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開発者によるコンテンツパフォーマンスの最適化が可能に: リールおよび動画向けのFacebookオーガニックA/BテストAPIをリリース

2023年11月16日作成者:Teddy Adelise

Metaは本日、FacebookオーガニックA/BテストAPIをリリースします。プログラムを使用してコンテンツのテストを行う開発者用の企業向けAPIソリューションで、Facebookページと新デザインのページ(AP+)に投稿された新しい動画およびリール動画のみを対象としてA/Bテストを実施します。このAPIにより、サードパーティのデスクトップアプリやウェブエクスペリエンスからテスト機能を使用できるようになります。

これは、投稿のパフォーマンス最適化を支援できるツールです。オーディエンスの反応が最も良いコンテンツの種類を分析したり、トレンドを把握したりすることで、今後の投稿について情報に基づいた意思決定が可能になります。開発者がこのAPIを使用することで、クリエイターは、Facebookでの動画コンテンツの配信数を最大化するとともに、どのような変更をすれば配信を促進できるかをインサイトから把握できるようになります。

この機能により、クリエイターとビジネスの双方にメリットがある、まったく新しい使用事例が生まれます。また、開発者にとっては、担当顧客のビジネスの変革をサポートする新たなチャンスにつながります。

制限事項がありますので、詳細を開発者向けドキュメントでご確認ください。

A/Bテストでエンゲージメントを向上

FacebookオーガニックA/BテストAPIを使用すると、新規投稿のバリエーションを最大4件設定して比較テストを行い、オーディエンスが最も好むものを確認することができます。バリエーションとは1つの投稿の異なるバージョンのことで、例えば、同じ動画に4つの異なるタイトルを付けたものなどを指します。テスト中、投稿はオーディエンスのサブセットに表示されますが、ページには投稿されません。テストが終了すると、最もパフォーマンスの高かった投稿がページで公開され、オーディエンス全体に配信されます。

最適化指標は、リール動画の再生数、コメント、シェア、リアクション、インプレッション、ユニークインプレッション、リンククリック、動画の60秒再生数、平均視聴時間です。

開発者がFacebookオーガニックA/BテストAPIを連携するメリット

  • 重要なオーディエンスインサイトを取得してコンテンツ戦略に役立てる: 幅広いオーディエンスの心に響く魅力的な動画をユーザーが作成できるようになります。
  • プログラムを使用してコンテンツのパフォーマンスを高める: コンテンツのパフォーマンスを低コストで改善できる機能をユーザーに提供します。
  • 1回の実装で動画フォーマットとリールフォーマットでの成果を向上させる: 1つのAPI連携により、リールと動画という2種類のコンテンツフォーマットのパフォーマンス強化が可能になります。

この製品の対象

テンプレート、字幕、背景編集などを利用した動画の作成・編集のための強力なツールを提供するコンテンツ作成プラットフォーム。こうしたパートナーが目指すのは、スマートで使いやすくコラボレーション可能な動画編集を実現することです。

ユーザー、会社、ブランドのためにコンテンツを管理、スケジューリング、投稿、最適化するためのさまざまなソーシャルネットワーク連携をサポートするソーシャルメディア管理プラットフォーム。

直接連携によりMetaプラットフォームでコンテンツを公開できる社内ソーシャルメディア管理ツールを開発する大規模なパブリッシャーや企業所属クリエイター。

今回のリリースにあたり、MetaのパートナーであるJellysmackが、すでにFacebookオーガニックA/BテストAPIの連携を行っています。Jellysmackは、クリエイターによる複数のソーシャルメディアプラットフォームを通じたコミュニティの拡大や収益の最大化を支援するテクノロジー企業です。

FacebookリールAPIとの連携を検討している開発者の方は、開発者向けドキュメントで詳しい情報をご確認ください。