シェア機能は、Messengerのエクスペリエンスの重要な部分です。そのため、ボットとやり取りする利用者が、Messengerのウェブビューに表示されるページを簡単にシェアできるようにしました。これにより、ボットの露出を高めることができます。
ウェブビューではデフォルトで、ユーザーがボットのページをMessengerのスレッドにシェアできるようになりました。
リンクをシェアすると、表示されるバブルに、受信者がボットを利用するためのアトリビューションが追加されます。
ユーザーがこの方法でページをシェアした場合に表示されるメッセージバブルの内容を制御できるよう、ページにOpen Graphメタタグを設定することをおすすめします。
バブルを詳細に制御する場合や、受信者にタップさせるカスタムのコールトゥーアクションを作成する場合は、後述の、Messengerエクステンションのカスタマイズしたシェア機能をお使いください。
機密情報や、ボットユーザーのみが利用できるウェブアプリが表示される場合など、ウェブビューからのシェアをユーザーに許可したくない場合があります。
そのため、メニュー項目とURLボタンの両方でwebview_share_button
属性を利用できるようになりました。この属性をhide
に設定すると、ウェブビューのシェア機能が無効になります。ウェブビューに機密情報が表示される場合は、これを利用してください。
この属性で非表示になるのは、ウェブビューChromeに表示されるシェアボタンだけです。
ボットからのコンテンツの一部に「いいね!」しているユーザーは、すでにウェブビューからシェア機能を使えるようになっています。
必要に応じて、ユーザーのエクスペリエンスをさらにカスタマイズすることもできます。例えば、表示されるバブルのフォーマットを管理して、受信者に特定のコールトゥーアクション(「購入」や「プレイ」など)を表示するようにできます。または、送信者に表示されているのとは異なるURLでホストされている特定のフロー(返信の作成やアンケートへの回答など)に、受信者をリダイレクトすることもできます。
シェアボタンから送信されたメッセージも、share_contents
属性を使って同じ方法でカスタマイズできます。
ポリシーに関するリマインダー API経由でシェアされるメッセージは、プラットフォーム規約と開発者ポリシーに従う必要があります。ボットでシェアに対するインセンティブを提供したり、ユーザーを欺いてシェアに誘導したりしてはなりません。
Messenger向けに調整されていないコンテンツやリンクをボットでシェアする場合、デフォルトのシェアボタンをオンにしておくことをおすすめします。
ウェブビューでカスタマイズしたシェア機能を使用する場合は、ウェブビューのデフォルトのシェアボタンをオフにすることをおすすめします。デフォルトで表示されるバブルは、自分で作成するバブルよりも効果が低くなる可能性があります。
プラットフォームポリシーに従い、ユーザーにインセンティブを提供して不必要にシェアや機能のブロックを促してはなりません。
ウェブビューでは、ユーザーのアクションを介さずにシェアフローを開かないでください。