ベストプラクティス

広告の審査をトリガーする広告の変更

以下のシナリオで変更を加えると、広告の審査がトリガーされます。

  • 広告クリエイティブ(画像、テキスト、リンク、動画など)に対する変更
  • ターゲット設定の変更
  • 最適化の目的と請求イベントの変更(これも審査をトリガーする場合があります)

: 入札価格、予算、広告セットスケジュールに対する変更は、審査ステータスに影響しません。

また、掲載ステータスが「停止中」の広告が広告の審査にエントリーされた場合、広告の審査が終了してもステータスは停止中のままです。それ以外の場合、広告はアクティブと見なされ、配信の準備が整います。

ページネーション

応答データのページネーションについては、「グラフAPIのページネーション」をご覧ください。

ユーザー情報

ユーザーID、セッションキー、広告アカウントIDを保存して、プログラムで簡単にアクセスできるようにまとめておいてください。あるユーザーのアカウントIDと別のユーザーのセッションキーなど、セットになっていないユーザー情報を組み合わせて使うことはできません。そのような方法で呼び出しを実行するとアクセス許可エラーが発生します。ユーザーデータの保存は、Facebookプラットフォーム利用規約開発者ポリシーに準拠して行う必要があります。

推奨入札価格

推奨入札価格は、類似したターゲット設定を使っている競合他社の入札状況を反映して動的に変化するため、キャンペーンのレポート作成を頻繁に行ってください。競合他社の入札は数時間以内に推奨入札価格に反映されます。

バッチリクエスト

1回の呼び出しでAPIに複数のリクエストを行う方法については、以下をご覧ください。

また、次のように、IDを指定して複数のオブジェクトをクエリすることもできます。

https://graph.facebook.com/<API_VERSION>?ids=[id1,id2]

特定のフィールドをクエリするには。

https://graph.facebook.com/<API_VERSION>?ids=[id1,id2]&amp;fields=field1,field2

ETagを使用してデータの変更を確認する

前回のリクエストと今回のリクエストで応答に違いがあるかを簡単にチェックできます。

オブジェクトのアーカイブと削除のステータス

広告オブジェクトには、アーカイブ済みと削除済みの2種類のステータスがあります。オブジェクトIDを使用して、アーカイブ済みと削除済みの両方のオブジェクトをクエリできます。ただし、削除済みのオブジェクトは、別のオブジェクトのエッジからリクエストした場合は返されません。

アーカイブ済み状態にしておけるオブジェクトの個数は最大5,000個です。エッジから取得する必要がなくなった場合は、広告オブジェクトのステータスをアーカイブ済みから削除済みに変更してください。ステータスのしくみと呼び出しの例については、広告オブジェクトの保存をご覧ください。

エラーの表示

ユーザーのミスにより、承認不可能な広告の作成が試みられると、API呼び出しが失敗した理由を示すエラーコードが出力されます。そのような場合は、何らかの形でエラーをユーザーに伝えて、ユーザーが広告を修正できるようにしてください。

Facebook Marketing Developer Communityグループ

マーケティングAPIに関するニュースや最新情報を入手するには、Facebook Marketing Developer Communityグループにご参加ください。このグループには、マーケティングAPIのブログからの記事も投稿されています。

テスト

サンドボックスモードは、実際の広告を配信せずにマーケティングAPI呼び出しの読み取りと書き込みを行うためのテスト環境です。詳しくは、Sandbox Mode for Developersをご覧ください。

グラフAPIエクスプローラを利用してAPI呼び出しを試行します。マーケティングAPIに対して実行したい任意のAPI呼び出しを試すことができます(ブログ投稿をご覧ください)。Appでアプリを選択し、アクセストークンの作成時にextended permissionsads_managementアクセス許可またはads_readアクセス許可をアプリに付与します。レポート作成のためだけに広告インサイトAPIへのアクセスが必要な場合は、ads_readを使用します。アカウント内の広告の読み取りと更新を行うには、ads_managementを使用します。

開発と基本アクセス、およびアプリがAPI呼び出しを行える広告アカウントのリストの設定については、アカウントリストをご覧ください。

サンドボックスモードを使用して、アプリレビューのためにアプリをデモンストレーションできます。しかし、サンドボックスモードでは、広告や広告クリエイティブを作成できません。したがって、アプリレビューのためにFacebook APIの使用をデモンストレーションするには、ハードコーディングした広告IDおよび広告クリエイティブIDを使用する必要があります。

基本条件

  • Facebook広告マネージャのようなFacebookのコアソリューション以上の価値の高さを示す。

  • 売上の増加などの事業的な目的に焦点を当てる。Facebookの事業目的は、こちらで確認できます。

ポリシー

APIに関するポリシーを理解してください。Facebookには、いつでもあなたのアクティビティを監査する権利があります。

変更には迅速に対応できるようにしてください。ほとんどの変更はバージョン管理されており、移行期間は90日間です。

Facebook利用規約では、アプリ、アプリのコンテンツ、Metaプラットフォームと広告APIの使用における支払い責任と運用責任はあなたが負うことが明示されています。ご自分のアプリの安定性と不具合の可能性を管理してください。