サーバー間: 入札統合テスト

サーバー間入札統合が完了したら、リリースする前に、実際の広告を制作した上で実機を使って実装をテストしてください。統合する際は、最新のAudience Network SDKを使用して、最新の不具合の修正と改善点を反映させてください。以降のセクションでは、テストアプリで入札の統合をテストする手順を詳しく説明します。

前提条件

• ネイティブ広告、ネイティブバナー広告、インタースティシャル広告、バナー広告、動画リワード広告に関するAndroid向けチュートリアルを完了しておいてください。
• ネイティブ広告、ネイティブバナー広告、インタースティシャル広告、バナー広告、動画リワード広告に関するiOS向けチュートリアルを完了しておいてください。
• Audience Networkモバイルアプリ入札の概要およびモバイルアプリ入札統合のベストプラクティスを読んでおいてください。
• サーバー間入札の統合、オークションサーバーの設定, Androidクライアントのセットアップ、iOSクライアントのセットアップを完了しておいてください。

ステップ1: 実際の広告でのテスト

ステップ2: デモ広告でのテスト

ステップ1: 実際の広告でのテスト

実際の広告を使用したテストは3段階の手順で行います。

1. ビジネス設定ページにテスターを追加し、アプリの承認前でも実際の広告が表示されるように設定します。
2. 割り当てられたテスターがFacebookにログインして、アプリやモバイルウェブサイトを操作します。
3. クライアントで'test':'0'となっていることを確認します。

アプリにテスターを追加する

テストを実施する人を何らかの役割でFacebookに追加すれば、アプリやモバイルウェブサイトを物理デバイスで実際の広告を使用してテストできます。アプリにテスターを追加する場合は、次の方法をおすすめします。

1. [ビジネス設定]に移動します。
2. 左側の[ユーザー]タブで[+追加]をクリックします。
3. ビジネスマネージャのアカウントに追加するテスターのメールアドレスを入力します。ここには複数の人を入力できます。
4. 必要ならユーザーに役割を割り当てることができます。ビジネスマネージャでアカウントに追加するだけであれば、[スキップ]をクリックすることもできます。

ステップ2: デモ広告でのテスト

アプリをテストするユーザーがアプリのビジネスマネージャの役割に追加されていることを確認してください。実機で実際の広告を表示できるので、テストにはこの方法を使用することをおすすめします。推奨されるテスト方法については、「実際の広告でのテスト」のセクションをご覧ください。

ただし、前のセクションで述べたように、アプリのUIビューで実際の広告のUIをテストできない場合もあります。さらに、アプリから受信する広告が画像広告、動画広告、カルーセル広告のどれになるかは保証できません。実際の広告をリクエストしても、返される広告のコンテンツや形式は保証されません。縦向き動画のコンテンツを含む広告を使用して、アプリのUIビューで正しく表示されることをテストする場合はどうすればよいでしょうか。

デモ広告をリクエストするには、任意のFacebook広告オブジェクトを初期化する際に、次のデモ広告タイプの文字列を使用して配置IDを「#」と結び付けます。デモ広告のリクエストで使用する配置IDテンプレートはDEMO_AD_TYPE#YOUR_PLACEMENT_IDです。

デモ広告タイプの表