

2

文字列

短いバージョン(整数または文字列)


例: 1.0

3

文字列

長いバージョン


例: 1.0 long

4

文字列

必須

OSのバージョン


例: 13.4.1

5

文字列

デバイスのモデル名


例: iPhone5,1

6

文字列

ロケール


例: En_US

7

文字列

タイムゾーン略号


例: PDT

8

文字列

携帯電話会社


例: AT&T

9

int64

画面の幅


例: 320

10

int64

画面の高さ


例: 568

11

文字列

画面密度


例: 2

12

int64

CPUコア数


例: 2

13

int64

外部ストレージのサイズ(GB)


例: 13

14

int64

外部ストレージの空き容量(GB)


例: 8

15

文字列

デバイスのタイムゾーン


例: USA/New York

referrer_url
文字列

任意。
Metaピクセルが起動した広告主ページの直前にアクセスされたインバウンドウェブサイト。JavaScriptの視点でのHTTPリファラーです。referral_urlは、ユーザーが現在のページにアクセスする直前にアクセスしたページか、iFrameのいずれかです。