Threadsユースケース

このドキュメントは、Threads APIのユースケースを使ってMetaアプリを作成する方法とカスタマイズする方法が示されています。

このガイドは、開発者がMetaでアプリを作成するための要件を読んで実行してあることを前提としています。

1.アプリ作成プロセスを開始する

アプリを作成する方法はいくつかあります。

  • 登録フローから直接アクセスしてきた場合は、[最初のアプリを作成]ボタンをクリックします
  • アプリダッシュボードにいる場合は、右上の[アプリを作成]をクリックします
  • 既存のアプリのダッシュボードにいて、新しいアプリを作成したい場合は、左上のドロップダウンメニューを選択し、[新規アプリを作成]ボタンをクリックします

ステップ2: ビジネスをリンクする(任意)

自分が所有または管理しているビジネスのアプリを構築する場合、ビジネスとアプリをリンクする必要はありません。

技術提供者がクライアントまたは他のビジネスポートフォリオにサービスを提供する場合は、アプリをビジネスにリンクする必要がありますが、そのビジネスがアクセス認証とビジネス認証の両方を完了していなければアプリを公開する(ステップ11)ことはできません。

ただし、ビジネスへのリンクは、すぐにでも、あるいは開発プロセス中のいつでも実行できます。

  1. オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

アクセス認証とビジネス認証について詳しくはこちらをご覧ください。

ステップ3: ユースケースを選択する

  1. Threads APIを使用するには、Threads APIにアクセスするというユースケースを選択します。
  2. [次へ]をクリックします。

ステップ4: アプリの詳細を追加する

  1. アプリダッシュボードに表示されるアプリ名を追加します。
  2. Metaがアプリについて問い合わせるときに使用する連絡先メールアドレスを追加します。
  3. [次へ]をクリックします。

注: ステップ2でアクセス認証とビジネス認証を使ってアプリをビジネスにリンクした場合、次のような追加の質問が表示されます。

  • アプリがクライアントや他のビジネスポートフォリオにサービスを提供する場合は[はい]を選択し、自分が所有または管理するビジネスのアプリを構築する場合は[いいえ]を選択してください。[次へ]をクリックします。

ステップ5: 詳細を確認する

このステップで次のものを確認します。

  • アプリに選択した主なユースケース
  • アプリに必要な公開要件(当てはまる場合)
  • Metaプラットフォーム規約と開発者ポリシー

[アプリの作成]をクリックします。

アプリが作成されると、アプリをさらにカスタマイズするためにアプリのダッシュボードにリダイレクトされます。

アプリのカスタマイズと要件

アプリの設定は、アプリダッシュボードで、左側のメニューの[ダッシュボード]をクリックしていつでも更新できます。

ステップ6: ユースケースを追加してカスタマイズする

  1. [Threads APIのアクセスのカスタマイズ]をクリックします。– アプリを思い通りに動作させるために追加できるアクセス許可のリストが表示されます。Threads APIでは必須であるため、threads_basicアクセス許可はすでに選択されています。
    アクセス許可
    • threads_content_publish
    • threads_manage_insights
    • threads_manage_replies
    • threads_read_replies
  2. 追加したいアクセス許可ごとに[リクエストの追加]をクリックしてください。
    アプリにアクセス許可を追加すると、そのアクセス許可の以下のいずれかのステータスが表示されます。
    • ライブモードの準備完了 – このアクセス許可はアプリレビューで承認され、アプリを公開できます
    • テストの準備完了 – このアクセス許可を必要とするエンドポイントへのAPI呼び出しをテストし、アプリレビューのアクセス許可テスト要件を完了できます
    • 認証が必要 – このアクセス許可では、認証済みのMetaビジネスアカウントがアプリに追加されている必要があります
    それぞれのアクセス許可を必要とするエンドポイントに対して行ったAPI呼び出しが成功した数も確認できます。
  3. (任意)[テストの準備]をクリックすると、該当するアクセス許可を必要とするエンドポイントへのAPI呼び出しをテストするための要件の詳細が表示されます。

開発プロセス中いつでも、アクセス許可を追加したり削除したりできます。

ステップ7: 設定を追加する

  1. 左側のメニューで、[設定]をクリックします。
  2. 次のURLを追加します。
    • [クライアントOAuthの設定] – 有効なOAuthリダイレクトURI
    • [許可の取り消しコールバックURL] – ユーザーがアプリからアクセス許可を取り消したときにMetaがpingするURL
    • [データ削除リクエストURL] – 利用者が自分のデータの削除をリクエストしたときにMetaがpingするURL
  3. [保存]をクリックします。

ステップ8.テスト用ユーザートークン

テストユーザーの長期ユーザーアクセストークンを取得し、リンクをたどってThreadsテストユーザーの追加または削除を行ってください。

ステップ9.ユースケースを追加する

Threads APIユースケースアプリにさらに追加できるユースケースがあります。

  1. 右上隅の[ユースケースの管理]をクリックします。
  2. 各ユースケースの右の[追加]をクリックして、Webhookやアプリイベントのトラッキングを追加します。
  3. ユースケースを追加すると、左側のメニューに表示されます。各ユースケースの[設定]をクリックして設定を行います。
  4. 終わったら、左側のメニュー上部にある[ダッシュボード]をクリックします。

技術提供者の場合、アプリはクライアントやその他のビジネスポートフォリオにサービスを提供します。**技術提供者向け**セクションに進んでください。

ステップ10: ユースケースをテストする(任意)

[ユースケースのテスト]をクリックして設定をテストします。

ステップ11.カスタマイズを完了する

[カスタマイズの完了]をクリックして、アプリの構築が完了したことを確認してください。戻ってこのアプリにユースケースを追加することはまだできます。

[はい、完了しました]をクリックすると、ダッシュボードにリダイレクトされ、[日次API呼び出し][APIの正常性]が表示されます。

これでアプリが完成しました。

技術提供者になりたい場合は、[技術提供者になる]をクリックしてください。

技術提供者向け

開発者が技術提供者で、アプリがクライアントやその他のビジネスポートフォリオにサービスを提供する場合は、以下の手順を完了する必要があります。

ステップ10: アプリレビュー

  1. アプリレビューの準備と提出に記載されている各要件の横にあるシェブロンをクリックしてください。アプリを公開する前に、各要件を完了する必要があります。

完了した各要件の円の中にチェックマークが表示されます。

アプリレビューについて詳しくは、こちらをご覧ください。

ステップ11: アプリを公開する

  1. [すべての要件を満たしているか確認し、アプリを公開する]の右にあるシェブロンをクリックします。いずれかの要件をまだ満たしていない場合は、メッセージが表示され、それらの要件を満たす必要があります。
  2. すべての要件を完了したら、右下隅の[公開]をクリックしてください。

アプリの公開後、ダッシュボード[日次API呼び出し][Appの正常性]が表示されます。