Webhookイベントのリファレンス

Webhookイベントは、メッセージの送信など、さまざまなインタラクションやイベントが発生した際にMessengerプラットフォームがボットに通知を送信する仕組みです。Webhookイベントは、Messengerプラットフォームにより、POSTリクエストとしてWebhookに送信されます。

注: 自分のビジネスのすべてのメッセージアプリで、メッセージWebhooksをサブスクリプション登録する必要があります。

Webhookイベントのリスト

以下は、MessengerプラットフォームからWebhookに送信できるイベントのリストです。

注: 各Webhookで入手できるすべての情報を受け取るため、最新のAPIバージョンを使うことをおすすめします。

Webhookイベント説明

messages

メッセージ受信イベントをフォローします

messaging_account_linking

アカウントのリンクイベントをフォローします

messaging_checkout_updates (ベータ)

チェックアウト更新イベントをフォローします

message_deliveries

メッセージ配信イベントをフォローします

message_echoes

メッセージエコーイベントをフォローします

messaging_game_plays

インスタントゲームイベントをフォローします

messaging_handovers (ベータ)

ハンドオーバープロトコルイベントをフォローします

messaging_optins

プラグインのオプトインイベントをフォローします

messaging_payments (ベータ)

支払いイベントをフォローします

messaging_policy_enforcement

ポリシー順守のためのイベントをフォローします。

messaging_postbacks

ポストバック受信イベントをフォローします

messaging_pre_checkouts (ベータ)

支払いチェックアウト前イベントをフォローします

message_reads

メッセージ読み取りイベントをフォローします

messaging_referrals

リファーラルイベントをフォローします

standby (ベータ)

ハンドオーバープロトコルスタンバイチャネルイベントをフォローします

イベントフォーマット

Messengerプラットフォームのコールバックはすべて共通のプロパティを持ち、ボット利用者の入力の処理や応答に必要な情報を提供します。各イベントには、以下のプロパティの他に、イベントの詳細を表す固有のプロパティがあります。

{
  "object":"page",
  "entry":[
    {
      "id":"<PAGE_ID>",
      "time":1458692752478,
      "messaging":[
        {
          "sender":{
            "id":"<PSID>"
          },
          "recipient":{
            "id":"<PAGE_ID>"
          },

          ...
        }
      ]
    }
  ]
}

プロパティ

プロパティ 説明

object

文字列

値はpageになります

entry

entryの配列

イベントデータを含む配列です

entry

プロパティ 説明

id

文字列

ページのページID

time

数値

更新の時刻(エポックタイム(ミリ秒))

messaging

配列<messaging>

messagingオブジェクトを1つ含む配列です。これは配列ですが、含まれるのはmessagingオブジェクト1つのみであることに注意してください。

entry.messaging

プロパティ 説明

sender.id

文字列

送信ユーザーID

recipient.id

文字列

受信ユーザーID

詳しくはこちら

メッセージを処理する複数のアプリがある(例えば、1つのアプリが自動応答を処理し、もう1つのアプリがヒューマンエージェントへのエスカレーションを処理する)場合、1つのアプリから別のアプリにスレッドを渡すハンドオーバープロトコルを実装する必要があります。ハンドオーバープロトコル