このドキュメントでは、MetaのMessengerプラットフォーム使って、Instagramプロアカウントから顧客や人に自由形式メッセージを送信するための要件について説明します。
送信する自由形式メッセージには、次のものを含めることができます。
このガイドは、Messengerプラットフォームの概要に目を通していること、InstagramプロアカウントにリンクされたFacebookページ(またはテストページ)などの必要なコンポーネントを実装済みであること、Meta開発者として登録済みであること、アプリダッシュボードの[Messenger] > [Instagramメッセージ製品]でビジネスアプリIDを作成済みであることを前提としています。
また、Meta開発者プラットフォームのステータスをチェックし、問題がないことを確認しておくとよいかもしれません。
instagram_manage_messages
アクセス許可メディアタイプ | サポートされるフォーマット | サポートされる最大サイズ |
---|---|---|
音声 | acc、m4a、wav、mp4 | 25MB |
画像 | png、jpeg、gif | 8MB |
動画 | mp4、ogg、avi、mov、webm | 25MB |
メディアの添付ファイルについて詳しくは、Instagramメッセージ用メディアのアップロードをご覧ください。
テキストまたはリンクを含むメッセージを送信するには、recipient
パラメーターにInstagram-scoped ID (IGSID)を、message
パラメーターに対象のテキストまたはリンクを指定して、POST
リクエストを/PAGE-ID/messages
エンドポイントに送信します。
メッセージテキストは1000バイト以下のUTF-8でなければなりません。リンクは有効な形式のURLでなければなりません。
読みやすいようにフォーマットしています。
curl -i -X POST \ "https://graph.facebook.com/LATEST-API-VERSION/me/messages?access_token=PAGE-ACCESS-TOKEN" \ --data 'recipient={"id":"IGSID"}&message={"text":"TEXT-OR-LINK"}'
成功すると、アプリは次のJSON応答を受け取ります。
{ "recipient_id": "IGSID", "message_id": "MESSAGE-ID" }
Instagramに公開済みの投稿を含むメッセージを送信するには、recipient
パラメーターにInstagram-scoped ID (IGSID)を、message
パラメーターにtype
をMEDIA_SHARE
に設定したattachment
オブジェクトを、payload
に投稿のMeta IDを指定して、POST
リクエストを/PAGE-ID/messages
エンドポイントに送信します。
メッセージで使われるメディアは、ビジネスが所有するものでなければなりません。
curl -i -X POST \ "https://graph.facebook.com/LATEST-API-VERSION/me/messages?access_token=PAGE-ACCESS-TOKEN" \ --data 'recipient={"id":"IGSID"}&message={ "attachment": { "type":"MEDIA_SHARE", "payload":{"id":"POST-ID"} } }’
成功すると、アプリは次のJSON応答を受け取ります。
{ "recipient_id": "IGSID", "message_id": "MESSAGE-ID" }
ハートのスタンプを送信するには、recipient
パラメーターにInstagram-scoped ID (IGSID)を、message
パラメーターにtype
をlike_heart
に設定したattachment
オブジェクトを指定して、POST
リクエストを/PAGE-ID/messages
エンドポイントに送信します。
読みやすいようにフォーマットしています。
curl -i -X POST \ "https://graph.facebook.com/LATEST-API-VERSION/me/messages?access_token=PAGE-ACCESS-TOKEN" \ --data 'recipient={"id":"IGSID"}&message={ "attachment": { "type":"like_heart" } }’
成功すると、アプリは次のJSON応答を受け取ります。
{ "recipient_id": "IGSID", "message_id": "MESSAGE-ID" }
リアクションを送信するには、recipient
パラメーターにInstagram-scoped ID (IGSID)を、sender_action
パラメーターにreact
を指定し、message_id
にはリアクションを適用するメッセージのIDを、reaction
にはlove
を設定したpayload
を指定して、POST
リクエストを/PAGE-ID/messages
エンドポイントに送信します。
読みやすいようにフォーマットしています。
curl -i -X POST \ "https://graph.facebook.com/LATEST-API-VERSION/me/messages?access_token=PAGE-ACCESS-TOKEN" \ --data 'recipient={"id":"IGSID"}&sender_action=react&payload={ "message_id":"MESSAGE-ID", "reaction":"love", }'
メッセージからリアクションを削除するには、recipient
パラメーターにInstagram-scoped ID (IGSID)を、sender_action
パラメーターにunreact
を指定して、message_id
にリアクションを削除する対象となるメッセージのIDを設定したpayload
を指定して、POST
リクエストを/PAGE-ID/messages
エンドポイントに送信します。
curl -i -X POST \ "https://graph.facebook.com/LATEST-API-VERSION/me/messages?access_token=PAGE-ACCESS-TOKEN" \ --data 'recipient={"id”:”IGSID”}&sender_action="unreact"&payload={ “message_id":"MESSAGE-ID", }'
reactリクエストとunreactリクエストが成功すると、アプリは、以下のJSON応答を受け取ります。
{ "recipient_id": "IGSID" }
音声、画像などのメディアをMetaサーバーにアップロードし、複数のメッセージで使えるようにする。