テストユーザー

一時的に、アプリが新規テストユーザーを作成できないようにしています。既存のテストユーザーには影響ありません。新規テストユーザーの作成が再開され次第、お知らせします。

テストユーザーは、アプリのテスターの役割を与えられた実際のテスターとは異なります。テストユーザーとは、アプリのFacebookログインの実装や、アプリが使用するアクセス許可機能をテストするために使用できる、シミュレーションされたFacebookユーザーアカウントです。

Screenshot of Roles > Test Users in left-hand menu and Roles > Test Users panel displayed.

テストユーザーは実際のFacebookユーザーとやり取りすることはありません。テストユーザーの操作により生成されたデータは、そのアプリの他のテストユーザー、またはそのアプリの管理者、開発者、テスターのいずれかの役割を持つ実際のFacebookユーザーにのみ表示されます。テストユーザーは、Facebookのスパムや偽アカウントの検出システムの適用外であるため、アプリのテストで使用する際に無効化されることはありません。

テストユーザーの作成・編集・削除、およびテストユーザーとしてログインするには、アプリダッシュボードまたはグラフAPIからそれぞれの操作を行います。

制限

  • アプリのテストユーザー数の上限は10です。
  • アプリの統合をテストするために妥当な数以上のテストユーザーを作成または維持しないでください。
  • テストユーザーは、アプリの統合のテスト、またはアプリのパフォーマンスのシミュレーションを行うためにのみ使用してください。
  • テストユーザーを作成できるのは、アプリの管理者または開発者だけです。
  • テストユーザーは、開発モードのアプリにすべてのアクセス許可を付与できますが、ライブモードのアプリに付与できるのは承認されたアクセス許可だけです。
  • テストユーザーは、開発モードのアプリのすべての機能を利用できますが、ライブモードのアプリでは承認された機能しか使用できません。
  • テストユーザーがやり取りできるのは、他のテストユーザーか、そのアプリの管理者、開発者、テスターのいずれかの役割を持つ実際のユーザーに限られます。
  • テストユーザーによって生成されたデータは、他のテストユーザーか、そのアプリの管理者、開発者、テスターのいずれかの役割を持つ実際のユーザーにのみ表示されます。
  • テストユーザーは、app-scopedのテストページでのみやり取りできます。
  • テストユーザーがアプリについてコメント投稿できるのは、FacebookのシェアダイアログかグラフAPIに限られます。
  • テストユーザーを実際のユーザーに変更することはできません。
  • テストユーザーは、ライブモードにあるアプリのパフォーマンスをシミュレーションするのに十分なAPI呼び出しのみ実行できます。アプリの役割を保持するユーザーとは異なるレート制限が適用されます。

テストユーザーの作成

テストユーザーをアプリダッシュボードで作成できます。[役割] > [テストユーザー]パネルの[テストユーザー]セクションに移動し、[テストユーザーの作成]ボタンをクリックします。表示されるダイアログで、一度で最大4人のテストユーザーを作成できます。

Screenshot of Roles > Test Users in left-hand menu and Roles > Test Users panel displayed.

また、それらのユーザーのそれぞれにアプリをインストールすることもできます。つまり、作成時に指定する各アクセス許可(認証)を該当アプリに付与するということです(他のユーザーには後でいつでも付与できます)。

[テストFacebookアカウントを作成]ダイアログでは、次のことを実行できます。

  • 一度に最大4人のテストユーザーを作成します。それ以上のテストユーザーを一括作成したい場合は、このダイアログではなくグラフAPIの使用を実行する必要があります。
  • 新規に作成したテストアカウントに、それぞれデフォルトでアプリをインストールさせるかどうかを選択します。
  • グラフAPIバージョンを選択して、API呼び出しで使用できるようにします。
  • 各テストユーザーにアプリのアクセス許可を付与します。
  • 年齢制限を追加します。
  • テストアカウントがFacebookを表示するロケールを選択します。

テストユーザーが作成されると、それらは[Facebookアカウント]の表に表示されます。

テストユーザーでのテスト実施

テストユーザーを使ってアプリをテストする場合は、テストユーザーのアカウント認証を使用してFacebookログインにサインインし、アプリに必要な許可を与えます。テストユーザーの代理として該当アプリのアクセス許可を付与することもできます。そのためには、[Facebookアカウント]表の中の各テストユーザーに対応する行の[オプション]列の中にある省略記号アイコン(•••)をクリックします。省略記号ボタンをクリックすると、テストユーザーがアプリに与えたアクセス許可の編集、テストユーザーのためのユーザーアクセストークンの生成、テストユーザーのアカウントにログインするオプションが表示されます。

Screenshot of Options ellipsis dropdown menu.

テストユーザーの管理

アプリダッシュボードで既存のテストユーザーの一覧が表示され、テストユーザーの設定を編集できます。

次のことができます。

  • テストユーザーの名前やパスワードの変更。
  • テストユーザーに付与したアプリのアクセス許可の変更。
  • 各テストユーザーのための有効なアクセストークンの取得。
  • テストユーザーの友達の追加や削除。
  • 既存のアクセストークンが期限切れの場合は新規アクセストークンの取得。
  • テストユーザーとしてログインする。
  • テストユーザーの呼び出しに使用されたグラフAPIバージョンの変更。
  • テストユーザーの削除。

別のアプリに既存のアプリユーザーを関連付けたり、関連を解除したりする場合は、グラフAPIを使用する必要があります。

テストユーザーのグラフAPIエンドポイント

アプリダッシュボードがニーズを十分に満たせない場合や一度に5人以上のテストユーザーを作成したい場合は、グラフAPIを使用できます。

アプリ管理者と開発者は、アプリアカウントのエンドポイントを使って以下のことができます。

  • アプリの新規テストユーザーを作成。
  • 既存のテストユーザーに関連するアプリのリストを取得。
  • テストユーザーのための有効なアクセストークンの取得。
  • 既存のテストユーザーとアプリとの関連付けや関連付けの解除。
  • テストユーザーとしてログインに使用するURLの取得。

アプリ管理者と開発者は、テストアカウントのエンドポイントを使って以下のことができます。

  • テストユーザーの詳細を表示。
  • テストユーザーの名前やパスワードの変更。
  • テストユーザーの削除。
  • テストユーザー間での友達の作成。