自社メディエーションによる入札

自社メディエーションは一般公開されません

Audience Networkによる自社入札は、現時点で非公開ベータ版であり、一般公開されません。この状況が変化した時点で、アップデートが提供される予定です。

それまでの間、Facebookとパートナー関係にあるメディエーションプラットフォームのうちのいずれか1つにより、Audience Network入札にアクセスできます。

このサイトでは、入札型広告モデルを実現するためのオプションについて説明します。

入札の実施を完全にコントロールしたい場合

社内で構築したメディエーションシステムを運用する場合は、Server-to-Server をクリックして、Audience Networkで使用するスタックを設定してください。

必要な作業:

  • オークションサーバーの設定。これは自社で構築したものでも、サードパーティのサーバーでもかまいません。
  • Androidクライアント向けやiOSクライアント向けのアプリの構築。
  • 実装のテスト。

Audience Networkがオークションやリアルタイム入札の構築を支援するように設定するには

現在のメディエーションスタックと共に、Audience NetworkのBidding Kit Server を使用してください。Bidding Kit Serverが、オークションとリアルタイム入札のあらゆる処理を担います。

Bidding Kit Serverは、以下のことを行います。

  • 複数の入札者との統合により、オークションの密度を高めることができます。
  • 現在利用しているJavaサーバー上でオークションを実行し、オークションの落札者を選びます。
  • 広告のライフサイクルのイベントを入札者に通知します。

必要な作業:

  • ソースファイルの入手と、使用したい入札者の設定。
  • エンドポイントのセットアップ。

クライアント側のサーバーとの通信もAudience Networkに任せたい場合

Bidding Kit Serverを統合すると、Bidding Kit 3 をクライアント側のアダプターとして使用することで、入札サーバーと通信し、収益を向上させることができます。

Bidding Kit 3 は、以下のことを行います。

  • リクエスト/応答のセマンティクス: Bidding Kit Serverとの間でリクエストを構築し、応答を解析します。
  • 様々な入札者へのアダプターを使用し、様々なデマンドソースからの入札を可能にします。
  • オークションと従来のウォーターフォールの間に明確なインターフェイスを提供します。

必要な作業:

  • AndroidやiOSのクライアントのセットアップ。