広告が画面上に表示される際に、ナビゲーションバー、タブバー、ツールバー、その他の上位ビューで広告の一部が隠されたままになるのは、ユーザーエクスペリエンスとして最適とは言えません。左下の例は、iPhone Xの画面上部に表示され、上端が部分的に隠されている広告を示しています。右の例では、iPhone Xの画面上端と広告ビューの間のスペースが正しく配分され、より良いデザインになっています。
iOS 11以降は、safeAreaLayoutGuideという新しいレイアウトガイドを導入しました。これを利用して、画面にレンダリングしたい広告を含むアプリコンテンツを描画するための安全な領域を定義できます。この安全な領域は、上の例のように緑色の線で囲まれたボックスによって定義されます。この新しいレイアウトガイドを使用して、アプリにネイティブ広告を表示する技術的な実装手順を確認しましょう。同じ方法をバナー広告の表示にも応用できます。
アプリのネイティブ広告をデザインする際は、ネイティブ広告に関するガイドに従ってください。
ネイティブ広告、ネイティブバナー広告、またはバナー広告のサンプルを必ず完了しておいてください。
開発者は、高品質の製品を開発するために、ネイティブ広告またはネイティブバナー広告のレイアウトを実装する際にMeta Audience Networkポリシーに従う必要があります。クリックによる完全なコントロールを常にユーザーに提供しなければなりません。特に、広告のクリック可能エレメントについては、広告のタイトル、URL、コールトゥアクション、および画像アセットのみクリックできることを保証する必要があります。さらに、タイトルテキスト内の空白や画像ビューはクリック不可にする必要があります。
ネイティブ広告またはネイティブバナー広告のレイアウトを作成するときは、広告タイトル、広告本文、広告ソーシャルコンテキスト、広告スポンサーラベルにwhite space
が挿入されること防ぐため、UILabel
に固定の幅や高さを使わないようにします。以下は絶対に避けるべき悪い例です。
質の高いネイティブ広告を作成するには、ネイティブ広告またはネイティブバナー広告のダイナミック制約レイアウトを作成してください。例えば、ストーリーボードの自動レイアウトを利用している場合は、Trailing Space = x
の代わりにTrailing Space >= x
を、Width = y
の代わりにWidth <= y
を使うことができます。以下は、Meta Audience Networkポリシーを遵守した場合にどのようなレイアウトになるかを示す例です。
アプリと広告の統合のテスト
アプリのレビューを申請します。
アプリまたはウェブサイトから広告のリクエストが申請されるとすぐに、広告がAudience NetworkポリシーとFacebookコミュニティ規定に準拠していることを確認するためのレビューが行われます。詳しくは、レビュープロセスをご覧ください。