アプリ広告に関するよくある質問とトラブルシューティング

広告を作成するアプリ広告のセットアップを検証する

よくある質問

その必要はありません。Apple App StoreまたはGoogle PlayのURLをコピーして貼り付けるだけで、Facebookの広告作成ツールが各アプリストアからタイトルやアイコン画像などの基本情報を取得します。

ただし、以下のような場合は、アプリを登録してください。

  • インストール数を測定、トラッキングし、最終的には、パフォーマンス向上のためのCPAおよびoCPM入札オプションを開始する場合
  • モバイルアプリエンゲージメント広告を掲載する場合

インストール数を測定するには、アプリを登録して、SDKを統合するか、モバイルトラッキングパートナーと連携する必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。モバイルアプリエンゲージメント広告を掲載するには、こちらのチュートリアルに従ってください。

はい。広告作成ツールでは、Apple App StoreまたはGoogle PlayのURLへのリンクを設定するだけで、どなたでもモバイルアプリインストール広告を掲載することができます。モバイルアプリエンゲージメント広告については、アプリの登録が必要ですが、この場合も、SDKを使用せずに広告を掲載できます。

ただし、SDKをインストールせず使用しない場合、Facebookはインストールまたはapp eventレポートを提供できないため、詳細な入札オプション(oCPM、CPA)を利用したり、広告のクリック後のパフォーマンスを確認したりすることはできません。

CPA入札(顧客獲得単価)は強力な入札タイプです。これは、一定期間においてアプリが特定のインストール評価とインストール履歴のしきい値を満たした場合にのみ、利用可能になります。広告アカウント、アプリ、ストアの固有の組み合わせごとに、適格かどうかが決定されます。各プラットフォームでアカウント/アプリの組み合わせが適格かどうかを確認するには、アプリ広告ヘルパーでAIDおよびアプリIDを入力してください。[アプリインストール広告入札タイプ]で、広告の作成に使用される広告アカウントを入力します。CPA入札が利用可能な場合は緑色のチェックマークが表示され、そうでない場合は赤いXが表示されます。

適格と判断された場合は、顧客獲得単価(CPA)をご覧ください。

Facebook SDKやモバイルトラッキングパートナーを利用することで、利用者がアプリをインストールしたタイミングや、その他のアクションをアプリで実行したタイミングを測定できます。これにより、詳細な入札オプションの使用を開始することもできます。詳細な入札オプションには、インストールしてもらえるよう配信を最適化するoCPM入札や、インストールに対して課金が発生するCPA入札などがあります。また、どの広告がどのインストールやアクションに結びついているのかを把握することで、パフォーマンスに関するより詳しい情報が得られます。

SDKを採り入れたアプリを利用者が最初に起動すると、アプリ用Analyticsで「アプリインストール」の下にそのインストールが記録されます。 また、報告対象のApp Eventsは[イベント]タブの下に表示されます。

Facebook SDKまたはモバイルトラッキングパートナーSDKを通じて測定機能を追加しても、利用者の操作性に関わるアプリの変化はありません。

SDKを採り入れたアプリを利用者が最初に起動すると、アプリ用Analyticsで「アプリインストール」の下にそのインストールが記録されます。 また、報告対象のApp Eventsは[イベント]タブの下に表示されます。アプリ概要ページを確認することもできます。アプリを選択すると、iOSとAndroidの[最終モバイルインストール報告]の日時が表示されるため、インストールが報告されていることを確認できます。

はい。テストアプリにFacebookアプリIDを割り当てることで、そのFacebookアプリIDにおけるインストール数が記録されます。その後は、Facebookアプリダッシュボードにアクセスし、記録されたインストール数を確認するだけです。

いいえ、必要ありません。ただし、利用者がアプリを探す場となるすべてのオーガニックチャンネルのメリットを得られるように、アプリをアプリセンターに申請することをおすすめします。

広告アカウントとアプリを関連付け、開発者または管理者の役割を持たない人がアプリ広告を掲載できるようにします。(アプリにおける役割を参照してください。)

そのためには、まず、Facebook Developersサイトのページ上部のナビゲーションで[アプリ]をクリックして自分のアプリを選択することにより、アプリダッシュボードにアプリを表示します。[設定]で、広告アカウントがすでに追加されているかどうかを確認します。まだ追加されていない場合、アプリセットアップの手順を実行して追加します。

第三者にアプリ用Analyticsへのアクセス許可を付与して、アプリから報告されたインストール数などのイベントを確認できるようにするには、ヘルプセンター、Analyticsの設定の説明に従って自分のアプリに対する役割をその相手に付与します。役割が付与されていない第三者にアクセスを許可するには、次のようにします。

  1. ブラウザーを開き、Facebook Developersサイトのいずれかのページを表示します。

  2. 上部ナビゲーションバーで[マイアプリ]をクリックし、自分のアプリを選択します。

  3. [Analyticsを見る]ボタンをクリックします。

  4. [設定]をクリックします。

  5. [Allow User with Authorized Advertising Account to Access Analytics] (Analyticsにアクセスするための承認済み広告アカウントをユーザーに許可する)に対して[はい]を選択します。

Androidでは、アプリの設定ページでアプリのパッケージ名を入力している場合、すでにアプリをインストール済みのユーザーは自動的に除外されます。

iOSでは、アプリのメイン.plistファイルにURL typesというアレイキーを追加して、URL Schemesというシングルアレイのサブアイテムを指定します。次に、単一アイテムをURL Schemesに追加し、「fb」を先頭に付加したアプリIDを設定します(例: fb1234567)。

これまでにFacebook SDKを使用したことがあり、インストールやアクションの数をすぐに測定する場合は、Facebook SDKを測定用に統合してください。SDKを統合し、コードを数行追加して、広告向けにインストール数を測定します。場合によっては、iOS用またはAndroid用App Eventsを使って、アプリで実行されたイベントをSDKで測定することもできます。インストールの宣伝効果だけでなく、利用者のエンゲージメントやアプリにおけるインストール後のその他のアクションという観点からも、広告の効果を測定するのに役立ちます。

さらに詳細な情報(ROIや顧客生涯価値)を得たり、複数の広告ネットワークの測定を集計したりする場合は、モバイルトラッキングパートナーと連携することもできます。モバイルトラッキングパートナーは、パフォーマンス指標(アトリビューション、通算価値、ダウンストリームコンバージョン、ROIなど)や、アクイジションチャンネル全体の分析を提供します。

トラッキングパートナーはFacebookと直接統合でき、ディープリンクや他のトラッキングパラメーターを渡さなくても、広告のパフォーマンスを測定できます。この統合の結果により、クリック操作のないクロスデバイスの動作や成果の詳細を確認できるほか、長期間のうちに取得されたアトリビューションを重複除外できます。統合の手順はパートナーによって異なるため、サポートが必要な場合はパートナーに直接問い合わせることをおすすめします。

両方のオプションの詳細については、モバイルアプリ広告の測定のチュートリアルをご覧ください。

モバイルアプリエンゲージメント広告のインストール報告が表示されるのは、利用者がアプリをアンインストールしたか、アプリをダウンロードした機器とは異なる2台目のタブレットや新しい電話などで広告を見ていることが要因です。機器で現在アプリがインストールされていないことが検出されると、広告は利用者にアプリの再インストールや、新しい機器での新規インストールを促します。このようなインストールは、エンゲージメントとして報告されます。

いいえ。エンゲージメント広告を掲載する際、ディープリンクを使用する必要はありません。

ただし、エンゲージメント広告からアプリの特定の場所に利用者を移動させる場合は、ディープリンクの設定が必要になります。この場合、受け付けたディープリンクをアプリが処理できることと、URLスキームが登録されていることが必要条件です。これにより、Facebookでは広告からアプリの適切な場所に利用者を移動させることができます。

モバイルアプリインストール広告の除外を設定したり、Facebookプラットフォームの他の部分を使用したりするために、すでにアプリダッシュボードを使ってアプリを登録している場合、アプリはすでにURLスキームに対応しています。

開発者は、Facebookのディープリンクデバッガーを使ってディープリンクをデバッグできます。

モバイルアプリエンゲージメント広告でディープリンクを使用する方法の詳細については、チュートリアルをご覧ください。

モバイルアプリインストール広告は、現在、ビュータグまたはクリックタグに対応していません。モバイルアプリエンゲージメント広告は追加タグに対応しています。これを使う場合、ディープリンクを使用して、モバイルアプリエンゲージメント広告からのトラフィックを管理する必要があります。

事前に定義された標準アプリイベントがいくつか用意されています。また、カスタムイベントを作成することもできます。モバイルアプリのインストール(MAI)を目的としたキャンペーンは既にアプリのインストール向けに最適化されていますので、目的がアプリのインストールである場合は、エンゲージメントの目的を選択する代わりに、キャンペーンレベルでMAIを目的として選択してください。

ROIなどの詳細な情報を得たり、複数の広告ネットワークの測定を集計したりする場合、いずれかのモバイルトラッキングパートナーと連携できます。モバイルトラッキングパートナーは、パフォーマンス指標(アトリビューション、通算価値、ダウンストリームコンバージョン、ROIなど)や、アクイジションチャンネル全体の分析を提供します。統合の手順は、パートナーごとに異なります。

iOS用またはAndroid用App Eventsを使って、アプリ内購入および個々の購入に関連付けられた値など、購入を個別に測定できます。ただし、これは正式なROI分析と見なされません。

iOS用またはAndroid用App Eventsを統合している場合、キャンペーンの結果として実行されたアクションの内容を確認できます。

まず、広告マネージャに移動して、該当するキャンペーンを選択します。インストールだけを測定している場合、キャンペーン全体でも、個別の広告でも、ページ上部でレポートを確認できます。

理由の1つに、報告のアトリビューションウィンドウが異なる点が挙げられます。デフォルトでは、Facebookは広告マネージャにおいて、28日間のクリックスルーおよび1日間のビュースルーによるインストールを報告します。Facebookが使用するアトリビューションウィンドウは、[アクション]セクションの[レポート]タブで更新できます。

MMPとFacebookの報告内容を一致させるには、同じ期間中のインストール数(たとえば、14日間または28日間のクリックスルーのみのインストール数)を比較してください。

モバイルアプリ広告の星評価は、アプリのプラットフォームにより異なり、AppleのApp StoreまたはGoogle Playの星評価を反映します。

Facebookのシステムでは、アプリで使用できるすべてのロケールの名前と説明が自動的に取得されます。その後、利用者のロケールに基づいて、最適なバージョンが表示されます。これは、Facebookのインターフェイスで表示される広告プレビューにも適用されます。そのため、たとえば、アプリに米国、カナダ、フランスのローカライズ版タイトルがある場合、広告を作成した人の所在地が米国であると、他の国をターゲットに設定していたとしても、広告プレビューに表示されるのは、米国版のアプリ名のみです。一方、実際の広告は正常に処理され、閲覧者がいる実際の国における専用の名前が表示されます。

モバイルアプリインストール広告は、携帯サイトとネイティブアプリで機能します。モバイルアプリエンゲージメント広告は、ネイティブアプリでのみ機能します。

  • Facebook SDKには、Appleの広告ID(IDFA)にアクセスするためのコードが含まれていますが、そのコードは特定の状況でのみ実行されます。
  • iOS用Facebook SDKがIDFAにアクセスするのは、以下のシナリオにおいてのみです:1) アプリがFacebookのAudience Networkを通じてアプリ内の広告の処理をする場合、または2) 広告キャンペーンに対するアプリのインストールやその他のモバイルアプリイベントのアトリビューション分析を行うためにアプリでそれらのイベントを記録する場合。
  • FBSDKAppEventsクラスを使用してアプリイベントを記録していない場合、Facebook SDKはIDFAにアクセスしません。さらに、Facebook SDKでは、AdSupport.frameworkを含める必要はありません。
  • IDFAを収集することなくアプリイベントをトラッキングするには、アプリダッシュボードでIDFAの収集機能をオフにします。そのためには、[Analytics]製品パネルで[設定]をクリックし、[アプリイベントによるApple広告ID(IDFA)の収集]を切り替えて[いいえ]に設定します。

広告の作成はアプリで開始します。広告作成フローのドロップダウンメニューからアプリを選択することも、App StoreまたはGoogle Playのリンクから始めることもできます。その後、広告作成プロセスでページを選択します。広告を作成するには、アプリとページの両方における役割が必要です。

はい、問題ありません。このような場合のベストプラクティスは、広告主様によってそれぞれです。

いいえ。ただし、クリックベースの価格設定が選択されていて、タップ操作により、そのプラットフォームのアプリストアに移動した場合のみ、1回のタップ(クリック)に基づく請求のみが発生します。インストールまたはインプレッションベースの価格設定が選択されている場合、1回のクリックに基づく請求は発生しません。

モバイルアプリ広告の掲載において、これは必要ありません。広告作成時に、アプリを宣伝するページを選択できます。

トラブルシューティング

まず、アプリ用Analyticsのページに移動します

次に、左側のナビゲーションで[モバイルアプリのインストール]をクリックして、最終インストール報告を確認して、SDKが正常にインストールされていることを確かめます。このダッシュボードに表示されるのは、有料とオーガニック両方の情報です。アプリダッシュボードを確認することもできます。アプリを選択すると、iOSとAndroidの[最終モバイルインストール報告]の日時が表示されるため、インストールが報告されていることを確認できます。

アプリダッシュボードに移動して、広告作成対象のアプリを選択します。

宣伝するアプリが表示されない場合、自分がアプリの管理者として表示されること、または開発者によって、アプリと自分の広告アカウントが関連付けられていることを確認してください。

まず、左側のナビゲーションの[設定]をクリックします。

アプリ広告ヘルパーに移動して、確認するアプリを選択します。

このヘルパーでは、アプリをインストールした人がいる場合、および過去7日間にインストール(有料またはオーガニック)があった場合に、アプリが設定されたプラットフォームを確認できます。