Meta Business拡張機能開発者パネルは、アプリダッシュボードで利用できる製品です。このセクションでは、Meta Business拡張機能の統合を設定し検証する方法について順を追って説明します。
manage_business_extension
プライベートアクセス許可が必要です。対象アプリを許可リストに追加するようMetaパートナーに依頼し、許可されたら通知を受けるようにしてください。[概要]タブのチェックリストには、Metaチームにレビューを申請する前にMBE統合の一部として完了し、ビルドし、検証する必要があるすべての項目があります。
必要なステップを見落とすことがないよう、わかりやすいガイドになっています。[設定]タブのステップの進捗状況に従って、チェックリストの項目に[未完了]、[任意]、[エラー]、[完了]のマークが自動で付けられます。
[設定]タブで、統合の大部分について設定し検証します。始める前に、アプリがビジネスに提供するユースケース、認証ツール、機能について考えてください。そうすることにより確実に、設定を適切なものとし、適切なツールを構築できます。
このタブの各セクションで検証を行うことにより、ビジネスに提供する前に修正が必要な現在の統合のエラーを確認できます。例えば、ビジネスログインや認証URLをビルドする際に、無効な設定値(サポートされていない通貨、誤った形式のextras、不完全な機能設定など)を使用した場合、[保存]ボタンをクリックするとエラーが生じ、カードに[エラー]のマークが付きます。
例
Webhooksカードを使用してWebhooks設定を設定したり修正したりします。システムは、ここで入力されたコールバックURLと認証トークンをテストし検証します。検証されると、fbe_install
Webhookは自動的にサブスクリプション登録されます - ただし、サブスクリプションの状態は、カードの下部にあるスイッチを使用して切り替えられます。
開発者パネルのワイルドカードドメインを使用して、ピクセルで一般的な検証を実行します。また、これらの検証により、MBEを活用できる可能性のあるビジネスを特定できます。プラットフォーム上のビジネスのURLとして考えられるすべてのフォーマットを追加してください。
例
https://www.example.com
https://www.example.com/*
https://www.*.example.com
https://www.example.com/some_mandatory_path/*
https://www.example.com/*/some_mandatory_path/*
ピクセル実装を検討する際には、ピクセルアンケートをご利用ください。ピクセルアンケートは、[設定]タブの[ピクセルカードの設定]にあります。[設定]ボタンをクリックして、アンケートを開始してください。アンケートに記入した回答は、Facebookが統合のレビューの際に、ピクセルを実行する実装について理解するために使用されます。
このタブから、統合レビュープロセスを開始できます。[概要]タブの必須のチェックリスト項目への記入が完了すれば、すぐに統合のレビューを申請できます。
統合が承認されたら、このタブにアクセスできるようになり、[アプリの起動]ボタンをクリックして、一般ユーザーに対してアプリを起動できるようになります。
このタブにある2つのツールは、ローンチしてビジネスのオンボーディングを開始した後、FBEの接続の詳細について確認したり、オンボーディングに影響する問題を解決したりする際に役立ちます。
ビジネスのオンボーディングをサポートする場合(例えば、ビジネスがカスタマーサポートチームに対し、接続できない、または機能が意図したとおりに動かないと報告する場合など)の最初の手順として、デバッガーツールを使用することをおすすめします。これらのツールは、開発者側に問題があり、セルフサービスで修正できるかどうかを判断するのに役立ちます。
このリストは、MBE連携の誤った設定のためにビジネスのオンボーディングを妨げる、さまざまなタイプのインストールエラーを示します。エラータイプごとに、影響を受けるビジネスの数が[合計数]として表示されます。
右側のドロップダウンを使って、特定の期間(先月、週、日)のエラーリストを表示できます。
例
表示されているエラーの解決方法
このダッシュボードにリストされているエラーすべては、ビジネスログインと認証URLを使用したビジネスのオンボーディングの際にFacebookに渡す、extrasオブジェクトの誤った設定が原因です。
解決するには、extrasオブジェクトのどの部分が欠落しているか、正しい形式でないか、または無効な値を使用しているかを特定する必要があります。リストされている各エラータイプに原因が示されているため、extrasとして統合が送信している値をFBEリファレンスで検証できます。
よくある例
setup
のcurrency
フィールドのフォーマットが正しくない - 一部のビジネスで、extrasオブジェクトで送っている通貨の値が、Facebookでサポートされていない。
ig_cta
のbusiness_config
フィールドに無効な値が含まれている - InstagramのCTAを有効にするために使用されているフィールドか値が、ig_cta
オブジェクトに対して期待されている値ではない。
このツールで、特定のビジネスのステータスや詳細を確認することができます。ビジネスのexternal_business_id
を指定すると、現在MBEに接続されているかどうかを確認できます。接続済みのビジネスについては、接続済みアセットの詳細(例: ページ、Instagram、カタログ、ピクセルなど)や、接続によって有効になったMBEの機能のリストを入手できます。