テストページ

テストページとは、テストユーザーによって生成されるFacebookページのことで、開発モードのアプリをテストする際、実際のFacebookページでのシミュレーションに使用できます。テストページでは実際のFacebookユーザーとやり取りすることはできません。テストページで生成したデータは、そのアプリのテストユーザー、またはそのアプリの管理者、開発者、テスターのいずれかの役割を持つ実際のFacebookユーザーにのみ表示されます。テストページは、Facebookのスパムや偽アカウントの検出システムの適用外であるため、アプリのテストで使用する際に無効化されることはありません。

制限

  • テストページは、テストユーザーのみが作成できます。
  • テストページでやり取りできるのは、テストユーザーか、またはアプリの管理者、開発者、テスターのいずれかの役割を持つ実際のFacebookユーザーに限られます。
  • テストページを作成したテストユーザーの友達のテストユーザーのみが、そのテストページでやり取りできます。

テストページの作成

テストページを作成するには、アプリのテストユーザーにログインし、いつもと同じようにFacebookページを作成します。

以下のように、テストユーザーとしてログインします。

  1. アプリパネルに移動し、アプリダッシュボードに読み込むアプリを選択します。
  2. [役割] > [テストユーザー]と進み、既存のテストユーザーの[編集]ボタンをクリックします。
  3. [テストユーザーとしてログイン]をクリックし、確認フローを完了します。

テストページの管理

テストユーザーとしてFacebookにログインする際、次のようにテストページの属性を編集できます。

  • テストページの名前を変更する。
  • テストページの設定を追加、更新する(カバーページの画像、プロフィール画像、説明など)。
  • 事業の情報を追加、更新する(ウェブサイト、所在地、業務時間など)。
  • 他のテストユーザーをページに招待する。
  • コンテンツ、コメント、投稿への反応、イベントの作成などを公開する。
  • ページビュー、投稿によるエンゲージメント、ページへの「いいね!」など、ページインサイトを表示する。

テストページを作成したテストユーザーを削除する場合、そのテストユーザーが作成したすべてのテストページも削除されます。

テストページのグラフAPIエンドポイント

グラフAPIを使ってテストページを管理することができます。

アプリ管理者と開発者は、ユーザーアカウントのエンドポイントを使って以下のことができます。

  • テストユーザーが作成したテストページのIDを取得する。
  • テストユーザーが作成したテストページのページアクセストークンを取得する。

アプリ管理者と開発者は、ページのエンドポイントを使って以下のことができます。

  • ページの設定を追加、更新する(カバーページの画像、プロフィール画像、説明など)。
  • 事業の情報を追加、更新する(ウェブサイト、所在地、業務時間、その他など)。
  • 他のテストユーザーをページに招待する。
  • コンテンツ、コメント、投稿への反応、イベントの作成などを公開する。
  • ページビュー、投稿によるエンゲージメント、ページへの「いいね!」など、ページインサイトを表示する。
  • テストページを削除する。