Meta Business拡張機能の概要

Meta Business拡張機能は、ビジネスがFacebookやInstagramのプロフィールを、プラットフォームでのプレゼンスにリンクするのに役に立ちます。リンクすると、ビジネスが使える大規模な機能スイートの威力を発揮しやすくなります。最終的には、新規のお客様へのリーチが増え、ウェブサイトでの取引が活性化されます。

メリット

  • ページ、カタログ、Metaピクセル、ビジネスマネージャ、広告アカウントといったMetaビジネスアセットを作成し、管理することにより、販売者のオンボーディングをサポートします。そうすれば、販売者は、Metaのプラットフォームで簡単にプレゼンスを管理し、FacebookやInstagramに商品を出品する、Messengerをカスタマーサポートチャンネルとして利用する、Metaのプラットフォームで宣伝するといったアクションを簡単に実行できるようになります。

  • オンボーディングが統合され、簡素化されます。

  • 統合プロセス全体を簡素化することで、APIを個別に統合する必要がなくなります。例えば、ビジネスマネージャを統合し、次にページAPIを統合し、さらにマーケティングAPIを統合するという工程を踏む代わりに、Meta Business拡張機能を使って統合を一度構築するだけで済みます。これは、Webhooksで送信されるユーザートークンとシステムトークンを通じて管理されます。詳しくは、アセットIDとアクセストークンを取得するをご覧ください。

  • ポップアップダイアログでの一貫したシンプルな販売者オンボーディング工程が提供されるため、パートナーが独自にユーザーインターフェースを構築する必要がなくなります。

  • 販売者にプレゼンスを確立できるエンドツーエンドなオンボーディングプロセスを提供します。これにより、パートナーのプラットフォーム上で直接成長することが可能になります。

  • すぐにデプロイできる開発ツールキットが備わっているので、簡単かつコスト効率良く実装できます。

  • UIやAPIのアップグレードのための継続的な保守作業を最小限に抑えます。

ビジネスバーティカルごとの機能

Meta Business拡張機能には、ビジネスに有効にできるさまざまな機能が用意されています。このコンテキストにおいて機能とは、ビジネスの成果を生み出せる特定の統合のことを指します。統合ごとに実装要件はそれぞれ異なり、有効にしたい機能を設定できます。例えば、ビジネスのページコールトゥアクションの管理、ビジネスのウェブサイトでのMessengerチャットプラグインの有効化などがあります。詳しくは、ビジネス機能を設定するをご覧ください。

このコンテキストにおいてバーティカルとは、アプリの属するビジネスタイプを表します。対象とするビジネスのタイプに応じて、1つ以上のバーティカルとの統合が可能です。1つのビジネスに、ニーズに応じて1つ以上のバーティカルを設定できます。

要件

  • まだMetaアプリを作成していない場合は作成し、ビジネスアプリタイプを選択します。

  • アプリは、認証済みビジネスであるビジネスマネージャが所有していなければなりません。詳しくは、ビジネスの認証方法をご覧ください。

  • アプリでは、アプリレビューを通じて承認された次のアクセス許可が必要な場合があります。

    • catalog_management— アプリでカタログ機能を有効にする場合のみ。
    • ads_management - クライアントに代わって販売者広告の管理もする場合。
    • business_creative_management - アプリがdraper APIを利用するクリエイティブアプリの場合。

次のステップ

統合のステップについては、スタートガイドをご覧ください。

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