生成AI機能のAPIサポート
広告主は、広告を公開する前に、AIが生成したクリエイティブを使った広告クリエイティブのプレビューを行う責任を負います。プレビュー設定の手順を参照してください。
Metaは、提案された生成テキスト、生成された背景、拡大された画像の完全性、信頼性、正確性に関する保証は行いません。マーケティングAPIを使用して下記に概要が示されているMetaの生成AI機能にアクセスする場合、Metaプラットフォーム利用規約に加えて広告クリエイティブ生成AI利用規約が適用されます。
このドキュメントでは、テキスト生成、画像拡大、背景生成の生成AI機能を広告に使用する方法を示します。
Meta生成AI機能を使用した広告キャンペーンを設定するには、以下の手順に従う必要があります。
テキストバリエーションは、オリジナルのメインテキスト、以前の広告、ビジネスページのコンテンツを基にしてAIで生成され、より関連性の高い提案を行うことができます。広告にテキストオプションをさらに追加すると、クリエイティブをカスタマイズし、広告疲れを軽減し、パフォーマンスを向上させるのに役立ちます。この機能についての詳しい説明をご覧ください。
/ads
エンドポイントで広告を作成するか、/adcreatives
エンドポイントでスタンドアローンのクリエイティブを作成できます。機能のオプトインは、現在のリクエストで作成される広告またはクリエイティブにのみ適用されます。どちらのアプローチでも、次のようにしてテキスト生成機能使用をオプトインします。
object_story_spec
のmessage
フィールドにメインテキストを指定しますtext_generation
の使用をオプトインします以下のリクエストの例をご覧ください。
/adcreatives
エンドポイントによるオプトイン
curl -X POST \
-F 'name=Text Gen Creative' \
-F 'object_story_spec={
"link_data": {
"image_hash": "<IMAGE_HASH>",
"link": "<URL>",
"message": "<PRIMARY_TEXT_HERE>", <--- Primary Text Here
},
"page_id": "<PAGE_ID>"
}' \
-F 'degrees_of_freedom_spec={
"creative_features_spec": {
"text_generation": {
"enroll_status": "OPT_IN"
}
}
}' \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \
https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/adcreatives
または、act_<AD_ACCOUNT_ID>/ads
エンドポイントを使って広告オブジェクトを作成できます。
/ads
エンドポイントによるオプトイン
curl \
-F 'adset_id=<ADSET_ID>' \
-F 'creative={
"name": "Text Gen Adgroup",
"object_story_spec": {
"link_data": {
"image_hash": "<IMAGE_HASH>",
"link": "<URL>",
"message": "<PRIMARY_TEXT_HERE>", <--- Primary Text Here
},
"page_id": "<PAGE_ID>"
},
"degrees_of_freedom_spec": {
"creative_features_spec": {
"text_generation": {
"enroll_status": "OPT_IN"
}
}
}
}' \
https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/ads
text_generation
の使用をオプトインして広告を作成すると、この機能は現在の広告にのみ適用され、生成されたメインテキストがクリエイティブ仕様に挿入されます。/ads
エンドポイントでこの機能をオプトインすると、広告グループのstatus
フィールドはデフォルトでPAUSED
に設定されます(ドキュメントをご覧ください)。生成された提案を確認してから、広告のステータスを手動でACTIVE
に設定して配信できます。
生成された提案を含むクリエイティブ仕様は、クリエイティブIDまたは広告IDでasset_feed_spec
を読み取ってプレビューできます。以下のリクエストと応答の例を参照してください。
まずは、ステップ1で作成したスタンドアローン広告クリエイティブのasset_feed_spec
をクエリします。
// request from creative curl -X GET -G \ -d 'fields=asset_feed_spec' \ -d 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/<CREATIVE_ID> // request from ad curl -X GET -G \ -d 'fields=creative{asset_feed_spec,status}' \ -d 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/<AD_ID>
{ "asset_feed_spec": { "bodies": [ { "text": "Buy some cool LED TV at cheap price" }, { "text": "Get your dream LED TV at an unbeatable price! Buy now and save big!" }, { "text": "Get the best LED TV deals! 📺 Save money and upgrade your entertainment." }, { "text": "Get an LED TV at a low cost! Cheap, high-quality options are available." }, { "text": "Get LED TVs at affordable prices ✨ !" } ], "optimization_type": "DEGREES_OF_FREEDOM" }, "id": "<CREATIVE_ID>" }
提案をレビューし、公開することにした場合は、ステップ3に進んで広告をACTIVE
に設定してください。生成された提案のいずれかを却下する場合は、テキスト生成をオプトインせずに新しい広告またはクリエイティブを作成してください。
curl -X POST \
-F 'name=Text Gen Creative' \
-F 'object_story_spec={
"link_data": {
"image_hash": "<IMAGE_HASH>",
"link": "<URL>",
"message": "<PRIMARY_TEXT_HERE>",
},
"page_id": "<PAGE_ID>"
}' \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \
https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/adcreatives
ACTIVE
に設定する生成されたテキストの提案を確認した後、広告のstatus
をACTIVE
に設定できます。このステップは次のどちらの場合でも行う必要があります。
/ads
エンドポイントを使って、広告でこの機能をオプトインしている場合
curl \
-F 'status=ACTIVE' \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \
https://graph.facebook.com/v21.0
/<AD_ID>
より多くの配置に合うように自動的に画像を拡大します。
2024年9月16日より、画像拡大機能が標準エンハンスの一部として含まれるようになります。したがって、画像拡大をオプトインした広告または広告クリエイティブを作成する場合は、creative_features_spec
内のフィールドとしてstandard_enhancements
を設定する方法について、Advantage+クリエイティブの標準エンハンスの情報を参照してください。
/ads
エンドポイントで広告を作成するか、/adcreatives
エンドポイントでスタンドアローンのクリエイティブを作成できます。どちらのアプローチでも、クリエイティブ仕様での画像拡大機能の使用をオプトインします(以下の例を参照)。
// creative example curl -X POST \ -F 'name=Image Expansion Creative' \ -F 'degrees_of_freedom_spec={ "creative_features_spec": { "image_uncrop": { "enroll_status": "OPT_IN" } } }' \ -F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/adcreatives // ad example curl \ -F 'adset_id=<ADSET_ID>' \ -F 'creative={ "name": "Image Expansion Adgroup", "object_story_spec": { "link_data": { "image_hash": "<IMAGE_HASH>", "link": "<URL>", "message": "You got this.", }, "page_id": "<PAGE_ID>" }, "degrees_of_freedom_spec": { "creative_features_spec": { "image_uncrop": { "enroll_status": "OPT_IN" } } } }' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/ads
この機能は、INSTAGRAM_STANDARD
、FACEBOOK_REELS_MOBILE
、INSTAGRAM_REELS
、MOBILE_FEED_STANDARD
、INSTGRAM_STORY
配置でサポートされます。これらの配置のプレビューを見るには、/<AD_ID>/previews
エンドポイントにGET
リクエストを行ってください。
生成された画像のいずれかを却下する場合は、画像拡大をオプトインせずに広告またはクリエイティブを再作成してください。
creative_feature
をimage_uncrop
として設定します。status
がpending
の場合は、プレビューを再リクエストしてください。注意:transformation_spec
ノードが表示されない場合、クリエイティブは画像拡大の対象外であるということです。
INSTAGRAM_STANDARD
curl -X GET -G \ -d 'ad_format=INSTAGRAM_STANDARD' \ -d 'creative_feature=image_uncrop' \ -d 'access_token=/<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v19.0/<AD_ID>/previews
FACEBOOK_REELS_MOBILE
curl -X GET -G \ -d 'ad_format=FACEBOOK_REELS_MOBILE' \ -d 'creative_feature=image_uncrop' \ -d 'access_token=/<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v19.0/<AD_ID>/previews
{ "data": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "transformation_spec": { "image_uncrop": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "status": "eligible" } ] } } ] }
実際に広告を作成することなく、act_<AD_ACCOUNT_ID>/generatepreviews
エンドポイントを使ってプレビューをリクエストすることもできます。
FACEBOOK_REELS_MOBILE
curl -X GET -G \ -d 'ad_format=FACEBOOK_REELS_MOBILE' \ -d 'creative_feature=image_uncrop' \ -d 'creative={ "object_story_spec": { "page_id": "<PAGE_ID>", "link_data": { "image_hash": "<IMAGE_HASH>", "link": "<WEBSITE_LINK>" } } }' -d 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' https://graph.facebook.com/v19.0/act_<AD_ACCOUNT_ID>/generatepreviews
対象となる商品画像のさまざまな背景を作成し、オーディエンスの反応が最も得られそうなバージョンを配信します。これらの背景は、オリジナルのアセットを基に生成されます。
背景生成は現在、モバイルフィードのダイナミック製品広告またはAdvantage+カタログ広告のみで利用できます。
/ads
エンドポイントで広告を作成するか、/adcreatives
エンドポイントでスタンドアローンのクリエイティブを作成できます。どちらのアプローチでも、クリエイティブ仕様での背景生成機能の使用をオプトインします(以下の例を参照)。
// creative example curl -X POST \ -F 'name=Background Gen Creative' \ -F 'degrees_of_freedom_spec={ "creative_features_spec": { "image_background_gen": { "enroll_status": "OPT_IN" } } }' \ -F 'product_set_id=<PRODUCT_SET_ID>' -F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/adcreatives // ad example curl \ -F 'adset_id=<ADSET_ID>' \ -F 'creative={ "name": "Background Gen Adgroup", "object_story_spec": { "page_id": "<PAGE_ID>", "template_data": { "description": "Description {{product.description}} ", "link": "https://www.example.com/", "message": "Test {{product.name | titleize}} ", "name": "Headline {{product.price}}" } }, "product_set_id": "<PRODUCT_SET_ID>", "degrees_of_freedom_spec": { "creative_features_spec": { "image_background_gen": { "enroll_status": "OPT_IN" } } } }' \ https://graph.facebook.com/v21.0
/act_<AD_ACCOUNT_ID>/ads
この機能をオプトインすると、対象となる商品画像のさまざまな背景が作成され、オーディエンスからの反応が最も得られそうなバージョンを配信できます。機能のオプトインは、現在のリクエストで作成される広告にのみ適用されます。背景はオリジナルのアセットに基づいて作成され、対象となる商品画像のさまざまな色やパターンを利用します。カタログの利用要件に応じて、生成された背景の静的またはライブプレビューが表示されます。
生成された背景のいずれかを却下する場合は、背景生成をオプトインせずに広告またはクリエイティブを再作成してください。
MOBILE_FEED_STANDARD
配置でしかサポートされていませんcreative_feature
をimage_background_gen
として設定しますstatus
がPENDING
に設定されて、在庫商品プレビューが表示されますMOBILE_FEED_STANDARD
curl -X GET -G \ -d 'ad_format=MOBILE_FEED_STANDARD' \ -d 'creative_feature=image_background_gen' \ -d 'access_token=/<ACCESS_TOKEN>' \ https://graph.facebook.com/v19.0/<AD_ID>/previews
{ "data": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "transformation_spec": { "image_background_gen": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "status": "eligible" // or one of "pending", "ineligible" } ] } } ] }
実際に広告を作成することなく、/<AD_CREATIVE_ID>/previews
エンドポイントを使ってクリエイティブのプレビューをリクエストすることもできます。
MOBILE_FEED_STANDARD
curl -X GET -G \ -d 'ad_format=MOBILE_FEED_STANDARD' \ -d 'creative_feature=image_background_gen' \ -d 'access_token=<ACCESS_TOKEN>' https://graph.facebook.com/v19.0/<AD_CREATIVE_ID>/generatepreviews
{ "data": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "transformation_spec": { "image_background_gen": [ { "body": "<iframe src='<PREVIEW_URL>'></iframe>", "status": "eligible" // or one of "pending", "ineligible" } ] } } ] }
Metaのマーケティングツールで提供されている特定のMeta生成AIクリエイティブ機能を使用して作成または大幅に編集された広告画像には、広告の3点ドットのメニュー内にAI情報が含まれる場合や、スポンサーラベルの横にAI情報ラベルが表示される場合があります。広告に使用される生成AIの透明性について、詳しくはこちらをご覧ください。