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定期通知の導入: Messengerの自動メッセージで顧客を喜ばせる

2022年5月19日作成者:Ariel Smoliar

FacebookとInstagramは、ユーザーが最も興味を引かれることを発見してつながるためのツールです。ユーザーは、家族や友達の枠を超えてお気に入りのビジネスとの間でも関係を築き、メッセージをやり取りしています。このような継続的な関係を開拓できるビジネスは、新たな売上に加えて、ロイヤルティも向上させる傾向にあります。

しかし、ユーザーが商品を購入するか必要なサポートを得ると会話は終了してしまうので、ビジネスは顧客が必要としている重要な最新情報を届けることができませんでした。そこで、Metaが本日発表するのが、ビジネスがより有意義な会話を促進するのに役立つMessengerプラットフォームの定期通知機能です。ビジネスはこの機能を使って、メッセージの受信をオプトインしたユーザーにプロアクティブな自動メッセージを送信し、再エンゲージメントを促し、スレッド内で直接会話を続けることができます。

この機能により、ユーザーとビジネスの双方にメリットがある、まったく新しい使用事例が生まれます。また、開発者にとっては、担当顧客のビジネスの変革をサポートする新たなチャンスにつながります。

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ビジネス通知によってエンゲージメントを深める

定期通知により、セールのお知らせのようなコンバージョンにフォーカスしたメッセージから、ニュースレターのようなエンゲージメントを促進するコンテンツまで、その顧客に合ったメッセージを絶好のタイミングで簡単に送信できます。ビジネスは定期通知を使って次のことができます。

  • パーソナライズされたメッセージをタイムリーに送信して、アクションを促す: ビジネスは、トピックを選び、それに関してパーソナライズされたメッセージを作成できます。例えば靴屋であれば、顧客と同じサイズが入庫したときに、その顧客に通知を送ることができます。そうすることで、メッセージはより効果的に顧客に訴えるものとなり、ビジネス目標を満たすものになるのです。
    • ディスカバリー: 商品の発見のおすすめ、ブランドインスピレーションコンテンツ、ニュースレター
    • 考慮事項: 商品アラート、舞台裏のニュース、セール前のアラート、購入履歴に基づくおすすめ
    • コンバージョン: 割引コード、プロモーションコンテンツ、ロイヤルティリワード、パートナークーポン
    • エンゲージメント: ヒント、コミュニティの事例、クロスセル、商品サービスのリマインダー
  • カスタマージャーニー全体を通してメッセージを送信する: メッセージは毎日、毎週、または毎月送信できるので、ビジネスはカスタマージャーニーのどのタイミングでも顧客にリーチできます。
  • 関係を深めるメッセージを始める: 確実に質の高いエクスペリエンスを提供するため、顧客に前もってトピックと頻度を提示します。また、ビジネスが定期通知を送信できるのは、事前にオプトインした顧客のみです。さらに、顧客はいつでもワンタップでオプトアウトできます。

定期通知はオプションの新しいプレミアム機能であり、いずれ有料で提供されます。無料トライアル期間中は、Messengerプラットフォームを使用するすべてのビジネスがこの機能を利用できます。現在、WhatsApp Business APIからメッセージを送信しているビジネスには料金を請求しており、カスタマーフィードバックに耳を傾け、それを参考にしながら価格モデルを決めています。

無料トライアルに関して変更があれば、お客様とパートナーの皆様に早めにお知らせします。

エンゲージメントと売上の向上をすでに達成しているビジネス

定期通知をすでに試されたビジネスは、つながりを深め、新たなビジネス価値を見出しています。

健康食品会社Outer Aisleは、Palomaと提携し、定期通知を利用してキャンペーンや商品アラートを送信しました。この試みは顧客に歓迎され、Outer Aisleは通知のCTRを電子メールと比べて20倍に増やすことができました。

定期通知で顧客とつながるビジネスは、売上面でも成果を上げています。

ラテンアメリカ最先端のチケット販売プラットフォームeTicketは、販売開始前のコンサートに関する毎日の通知と、今後のイベントに関する毎月の通知を通じてファンにエンゲージしました。同社は、「Messengerに送信」プラグインを使ってMessengerで顧客との会話を開始し、定期通知のオプトイン率72%を達成しました。これは売上につながりました。通知を受け取ったファンの65%が、その日のうちにチケットを購入したのです。

婦人衣料の小売業者ChicMeは、Sanukerと協力し、電子メールやSMSを利用する従来の手法から、定期通知を利用するマーケティングへと一新しました。買い物客は、クーポンや新商品に関する毎週の通知にオプトインしました。その結果、メールキャンペーンと比較して、カスタマーあたりの収益が13倍増加したのです。さらに、通知がきっかけで初めて購入した人が60日以内にリピート購入した割合は33%に上りました。

開発者パートナーのエコシステム

開発者は簡単に定期通知を実装できます。また、ビジネスが顧客と再エンゲージメントするのをサポートできる開発者は世界中にたくさんいます。

定期通知を使ってより短期間で成果を上げたいなら、プレイブックと成功事例をチェックし、 開発者向けドキュメントを確認して、通知の構築を始めましょう。

今年後半には、Instagram用のMessenger APIでも、定期通知が提供される予定です。開発者の方は、ベータ版に興味がある開発者のリストにご登録いただけます。