2021年12月に発表したように、広告主のマーケティング目標をより達成しやすいキャンペーン設定に効果的に誘導できるよう、新規キャンペーン作成時の目的選択の体験を再設計しました。広告の目的をシンプルにし、11種類あった従来の目的を6種類の新しい目的に統合しました。これに伴い、新しい体験に対応するため、APIが変更されることになりました。
マーケティングAPI v17.0 (2023年春リリース)より、シンプル化された目的以外を使ってキャンペーンを作成することはできなくなります。従来の目的を使用している既存のキャンペーンに影響はありません。これらのキャンペーンの複製も引き続き可能です。
マーケティングAPI v17.0より、以下の目的が廃止されることでエンドポイント「POST {ad-account-id}/campaigns
」が影響を受けます。
APP_INSTALLS
BRAND_AWARENESS
CONVERSIONS
EVENT_RESPONSES
LEAD_GENERATION
LINK_CLICKS
LOCAL_AWARENESS
MESSAGES
OFFER_CLAIMS
PAGE_LIKES
POST_ENGAGEMENT
PRODUCT_CATALOG_SALES
REACH
STORE_VISITS
VIDEO_VIEWS
過去に使用した目的に基づいてどのシンプル化された目的を選ぶべきかについて、詳しくはこちらをご覧ください。
今回、シンプル化された目的がすべての広告アカウントで利用できるようになったため、シンプル化された目的を使用しているアカウントとそうでないアカウントを区別する2つのパラメーターが不要になりました。これらのパラメーターは、マーケティングAPI v17.0では廃止されます。
広告アカウントノードの書き込みパラメーターodax_opt_in
は廃止されます。
同様に、広告アカウントでのhas_advertiser_opted_in_odax
フィールドの読み取りも廃止されます。
マーケティングAPI v17.0では、従来の「来店数の増加(STORE_VISITS
)」の目的を使って新しいキャンペーンを作成することはできなくなります。「来店数の増加」キャンペーンを新たに作成するには、代わりにシンプル化されたキャンペーンの目的「OUTCOME_AWARENESS
」を使用してください。店舗所在地の機能はここにあります。「来店数の増加」キャンペーンの新規作成について、詳しくは以下のガイダンスをご覧ください。
複数の店舗を運営するビジネスを想定し、まずメインページでページ構造を設定する必要があります。ビジネスマネージャまたはAPIによる設定方法については、以下のガイドを参照してください。
ビジネスマネージャによる設定
APIによる設定
「来店数の増加」を目的としたキャンペーンを作成するには、キャンペーンと広告セットを作成する際に以下の3つのパラメーターを使用してください。
OUTCOME_AWARENESS
PLACE_PAGE_SET_ID
REACH