実行の設定

ルールのexecution_specは、評価を通過するすべてのオブジェクトに適用されるアクションを決定します。スケジュールとトリガーベースのルールは、異なるアクションをサポートします。execution_typeの下に、アクションのリストがあります。

実行タイプ	説明
`NOTIFICATION`	このオプションを指定した場合、このルールの作成者に宝石付きの通知、または`user_ids`で指定されたユーザーのリストを送信します。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`、`TRIGGER`
`PAUSE`	オブジェクトを一時停止します。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`、`TRIGGER`
`UNPAUSE`	オブジェクトの一時停止を解除します。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`、`TRIGGER`
`CHANGE_BUDGET`	定義された`change_spec`に基づいて予算を変更します。これは広告セットにのみ適用されます。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`
`CHANGE_CAMPAIGN_BUDGET`	定義された`change_spec`に基づいて予算を変更します。これは広告キャンペーンのみに適用されます。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`
`CHANGE_BID`	定義された`change_spec`に基づいて入札価格を変更します。これは広告セットにのみ適用されます。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`
`ROTATE`	現在アクティブな広告を一時停止し、広告セット内のIDによって次の広告をアクティブにします。広告セットの`id`フィルターと広告の`entity_type`フィルターが必要です。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`
`REBALANCE_BUDGET`	評価基準に一致するオブジェクトを一時停止し、定義された`rebalance_spec`に基づいて残りの予算を再調整します。これは広告セットにのみ適用されます。サポートされる評価タイプ:`SCHEDULE`
`PING_ENDPOINT`	Webhooks経由でアプリケーションのサブスクリプションにpingを送信します。設定の詳細については、トリガーベースのルールを参照してください。サポートされる評価タイプ:`TRIGGER`

`execution_options`

これらのアクションの一部を実行する際に追加情報が求められる場合があります。execution_specは、これらの追加パラメーターを指定するオプションのexecution_options配列を提供します。配列にはexecution_optionオブジェクトのリストが含まれています。これは、評価の設定のfilterオブジェクトと同様、field、value、operatorのキーを持つ辞書です。

トリガーベースのルールに実行オプションは必要ありません。

以下のサポートされている実行オプションを参照して、どのexecution_typeがサポートされているかや、構造化する方法を確認してください。現在すべてのオプションでサポートされている演算子は、EQUALのみです。

実行オプションフィールド	説明
`user_ids`*	`NOTIFICATION`の宝石付き通知の受信者、または各`execution_type`のスケジュールベースルールの要約メールの受信者。サポートされる実行タイプ:スケジュールベースのルールでサポートされているすべての`execution_type` 値(例):`array ([123, 456])`
`change_spec`	`amount`、`limit`、`unit`、`target_field`を指定します。サポートされているタイプの辞書として必要です。`target_field`が存在する場合、ターゲットフィールドの現在の値と`amount`で指定されたターゲット値の差に基づく、入札価格または予算規模。`target_field`は、有効なインサイトフィルターでなければなりません。サポートされる実行タイプ:`CHANGE_BUDGET`、`CHANGE_BID` 値(例):広告ルールの変更設定の例
`rebalance_spec`	予算をどのように再調整するかを決定する異なるオプションをサポートします。詳しくは、例をご覧ください。サポートされる実行タイプ:`REBALANCE_BUDGET` 価値(例):予算再調整広告ルール
`execution_count_limit`	ルールの各広告オブジェクトの、予算/入札価格の変更アクションが実行される最大回数を指定します。指定されない場合、デフォルトで制限なしになります。サポートされる実行タイプ:`CHANGE_BUDGET`、`CHANGE_BID` 値(例): int (123)
`action_frequency`	ルールによってオブジェクトに対して同じアクションを実行できるようになるまでの最短分数を指定します。例えば、`CHANGE_BUDGET`ルールの値が`10080`で、オブジェクトAのルールにより予算が増えたとします。このルールでは、オブジェクトAがその週にルールの評価を通過した場合でも、1週間経過してからでなければオブジェクトAの予算は増やされません。サポートされる実行タイプ:`CHANGE_BUDGET`、`CHANGE_BID` 値(例): int (123)

`user_ids`

スケジュールベースのルールにuser_idsを指定した場合

過去24時間にルールによって実行されたアクションを要約するメールを毎日生成します
user_idsで指定されたユーザーのリストに情報を送信します
広告アカウントの時間帯を使用して、メールを午前0時30分に送信します

この要約メールには、各ユーザーがサブスクリプション登録しているすべてのルールに関する通知がまとめられます。サブスクリプション登録しているルールで実行されたアクションがなかった日には、ユーザーにメールは送られません。