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カスタム統合

Workplace APIの機能を利用して、Workplaceを既存のワークフローに統合できます。カスタム統合は、組織の内部開発(または単一のWorkplaceカスタマーのみを対象とする特注開発)に適しています。

概要

Workplaceのカスタム統合は、グラフAPIアカウント管理APIを使用して、Workplaceの機能を拡張するサービスです。

カスタム統合アプリを構築すると、従業員情報をIDサービスと同期したり、グループメンバーシップを自動化したり、グループ内の投稿のバックアップを作成したり、別のサービスのアクティビティに基づいて特定のグループへの投稿を自動化したりできます。

カスタム統合を使用して、WorkplaceおよびWorkplaceチャットのグループで通信できるグループとチャットのボットを構築することもできます。

カスタム統合は、組織の内部開発(または単一のWorkplaceカスタマーのみを対象とする特注開発)に適しています。SaaSまたはPaaSの統合を複数のWorkplaceカスタマーに提供するなどの別の目的がある場合は、代わりにサードパーティ製アプリを使用する必要があります。

カスタム統合用に生成したアクセストークンは、トークンを生成したユーザーにはリンクされません。結果として、ユーザーが削除されるか無効化されたときに、トークンは期限切れにならずローテーションもされません。アクセストークンは、Workplace管理者により手動でローテーションされるか、カスタム統合が無効にされるまで、有効のままです。

Workplace用アプリの作成

Workplace用のグラフAPIとアカウント管理APIは一般公開されているAPIであり、RESTベースのAPIを呼び出す方法を知っている開発者であれば誰でも利用できます。これらのAPIへのアクセスは、特定のアクセス許可を持つアプリによって制御され、アクセストークンによって保護されます。

Workplaceコミュニティのシステム管理者だけが、コミュニティでアプリを作成してアクセストークンを生成できます。

アプリとページ

カスタム統合を作成すると、次の2つのオブジェクトが作成されます:

  • [アプリの編集]画面で定義される特定のアクセス許可を持つアプリ
  • Workplaceコミュニティ内でのみ表示される「ボット」タイプのページ。ページ名はカスタム統合の名前を反映し、ページのプロフィール写真はカスタム統合の作成時に選択したアイコンと一致します。

カスタム統合トークンが生成され、カスタム統合を作成する際に表示されます。このトークンを使用することにより、ページとして投稿を読み書きできます。

カスタム統合の作成

Workplace用アプリを作成するには、次の手順を実施します:

  1. 管理者用パネル[統合]タブを開きます。
  2. [アプリを作成]ボタンをクリックします。
  3. アプリに関連する名前と説明を選択します。
  4. アプリのプロフィール写真を追加します。これは、アプリが視覚的に表現されるとき(例えばグループに投稿するとき)、常に使用されます。
  5. 必要な統合機能に応じて、アプリに必要なアクセス許可を選択します。
  6. 表示されたアクセストークンをコピーして安全に保存します。これは、API呼び出しを行うときに必要になります。

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Workplace用アプリの作成について詳しく知りたい場合、またはカスタム統合のユースケースを見つけたい場合は、以下のガイドをご覧ください。