ユーザープロフィールAPI

ユーザープロフィールAPIを用いれば、InstagramスコープID (IGSID)を使って顧客のプロフィール情報を取得できます。この情報を使用して、ビジネスとやり取りをする各個人向けにパーソナライズしたエクスペリエンスを作成できます。

ユーザーの同意

ユーザープロフィールにアクセスするにはユーザーの同意が必要です。ユーザーの同意は、ユーザーがビジネスにメッセージを送信したり、アイスブレーカーや固定メニューをクリックした場合にのみ設定されます。投稿やコメントにコメントしたが、ビジネスにメッセージを送信していない場合、アプリがエラーとなるため、ユーザープロフィールへのアクセスにはユーザーの同意が必要です。

要件

以下が必要です:

  • instagram_basicアクセス許可
  • instagram_manage_messagesアクセス許可
  • pages_manage_metadataアクセス許可
  • pages_read_engagementアクセス許可
  • pages_show_listアクセス許可
  • ページでMODERATEタスクを実行できるユーザーがリクエストしたページアクセストークン

制限

ビジネスが顧客によってブロックされた場合、その顧客の情報を見ることができなくなります。

ユーザープロフィールフィールド

次のプロフィールフィールドはグラフAPIの全バージョンで利用できます。

フィールド名 説明

name

文字列

顧客の名前(名前が設定されていない場合はnullになります)

profile_pic

url

顧客のプロフィール写真のURL (プロフィール写真が設定されていない場合はnullになります)。このURLは数日で期限切れになります。

次のプロフィールフィールドはグラフAPI v12.0以降で利用できます。

フィールド名 説明

is_verified_user

ブーリアン

顧客の認証ステータス

follower_count

整数

顧客のフォロワーの人数

is_user_follow_business

ブーリアン

顧客がビジネスをフォローしているかどうかを示します

is_business_follow_user

ブーリアン

ビジネスが顧客をフォローしているかどうかを示します

次のプロフィールフィールドはグラフAPI v14.0以降で利用できます。

フィールド説明

username

文字列

顧客のInstagramアカウントのユーザーネーム

顧客のプロフィール情報を入手するには、その顧客のInstagramスコープIDノードにGETリクエストを送信し、表示したいフィールドを含めます。

リクエストの例

読みやすくするためにフォーマットしています。
curl -X GET "https://graph.facebook.com/v19.0/instagram-scoped-user-id
  ?fields=name,username,profile_pic,follower_count,is_user_follow_business,is_business_follow_user
  &access_token=page-access-token"

成功すると、アプリは次のJSON応答を受け取ります。

{
  "name": "Peter Chang",
  "username": "peter_chang_live",
  "profile_pic": "https://fbcdn-profile-...",
  "follower_count": 1234
  "is_user_follow_business": false,
  "is_business_follow_user": true,
}

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