アプリレビューを通じて、個々のアクセス許可と機能に関する承認をリクエストできます。アプリレビューを通じて承認されたアクセス許可は、どのアプリユーザーからもリクエストできますが、未承認のアクセス許可は、リクエストしたアプリで役割を付与されているアプリユーザーのみがリクエストできます。同様に、承認された機能は、すべてのユーザーに対してアクティブになりますが、未承認の機能は、アプリで役割を持っているユーザーに対してのみアクティブになります。
レビュープロセスの一部として、リクエスト対象のアクセス許可と機能がそのアプリで実際に使用されているかどうかを確認するテストが実施されます。Facebookが該当アプリにアクセスしてテストできない場合、申請全体が却下されます。アプリのテストはできるものの、リクエストしている特定のアクセス許可または機能を必要とする機能をテストできない場合、そのアクセス許可または機能は承認されません。
アプリ自体に対する役割を付与されたユーザーしかアプリを使用しない場合、アプリレビューは不要です。
申請プロセスの一部として、申請に含まれる個々のアクセス許可と機能をテストするためのアプリの使用方法を示す画面録画をアップロードする必要があります。アプリのテストでは、画面録画の中で実行されている手順を再現することが試みられます。リクエストされているアクセス許可または機能を対象のアプリを使用してテストすることができない場合、そのアクセス許可または機能は承認されません。
アプリレビューリクエストを申請すると、申請ステータスについて知らせる開発者通知が定期的に届きます。それらのアラートは、[アラート] > [受信箱]パネルに表示されます。申請ステータスは、[アプリレビュー] > [リクエスト]パネルでも確認できます。
通常、申請の処理にかかる期間は1週間未満で、ほとんどの場合は2~3日で完了しますが、繁忙時にはそれより長くなることがあります。
アプリがすでにライブモードになっている場合、アプリレビューが必要な新しい機能をリリースしたいときや、アプリによるFacebookデータの利用方法を変更したいときは、ライブアプリからテストアプリを作成して新規開発に使用します。テストアプリは、常に開発モードになっている子アプリであり、親アプリのすべての設定を継承します。
ビジネスアプリタイプのアプリには、アプリモードがありませんが、アクセスレベルに依存します。ビジネスアプリで新たにレビュー対象となる機能をリリースする場合は、アプリ自体に対して権限を持つユーザーまたはアプリを申請した事業者よって、新たに必要となるアクセス許可と機能をテストします。その後、アプリレビューの申請時に、それらのアクセス許可と機能へのAdvanced Accessをリクエストします。