マルウェア分析のエンドポイントの削除
/malware_analyses
エンドポイントは削除され、すべてのバージョンで利用できなくなりました。
マルウェア分析エンドポイントの廃止
/malware_analyses
エンドポイントが廃止されました。v17以降では利用できず、2023年8月21日にすべてのバージョンで削除されます。マルウェアエンドポイントの削除
/malware_analyses
や/malware_families
といったthreatexchangeにおけるマルウェアのエンドポイントや、関連するマルウェアオブジェクトが削除され、間もなくすべてのバージョンで利用できなくなります。期限切れデータの完全削除
expire_time
を指定してThreatExchangeにアップロードされたデータは、指定された期限の時点で完全に削除され、以降、表示されなくなります。expired_on
フィールドに現在時刻を設定すると、無効になったデータを直ちに削除できます。新世代の新しいツール
今回のアップデートの主題は一括処理です。
ThreatExchange UIに寄せられた多くの貴重なフィードバックに基づき実現した、以下のアップデートを告知させていただきます。
有益なフィードバックをお寄せいただき感謝します。引き続きUIの右上隅にある不具合報告機能を利用して、ThreatExchangeの改善にご協力をお願いします。
新機能
変更内容
新機能
ThreatTagsを、MalwareAnalyses、ThreatDescriptors、およびMalwareFamiliesに追加できるようになりました。また、タグを使って検索結果にフィルターを掛けたり、ThreatExchangeにおいて/threat_tagsエンドポイントを通じて人々が使用しているタグのリストを検出したりすることもできます。
ThreatExchangeで、Webhooksがサポートされるようになりました。MalwareAnalyses、ThreatDescriptors、およびMalwareFamiliesへのWebhooksサポートにより、新しい脅威インテリジェンスがThreatExchangeに追加された時点で、そのことをサーバーに通知できるようになりました。プラグアンドプレイコードについて詳しくは、ThreatExchange用のWebhooksガイドをご覧ください。
Threatexchangeの新しいパラメーターsort_byを使うと、検索結果をRELEVANCEを基準に並び替えるか、CREATE_TIMEを基準に並び替えるかを選択できます。RELEVANCEを基準に並び替える場合、クエリから返される結果は、テキストクエリに対する類似度に応じて並び替えられます。
非推奨
プラットフォームバージョン2.4では、多数の変更が加えられました。これらの変更が加えられていないプラットフォームバージョン2.3は、2015年12月8日まで使用を継続できます。その日をもって、バージョン2.3のサポートは無効になります。
バージョン2.4で最も重要な変更は、デスクリプターモデルの導入です。バージョン2.3までは、すべてのデータはインジケーター上に保存されていました。バージョン2.4以降、情報は客観カテゴリと主観カテゴリに分割されます。客観情報は、だれもが表示でき、同意できるデータです。これは時間と共に変化する可能性がありますが、すべての人に同じデータが表示されます。たとえば、ドメイン名のWHOIS登録は客観情報です。主観情報は、そのデータに対する任意の人の意見を表すものです。意見は人によって異なることがあります。たとえば、同じドメインのステータスがMALICIOUSと捉えられることも、NON_MALICIOUSと捉えられることもあります。
客観情報は、そのままインジケーター上に保存されます。ほとんどの場合、客観情報をアップデートするのはFacebook側だけになります。主観情報は、デスクリプターと呼ばれる新しい構造体上に保存されるようになりました。デスクリプターの作成、編集、および検索のためのAPI呼び出しが追加されました。各AppIDごとに保持できるデスクリプターは、1つのインジケーターにつき1つです。各デスクリプターには、それを脅威インジケーターに結び付けるエッジが1つ対応しています。各インジケーターには、1つ以上のデスクリプターへのエッジが複数存在します。
現在のところ、デスクリプター間のつながりはサポートされていません。引き続き、当面の間はインジケーター間のつながりが脅威情報を関連付けるための唯一の手段となります。