ディープリンクは、アプリに移動できるほか、アプリ内の特定のコンテンツにも移動できるリンクです。詳しくは、アプリ広告にディープリンクを追加するをご覧ください。
ユニバーサルリンクやカスタムURLスキームを使って、ディープリンクをサポートできます。
iOSモバイルアプリでユニバーサルリンクをサポートするには、以下の前提条件を満たしていなければなりません。
Appleのガイドラインに従って、アプリとウェブサイトをコンテンツにリンクできるようにします。それには、以下が含まれます。
ウェブサイトをアップデートして、関連するドメインをサポートする
アプリをアップデートして、ユニバーサルリンクをサポートする
この前提条件を満たしたら、合算イベント測定をサポートするためのコードをアプリに追加できます。詳しくは、合算イベント測定をご覧ください。
アプリダッシュボードでアプリのディープリンク情報を追加します。[ダッシュボード] > [設定] > [iOS]に移動します。
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を除去したURLスキームを追加します。例えば、URLスキームがmytravelapp://
の場合、mytravelapp
と入力します。注: これはiOS16より前のiOSバージョンの条件としては適用されません。APP_STORE_ID
)からIDを取得します。ディファードディープリンクを使うと、利用者がアプリストアからアプリをインストールした後、その利用者をカスタムビューに誘導できます。
まだ該当アプリをインストールしていない人をターゲットに設定する場合は、ディファードディープリンクを使う必要があります。アプリをすでにインストールしている利用者のみをターゲットに設定している場合は、ディファードディープリンクを追加する必要はありません。
iOS 14のアップデートに合わせて、SKAdNetworkキャンペーンでは、POST /{ad-id}
エンドポイントでディファードディープリンクがサポートされなくなりました。
iOS用Facebook SDKには、App Linksという製品が含まれています。App Linksを使うと、アプリでディファードディープリンクに対応できるようになります。ディープリンクの実装のほかに、アプリに以下のコードを追加するだけで、ディファードディープリンクを処理できます。
GDPRコンプライアンスのFB SDKベストプラクティスにあるGDPRコンプライアンスに従う場合は、エンドユーザーの同意が得られた後、ディファードリンクをフェッチする前に、まず自動初期化を再有効化します。
ディファードリンクを処理するコードは、次のようになります。
#import <FBSDKCoreKit/FBSDKCoreKit.h> - (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions { if (launchOptions[UIApplicationLaunchOptionsURLKey] == nil) { [FBSDKAppLinkUtility fetchDeferredAppLink:^(NSURL *url, NSError *error) { if (error) { NSLog(@"Received error while fetching deferred app link %@", error); } if (url) { [[UIApplication sharedApplication] openURL:url]; } }]; } return YES; }
自動SDK初期化を再度有効にするコード(必要な場合)は、次のようになります。
#import <FBSDKCoreKit/FBSDKCoreKit.h> - (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions { if (launchOptions[UIApplicationLaunchOptionsURLKey] == nil) { // Get user consent [FBSDKSettings setAutoInitEnabled:YES]; [FBSDKApplicationDelegate initializeSDK:nil]; [FBSDKAppLinkUtility fetchDeferredAppLink:^(NSURL *url, NSError *error) { if (error) { NSLog(@"Received error while fetching deferred app link %@", error); } if (url) { [[UIApplication sharedApplication] openURL:url]; } }]; } return YES; }
ディファードリンクを処理するコードは、次のようになります。
import FacebookCore func application(_ application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [UIApplication.LaunchOptionsKey : Any]? = nil) -> Bool { AppLinkUtility.fetchDeferredAppLink { (url, error) in if let error = error { print("Received error while fetching deferred app link %@", error) } if let url = url { if #available(iOS 10, *) { UIApplication.shared.open(url, options: [:], completionHandler: nil) } else { UIApplication.shared.openURL(url) } } } return true; }
自動SDK初期化を再度有効にするコード(必要な場合)は、次のようになります。
import FacebookCore func application(_ application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [UIApplication.LaunchOptionsKey : Any]? = nil) -> Bool { // Get user consent Settings.isAutoInitEnabled = true ApplicationDelegate.initializeSDK(nil) AppLinkUtility.fetchDeferredAppLink { (url, error) in if let error = error { print("Received error while fetching deferred app link %@", error) } if let url = url { if #available(iOS 10, *) { UIApplication.shared.open(url, options: [:], completionHandler: nil) } else { UIApplication.shared.openURL(url) } } } return true; }
[ツール&サポート]セクションの[アプリ広告ヘルパー]でFacebook SDKとディープリンク設定を確認できます。ディープリンク広告の掲載を始める前に、設定を確認することをおすすめします。
ディープリンク設定を確認するアプリのインストールを目的として選択している場合は、ディファードディープリンクを追加できます。
広告マネージャで、新しい広告セットを選択し、広告クリエイティブまでスクロールします。インストールしたアプリの特定の場所に利用者を誘導できるようにFacebook App Linksのメタデータを実装したディープリンクまたはURLを追加します。