アプリ宣伝用広告掲載のユースケース

このドキュメントでは、アプリダッシュボードのアプリ宣伝用広告掲載のユースケースを使ってMetaアプリを作成し、カスタマイズする方法を紹介しています。

このガイドは、開発者がMetaでアプリを作成するための要件を読んでそれらを満たしていることを前提としています。

1.アプリ作成プロセスを開始する

アプリを作成する方法はいくつかあります。

  • 登録フローから直接アクセスしてきた場合は、[最初のアプリを作成]ボタンをクリックします
  • アプリダッシュボードにいる場合は、右上の[アプリを作成]をクリックします
  • 既存のアプリのダッシュボードにいて、新しいアプリを作成したい場合は、左上のドロップダウンメニューを選択し、[新規アプリを作成]ボタンをクリックします

2.ビジネスをリンクする

広告を掲載するには、ビジネスポートフォリオをアプリにリンクする必要があります。ただし、ビジネスへのリンクは、すぐに実行することも、開発プロセス中の任意の時点で実行することもできます。

  1. オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

ビジネス認証について詳しくは、こちらをご覧ください。

3.ユースケースを追加する

  1. アプリをFacebookやInstagramのようなMetaのテクノロジーで宣伝する場合は、アプリ宣伝用広告掲載のユースケースを選択します。
  2. 必要に応じて、アプリにユースケースをさらに追加します。
    注:同じアプリで組み合わせることができないユースケースもあります。組み合わせることができないユースケースを追加する必要がある場合は、別のアプリを作成してください。
  3. [次へ]をクリックします。

4.アプリの詳細を追加する

  1. アプリ名を追加します。この名前は、アプリダッシュボードに表示され、アプリIDと関連付けられます。
  2. 連絡先メールアドレスを追加します。このアドレスは、Metaがアプリについて問い合わせるときに使用します。
  3. [次へ]をクリックします。

5.ユースケースの要件を確認する

このステップでは、アプリを公開するための要件を確認し、各ユースケースのデータアクセスを維持管理します。

ユースケースに必須のアイテムの場合は、各条件の右側にあるユースケースリンクをクリックすると、どのユースケースに当てはまるかを確認できます。

Metaプラットフォーム利用規約と開発者ポリシーを確認することもできます。

  1. 要件を確認したら、[ダッシュボードに移動]をクリックしてください。

ダッシュボードにリダイレクトされ、そこにアプリのカスタマイズと要件に関する以下のアクションアイテムのリストが表示されます。

  1. 各ユースケースの右側にあるシェブロンをクリックして、ユースケースを追加してカスタマイズします。
  2. アプリレビューの準備と送信
  3. 公開

6.ユースケースをカスタマイズする

[アプリ宣伝用広告掲載]をクリックします。ダッシュボードが更新されて[アカウントおよびプラットフォームの設定]が表示されます。

ステップ1.ビジネスポートフォリオと広告アカウントをリンクする


ビジネスポートフォリオ

  1. アプリにまだビジネスポートフォリオを追加していない、またはアプリにリンクされているビジネスポートフォリオを変更したい場合は、[+ ビジネスポートフォリオ]をクリックして追加、変更、または作成します。

  2. ポップアップウィンドウが表示されます。そこに、全権限を持ち、かつアプリにリンクできるビジネスポートフォリオのドロップダウンが示されます。

    • ここには、認証済みと認証待ちのビジネスポートフォリオの両方がリストされます。認証待ちのビジネスポートフォリオを追加できますが、広告を掲載する前に認証を受ける必要があります。
    • Metaのビジネスポートフォリオを持っていない、または新規作成する場合は、[アカウントを新規作成]をクリックしてください。
広告アカウント

  1. 広告アカウントIDを少なくとも1つ追加するか、[ビジネス設定を開く]をクリックして広告アカウントを作成します。

    • 追加する広告アカウントが選択したビジネスポートフォリオにリンクされていなければならず、そのビジネスポートフォリオに対する全権限とその広告アカウントに対する管理者アクセス権限を持っていなければなりません。

ステップ2.プラットフォームとアプリストアを追加する

  1. [+ プラットフォーム]をクリックして、アプリをホストするプラットフォームとアプリストアに関する情報を提供します。
  2. 選択したプラットフォームごとに、必要な情報を記入してください。

ステップ3.アプリイベントを設定する

  1. [アプリイベントを設定する]をクリックして、トラッキングするイベントを設定します。
  2. AndroidとiOSの[アプリイベントによるApple広告ID (IDFA)を収集する][アプリ内イベントを自動的に記録する(推奨)]はデフォルトで[はい]に設定されています。
  3. iOSアプリで自動更新可能なサブスクリプションを購入できるようにする場合、[アプリ内購入の共有シークレット]にiTunes Connectコードを追加できます。
  4. また、Facebook SDKにイベントをログ記録し、[セッションタイムアウトインターバル]を設定することもできます。
  5. [変更を保存]をクリックします。[クイックスタート]にリダイレクトされます。

クイックスタート


  1. クイックスタートにまだリダイレクトされていない場合は、左側の[アプリ宣伝用広告掲載]メニューで[アプリイベント] > [クイックスタート]をクリックします。
  2. イベントをトラッキングする各プラットフォーム(iOS、Android、Web)を選択します。
  3. プラットフォームごとにアクションアイテムのリストを実行し、イベントを設定します。
  4. イベントマネージャを開いて設定を続行し、イベントをテストします。選択したアプリとプラットフォームに関して、イベントマネージャの[データソースの設定]タブが新しいブラウザーで開きます。
  5. [アプリの利用資格を確認]をクリックして、選択したイベントがアプリのインストールと同じ連携方式を使っていることを確認します。利用資格に関する問題をすべて解決して、続行します。
  6. アプリダッシュボードに戻って、アプリの構成を続けます。

参考になる記事

広告の設定
キャンペーンのパフォーマンス効果測定

他のユースケース (該当する場合)

7.テスト要件を確認して実行する

  1. ダッシュボードのテストセクションは、次のいずれかの方法で開くことができます。

    • [2.ユースケースをテストする](ダッシュボード[アプリのカスタマイズと要件]の下にあります)をクリックします。
    • 左側のメニューで、[テスト]のツールアイコンをクリックします。
  2. [イベントマネージャを開く]をクリックします。アプリのイベントマネージャが新しいウィンドウで開きます。

  3. [イベントのテスト]タブをクリックして、設定をテストします。

イベントマネージャのイベントテスト用ツールについて詳しくはこちら。

8.設定を完了する

  1. [3.完了](ダッシュボード[アプリのカスタマイズと要件]の下にあります)をクリックします。
  2. このアプリの設定が完了している場合は、[はい、完了しました]をクリックします。

ダッシュボードが更新されて、アプリのレート制限の使用率、必要なアクション、広告マネージャへのリンクが表示されます。

9.広告キャンペーンを作成する

ユースケースの設定が完了し、これで最初のアプリ宣伝広告キャンペーンを作成できるようになりました。[次のステップ]セクションで、[広告マネージャを開く]をクリックしてアプリの広告キャンペーンを作成します。

広告マネージャについて詳しくはこちら。

ユースケースをアップデートする

アプリのユースケースの設定を任意の時点で変更するには、ダッシュボードに戻って左側のメニューで[ユースケース][カスタマイズ]の順にクリックします。

参考情報

アプリ開発プロセスについて詳しくは、以下をご覧ください。