Facebook Business拡張機能のビジネス機能を有効にして設定するために利用できるオプションの説明。
ユーザーに対してビジネス機能を有効にして設定するには、以下のいずれかの利用可能なオプションを使用します。
オプション | 説明 | 推奨事項 |
---|---|---|
ビジネスログイン時に指定して、Facebook Business拡張機能(FBE)を有効または無効にします。 パートナーに対してこの機能オプションを有効にするには、FBE開発者パネルを使用します。この機能が使用されている場合、パートナーは、それらの機能が自動的に有効になることをユーザーに通知する必要があります。 | ユーザーに対して設定するデフォルトの機能セットがある場合におすすめします。 | |
ユーザーがFBE機能を有効または無効にするための、セルフサービスのFacebook UI。 | UIをビルドして、FacebookのUIセルフサービス、Facebook機能、Instagram機能のいずれも使用したくない場合におすすめします。 | |
カスタムの機能管理ビューを作成して、FBE機能を有効または無効にします。 | ユーザーのルック&フィールにマッチした独自の機能管理ビューを作成する場合におすすめします。 |
Facebook Business拡張機能には、自社のビジネスに対して有効にできる多くの機能があります。
サポートされている機能の包括的なリストをご覧ください。
以下の機能が、適しているバーティカル別に次のように分類されています。
機能 | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
Facebookページのコールトゥーアクション |
| ビジネスのFacebookページにあるコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Instagramコールトゥーアクション |
| ビジネスのInstagramプロフィールにあるコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Messengerコールトゥーアクション |
| ユーザーがビジネスにメッセージを送信する時のMessengerのコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Messengerチャット |
| ウェブサイトへのMessenger直接統合を可能にし、カスタマーがビジネスといつでもやり取りできるようにします。 |
機能 | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
注目のサービスのページカード |
| カタログが必須です。 ビジネスのFacebookページの注目のサービスのカード。 |
Messenger送信予約可能日時スレッドインテント |
| ビジネス管理者がユーザーにチャットで予約可能日時を簡単に通知できる、Messengerによる提案。 |
機能 | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
Facebookページのコールトゥーアクション |
| ビジネスのFacebookページにあるコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Instagramコールトゥーアクション |
| ビジネスのInstagramプロフィールにあるコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Messengerコールトゥーアクション |
| ユーザーがビジネスにメッセージを送信する時のMessengerのコールトゥーアクション(CTA)ボタン。 |
Messenger送信予約可能日時スレッドインテント |
| ビジネス管理者がユーザーにチャットで予約可能日時を簡単に通知できる、Messengerによる提案。 |
機能 | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
注目のサービスのページカード |
| APPOINTMENTSバーティカルでのみ利用可能。 カタログの実装が必須です。 ビジネスの注目のサービスのカードをFacebookページで有効にします。SERVICESバーティカルに必須のフィールドとフォーマットについては、FBEカタログをご覧ください。 |
Messengerチャット |
| ウェブサイトへのMessengerの直接統合を有効にします。この機能によりお客様は、Messengerと同様のパーソナライズされたリッチメディアエクスペリエンスで、ビジネスといつでもやり取りできるようになります。 機能設定APIから
<div class="fb-customerchat" page_id="<PAGE_ID>"> </div>
詳しい実装ガイドについては、カスタマーチャットプラグインをご覧ください。 |
business_config
プロパティで指定することにより、自分のビジネスに任意の数の機能を設定できます。これは、ビジネスログインとApp Storeの両方で、extras
パラメーターにより渡されます。FBEのインストールが完了したらすぐに、自分のビジネスで有効にしたいすべての機能をここで指定してください。
business_config
はJSONオブジェクトであり、さまざまな機能の設定方法を記述するサブフィールドを含みます。指定できるサブフィールドとbusiness_config
について説明します。例えば、ビジネスのFacebookページCTAとInstagram CTAのみを設定する場合、business_config
オブジェクトは次のようになります。
{ "business": { "name": "Foo Business" }, "page_cta": { "enabled": true, "cta_button_text": "Book Now", "cta_button_url": "https://partner-site.com/foo-business", "below_button_text": "Powered by FBE Partner" }, "ig_cta": { "enabled": true, "cta_button_text": "Book Now", "cta_button_url": "https://partner-site.com/foo-business" }, }
インストール時にbusiness_config
で指定した以外の機能をさらに設定できるようにするには、ビジネスをプラットフォームからFBE管理ビューに移動させます。
コードに以下のメソッド(Javascript SDKまたはURL)を追加して、FBE管理ビューを起動するエントリーポイントを追加できます。どちらの例でも、クリックするとFBE管理モードウインドウを起動させるボタンが表示されます。クライアントがFBEの設定を完了するまでFBE起動ボタンを表示しないようにすることをおすすめします。必ずexternal_business_id
のfbe_external_business_id
を渡してください。
任意のtab
パラメーターに希望するタブの名前を指定して渡すことにより、FBE管理ビュー用に選んだタブを指定できます。例えば、'Home'または'Commerce'に設定できます。このパラメーターは、Javascript SDKまたはURLのメソッドで使用できます。
<script> function launchFBEManagementView() { FB.ui({ display: 'popup', method: 'facebook_business_extension', external_business_id: '<fbe_external_business_id>', tab: '<selected_tab_name>', // optional }, function(response){ // implement }); } </script> <a href="javascript:void(0);"> <button onclick="launchFBEManagementView()">Launch Management View<button></a>;
<a href="https://www.facebook.com/facebook_business_extension?app_id=<app_id>&external_business_id=<fbe_external_business_id>&tab=<selected_tab_name>"><button>Launch Management View</button></a>
初期インストール後に自分でビジネスの機能を設定および更新するには、FBE機能設定APIを使用します。
カスタマイズできない機能については、機能インスタンスIDと有効化済みフラグだけが表示されます。カスタマイズ可能な機能のみ、POSTリクエストで更新できます。
機能設定APIはFBEインストールAPIとは異なり、関連アセットだけではなく、有効化済みステータスや特定の機能のカスタマイズ設定など、機能の付加的な情報を提供します。FBEインストールAPIを呼び出した後、機能の有効化済みステータスまたは設定についてさらに情報が必要な場合は、機能設定APIを使用します。
次のAPIエンドポイントを使用すれば、FBEをインストールしたプラットフォーム上の特定ビジネスの機能の有効化、無効化、設定を行えます。これらのエンドポイントで使用されるaccess_token
は、ビジネスログインまたはWebhookにより返されたものです。
サーバーにビジネスの設定を保存しないことをおすすめします。設定は、必ず以下で定義されるAPIでクエリしてから変更してください。ユーザーは、FacebookプラットフォームでまたはFBE管理ビューからこれらの機能を変更できるため、自分のプラットフォームにある設定が最新ではない可能性があります。
次のリクエストを発行することにより、任意のビジネスの現在の機能設定ステータスを読み取ることができます。
CURL -X GET 'https://graph.facebook.com/<API_VERSION>/fbe_business/?fbe_external_business_id=<fbe_external_business_id>&access_token=<access_token>'
business_config
オブジェクトを確認します。
いずれかのまたはすべての機能を更新するには、次のPOST
リクエストを渡します。
CURL -i -X POST \ -F 'fbe_external_business_id=<fbe_external_business_id>' \ -F 'business_config={business_config object}' \ -F 'access_token=<access_token>' \ "https://graph.facebook.com/<API_VERSION>/fbe_business"
応答の例。
{ "page_cta": { "feature_instance_id": id1, "enabled": true, "cta_button_text": "Book Now", "cta_button_url": "https://partner-site.com/foo-business1", "below_button_text": "Powered by FBE Partner" }, "page_ctas": [ { "feature_instance_id": id1, "enabled": true, "cta_button_text": "Book Now", "cta_button_url": "https://partner-site.com/foo-business1", "below_button_text": "Powered by FBE Partner" }, { "feature_instance_id": id2, "enabled": true, "cta_button_text": "Book Now", "cta_button_url": "https://partner-site.com/foo-business2", "below_button_text": "Powered by FBE Partner" } ], "ig_ctas": [{...}, {...}], “ads”: [ { "feature_instance_id": id3, “enabled”: true, }, { "feature_instance_id": id4, “enabled”: true, }, ], ... }
エンドユーザーページのコールトゥーアクションボタンを有効にして設定し、POST
リクエストを送信します。
CURL -i -X POST \ -F 'fbe_external_business_id=<fbe_external_business_id>' \ -F 'business_config= { "business":{ "name":"example_business" }, "page_cta":{ "enabled":true, "cta_button_text":"Buy Now", "cta_button_url":"https://examplebusiness.com", "below_button_text":"Powered by a partner" } }' \ -F 'access_token=<access_token>' \ "https://graph.facebook.com/<API_VERSION>/fbe_business"