Zapier統合

自動化プラットフォームZapierを利用して、コンバージョンAPIにイベントを送信できます。FacebookのZapierアプリを使うと、データソースに何か変更があるたびにイベントを自動送信できます。

概要

Zapierは、複数のアプリを接続するために使えるオンライン自動化ツールの1つです。ここでは、2つのアプリを接続します。第2アプリでアクションイベントを発生させることになるトリガーイベントを、第1アプリから選択します。使っている任意のデータソースを第1アプリにすることができます。第2アプリは、Facebookコンバージョンでなければなりません。

接続が設定されると、データソースがトリガーされるたびに、MetaのアプリからコンバージョンAPIにイベントが送られます。例えば、データソースに新しいPurchase (購入)が追加されるたびに、このイベントがAPIに投稿されます。

使い方

ステップ1:

zapier.comにアクセスします。次に、以前に作成した認証情報を使用して登録またはログインします。左側のメニューで、[Make a Zap]をクリックします。

ステップ2: データソースとトリガーを選択する

次に、トリガーを設定するようZapierから促されます。[When this happens]で、[App][Trigger Event]を選択します。

ここでは、アプリをデータソースにします。この場合のアプリの一例として、Googleスプレッドシートが挙げられます。

トリガーイベントとは、自動化がトリガーされるためにデータソースで発生しなければならないアクションのことです。Googleスプレッドシートの例に戻ると、Zapierトリガーイベントとして次のようなものが挙げられます。

  • New Spreadsheet Row (新しいスプレッドシート行): スプレッドシートの末尾に新しい行が追加された時にトリガーされます。
  • New or Updated Spreadsheet Row (新しいまたはアップデートされたスプレッドシート行): スプレッドシートに新しい行が追加されるか変更が加えられた時にトリガーされます。

それぞれの広告ニーズに意味のあるZapierトリガーイベントを選択します。

データソースは、Facebookのイベントスキーマにマッチするように構成しなければなりません。Googleスプレッドシートの場合、Facebookのイベントフィールドに対応するスプレッドシートのフィールドを設定してください。

ステップ3: 投稿されるイベントを選択する

[When this happens]の設定が終わったら、[Do this]で、自動化の第2の部分を設定できます。ここでも、[App][Action Event]を選択する必要があります。

ここでは、[App]Facebookコンバージョンにします。ここで、データソースから入ってくる情報を送信することになります。

アクションイベントは、MetaのAPIに送信するイベントです。アクションイベントの例としては、Purchase、Lead、Other Eventsなどがあります。Metaピクセル標準イベントのリストをこちらに掲載しています。カスタムイベントを送ることもできます。

ステップ4:Zapをアクティブ化する

これで、Zapをアクティブ化することができます。Zapがアクティブ化されると、トリガーイベントが発生するたびに、イベントがMetaのコンバージョンAPIに投稿されます。

Googleスプレッドシートの例を完結させるため、次のようなZapを作成したとします。

  • Googleスプレッドシートをデータソースとして使う。
  • トリガーイベントは「New Spreadsheet Row」。
  • アクションイベントはPurchase

このZapがアクティブ化されると、新しい行がソーススプレッドシートに追加されるたびに、PurchaseイベントがMetaのAPIに投稿されます。