WhatsAppは、WhatsApp Businessプラットフォームで広範に会話の品質を高く保つため、WhatsApp Businessメッセージポリシー、WhatsAppコマースポリシー、WhatsApp Business利用規約の違反を繰り返すWhatsApp Businessアカウントに対してポリシーを施行します。
このガイドは、事業者がこの施行システムの概要と製品エクスペリエンスについて理解できるようにするためのものです。
このドキュメントに、品質評価に基づくメッセージングの制限に関する情報は含まれていません。このトピックについて詳しくは、こちらをクリックしてください。
最初に、WhatsApp Businessアカウントは、違反したポリシーに関する情報が含まれる警告を受け取ります。
ビジネスアカウントが、スパムや高リスクポリシーカテゴリ(アダルトコンテンツなど)の送信、アルコールとタバコ、薬物、賭け事、安全でないサプリメントの販売など、WhatsApp Business利用規約の違反を繰り返す場合、メッセージ制限が課されることがあり、その制限と期間は段階的に重くなっていきます。
例えば、次のような制限が課されます。
児童虐待、詐欺行為、テロリズム、違法ドラッグ販売など、当社ユーザーに深刻な被害を及ぼすポリシー違反をした証拠があるなど、場合によっては、WhatsAppはそのようなBusinessアカウントを即刻抹消します。
ユーザーから過度に否定的なフィードバックを受けているアカウントの事業者も、制限を課されたりWhatsAppから抹消されたりする場合があります。
違反のタイプと適格性に基づき、違反について異議を申し立てるか、それを承知することができます。
Metaの包括的な製品エクスペリエンスにより、事業者とソリューションプロバイダーは、違反に関する詳細で透明性が高い実用的な情報に、複数のチャンネルを通じてアクセスできます。
ビジネスアカウントがポリシーに違反した場合、Meta Business Suiteまたはビジネスマネージャのビジネスサポートホームセクションに掲載された違反を確認することにより、詳細情報を得ることができます。
Meta Business Suiteのビジネスサポートホームには、次の手順でアクセスできます。
ビジネスマネージャのビジネスサポートホームには、次の手順でアクセスできます。
違反のアップデートには、次の情報が含まれます。
違反の通知については、さらに次のことが行われます。
アカウントは、問題の数と重大度に応じて制限が課されたり停止になったりすることがあります。ビジネスサポートホームで、具体的な制限の内容、その後の手順や特定のポリシー問題の審査のリクエストに関する情報を確認売ることができます。
アカウントが制限を課されたり無効になったりした場合、問題について異議を申し立てるか、それを承知することができます。異議申し立てまたは承知した後に問題についての判断が撤回された場合、アカウントは以前のステータスに戻ります。
WhatsApp Businessアカウント(WABA)への変更に関する通知をリアルタイムで受け取るには、Webhooksを統合します。ビジネスアカウントがポリシーに違反した時点でリアルタイムに通知を受け取り、該当する場合はメッセージング制限のタイプと期間を受け取るために、account_update
Webhookを登録します。これによりビジネスは、速やかに挙動を調整して、追加の警告や強制施行アクションを回避することができます。
事業者がWhatsAppポリシーには違反していないと考える場合、審査をリクエストすることにより違反について異議を申し立てることができます。事業者が違反について異議申し立てをすると、WhatsAppチームが違反ポリシーに関する異議申し立てを審査し、違反について再検討するべきかどうかを判断します。この審査により、WhatsAppの違反についての判断が撤回されることがあります。
注: すべてのスパム違反について異議を申し立てられるわけではありません。事業者がメッセージの利用を再開するには、制限期間の終了まで待たなければいけない場合があります。
判断の審査をリクエストする方法は、次のとおりです。
account_update
Webhooksをサブスクリプション登録すれば、ビジネスアカウントがポリシーに違反した時点でリアルタイムに通知を受け取り、該当する場合はメッセージ制限のタイプと期間を受け取ることができます。