WhatsApp Businessプラットフォーム

Housing Development Finance Corporation

住宅ローンの資格を確認できる、スピーディーでシンプルで便利なサービスを開発

開発を始める

HDFC Home Loans

ブランド

Netcore

WhatsAppビジネスソリューションプロバイダー

Cogno AI

AIプラットフォーム

成功事例

インドの大手住宅金融会社であるHousing Development Finance Corporation (HDFC)は、WhatsApp Businessプラットフォームで、業界初の「スポットオファー」オプションを開発しました。顧客は、会話型のフローに従って住宅ローンの資格を簡単かつ安全に確認でき、提供される情報に基づいて作成された条件付き住宅ローンオファー通知書を入手できます。

25%

WhatsAppを利用してスポットオファー手続きを完了する顧客の割合

2倍

WhatsAppのスポットオファーを利用する顧客がローンの申し込みを完了する確率

13,000人

1年以内にWhatsAppによって獲得できた質の高いリード

85,000件以上

毎月WhatsAppを通して行われるユニークユーザーインタラクション数

*すべての結果は自己申告によるものであり、同じ結果が得られるとは限りません。一般的に、期待される成果は個々のケースで異なります。

ブランドの説明

マイホームの夢を実現する

インドの大手住宅金融会社であるHousing Development Finance Corporation (HDFC)は、住宅ローン、区画ローン、地方住宅ローンなどの幅広いローン商品を提供しています。

目標

資格のある顧客を安心させる

HDFCでは、資格のある顧客が住宅ローンを積極的に活用できるようサポートしたいと考えていました。会話型のフローに従って、シンプルで簡単かつ効率的に住宅ローンの資格を確認できるようにしながら、顧客が安心して本審査プロセスに入れる方法を必要としていました。

ソリューション

手軽にできるスポットオファーを提供する

Housing Development Finance Corporation (HDFC)社では40年以上にわたり、インド国内の顧客が念願のマイホームを手に入れることができるようサポートしてきました。同社は、申し込みプロセスをより便利でアクセスしやすいものにするために、オンラインの住宅ローン申し込みプラットフォームを導入した国内初の住宅金融会社の1つです。

HDFCでは、より速くて効率的なプロセスを構築し、資格のある顧客がローンの申し込みを完了しやすくなるようにしたいと考えていました。

HDFCは、こうしたサービスのために頑丈なオムニチャネルのアプローチを構築するうえで、顧客の多くがWhatsAppを利用していることに着目しました。大企業向けに対話型AIプラットフォームを提供する大手企業Cogno AIと連携し、WhatsApp Businessプラットフォームを利用して対話アシスタントを開発しました。これにより、顧客は住宅ローンの資格をすぐに確認することができます。

顧客がWhatsAppを使ってHDFCに連絡すると、メニューといくつかの選択肢が返されます。その中から「スポットオファー」を選択すると、顧客は自分の資格を簡単に確認できます。この機能は、WhatsAppビジネスソリューションプロバイダーのNetcore Cloudと、AIプラットフォームのCogno AIによって作成されました。信用調査所のデータベース、リード獲得API、計算ツール、カスタムPDF作成ツール、ライブエージェント機能などを、WhatsAppに緻密に統合しました。

HDFCは、テクノロジーを使ってサービス提供機能を向上させ、望みの物件を購入するために住宅ローンを探している顧客の利便性を高めようとしています。WhatsAppで「スポットオファー」機能を提供することにより、オーディエンスがすでに使い慣れている環境に自社のサービスを統合し、顧客のために独自のデジタルエクスペリエンスを構築することに取り組んでいます。

HDFCでは、資格のある顧客に対し、住宅ローンのスポットオファーを2分足らずで作成することができる

スポットオファーを受け取った顧客は、確認のためにダウンロード可能なPDFを受け取る

顧客がWhatsAppでスポットオファーオプションを選択すると、対話型ボットが7項目の情報を質問によって収集し、顧客の住宅ローン資格を判定します。この情報を基に、カスタマイズしたスポットオファー通知書が生成され、WhatsAppで顧客に即座にシェアされます。

HDFCのコミュニケーション担当責任者サイフ・ファルキ氏はこう言います。「HDFCの"スポットオファー"は画期的なプラットフォームで、お客様のためにテクノロジーをどのように活用できるかの実例となっています。HDFC Home Loansでは、住宅ローンの手続きを24時間いつでもすぐに始められるようになっています。便利なだけでなく、住宅ローンの承認が下りるのを待つ必要もありません」

「WhatsAppのスポットオファー機能は本当に革新的です。普通、住宅ローンを利用できるようになるまで、どれほど大変か想像してみてください。大量の書類を提出し、何度も支店に行った挙句、却下されてしまうこともあります。WhatsAppのスポットオファーでは、顧客は使い慣れた通信ツールであるWhatsAppを使って2分足らずで仮審査を通過できます」と、Cogno AIの共同創業者またCEOであるアマン・ゴエル氏も言います。「これはインドで画期的な取り組みで、より多くの人が夢のマイホームを建てられるようになります。HDFC Home Loansと連携して、このサービスの構築に関われたことを誇りに思います。今後も協力しながら、住宅ローン業界の顧客エクスペリエンスに革新をもたらしていきたいと考えています」

「WhatsAppを当社の顧客エンゲージメントの要とすることで、これまで85,000人以上のお客様の問い合わせに対応し、毎月質の高いリードを獲得することができています」と、HDFCのコミュニケーション担当共同ゼネラルマネージャ、ケシャブ・ラオ氏は言います。「WhatsAppを利用した当社のスポットオファー機能によって、お客様は安心して住宅ローンを申し込むようになっています。その確率は、他のオンラインソースのリードと比べて2倍です」

WhatsAppでのスポットオファーが顧客に好評だったことから、HDFCでは、ソーシャルメディアチャネルでこの機能をプロモーションするためのマーケティングキャンペーンを並行して行う計画を立てています。

同社は、スポットオファーの後に本審査手続きに入らなかった顧客にプッシュ通知を送信する自動化されたキャンペーンなど、顧客の再エンゲージメントを促す他の方法も模索しています。

成果

リードと申し込みの増加

Housing Development Finance Corporation (HDFC)では、WhatsApp Businessプラットフォームを利用して住宅ローンのスポットオファーを提供した結果、より質の高いリードを獲得し、ローン申し込み数を増やすことができました。

  • 顧客の25%がWhatsAppを利用してスポットオファー手続きを完了する
  • WhatsAppのスポットオファーを利用した顧客がローンの申し込みを完了する確率は2倍
  • WhatsAppによって1年以内に質の高い13,000のリードを獲得
  • 毎月WhatsAppを通して行われるユニークユーザーインタラクションが85,000以上に
*すべての結果は自己申告によるものであり、同じ結果が得られるとは限りません。一般的に、期待される成果は個々のケースで異なります。

" 「HDFCの"スポットオファー"は画期的なプラットフォームで、お客様のためにテクノロジーをどのように活用できるかの実例となっています。HDFC Home Loansでは、住宅ローンの手続きを24時間いつでもすぐに始められるようになっています。便利なだけでなく、住宅ローンの承認が下りるのを待つ必要もありません」

サイフ・ファルキ氏
HDFC、コミュニケーション担当責任者

" 「WhatsAppを当社の顧客エンゲージメントの要とすることで、これまで85,000以上のお客様の問い合わせに対応し、毎月質の高いリードを獲得することができています。WhatsAppを利用した当社のスポットオファー機能によって、お客様は安心して住宅ローンを申し込むようになっています。その確率は、他のオンラインソースのリードと比べて2倍です。」

ケシャフ・ラオ氏
HDFC、コミュニケーション担当共同ゼネラルマネージャ

利用した製品

WhatsApp Businessプラットフォーム

ツールを使って自動化し、メッセージに素早く応答できるようにすることで、顧客と簡単につながることができます。