- 成功事例
- Messenger API
- Carrefour
Instagram、Messenger、WhatsAppによるサブスクリプション登録者リストの増加
Messenger単独での平均閲覧率
WhatsAppでチラシを受け取った場合のネットプロモータースコア
*すべての結果は自己申告によるものであり、同じ結果が得られるとは限りません。一般的に、期待される成果は個々のケースで異なります。
ストーリー
ワンストップショッピングのイノベーター
Carrefourは、フランスの元祖ハイパーマーケットの1つで、フランスのマシーに本社を置く多国籍小売りおよび卸売企業です。同社は30か国以上でハイパーマーケット、食料品店、コンビニエンスストアを運営しています。
目標
現代的なチャネルを利用して顧客にアウトリーチする
Carrefourは、これまでの印刷物への依存から脱却しながら、最新のオファーやプロモーションによって、数を増しているデジタルネイティブの買い物客にリーチしたいと考えていました。紙のコストが上昇し続け、フランスで持続可能性に関する新法が制定されたため、同社は場所を問わず顧客を引き付けるための迅速でクリエイティブかつ持続可能な方法を見つけたいと考えていました。
ソリューション
クリエイティブなクロスチャネルのアウトリーチ
フランスの元祖ハイパーマーケットCarrefourは、高級食品、家庭用品、アパレル、その他の商品をすべて1店舗で顧客に提供する先駆者となってきました。
ほとんどのフランスの小売店と同様、Carrefourはこれまで、最新のセールや新商品について顧客に知らせるために印刷されたチラシ広告だけを使用してきました。しかし、オンラインでお気に入りのブランドと関わる顧客が増え、読まれないチラシも多くなりました。ここ数年で紙のコストが約50%上昇するにつれ、フランスも持続可能性に大きくシフトし、紙の廃棄を減らすための新法を施行しました。
Carrefourは、カタログの配布を大幅に減らし、環境の持続可能性をサポートする国内の大手企業になるという全社的な目標を発表した後、SaaSメッセージング会社であるAlcméonと協力して顧客エンゲージメントに対する堅牢なオムニチャネルアプローチを開発し、顧客がMessengerやWhatsAppのマーケティングメッセージを通して定期的にコンテンツを受け取れるようにしました。自社の顧客、特に若い買い物客の間でInstagramの人気が高いことに注目したCarrefourは、Instagramのマーケティングメッセージも含めてさらにアウトリーチを広げました。
同社は、店舗のQRコード、ウェブサイトの広告、およびInstagram誘導広告を使用するキャンペーンを開始し、Alcméonの強力なボット構築プラットフォームでCarrefourが直接設計したマーケティングボットを通して顧客とつながりました。ボット内を移動すると、マーケティングメッセージをサブスクリプション登録するオプションがユーザーに表示され、最寄りの店舗を選択するよう促されます。そうすると、エクスペリエンスがパーソナライズされ、地元のお買い得情報が届くようになります。サブスクリプション登録者には毎週、お気に入りの店舗のキャンペーンクーポンなど、新しい一連のマーケティングメッセージとチラシが送られます。
買い物客がCarrefourのInstagram投稿にコメントを残すと、同社はプライベート返信機能を利用して、マーケティングメッセージのオプトインを促すダイレクトメッセージを送信します。
CarrefourのデータおよびソーシャルメディアプロジェクトマネージャーであるArnaud Merzougui氏は、こう述べています。「当社は、WhatsApp、Messenger、Instagramを強力に組み合わせたマーケティングメッセージを使用して、紙関連のコストを大幅に削減しながらデジタルチラシを全国の顧客に配信するフランス初の小売業者の1つになれました。Instagramのマーケティングメッセージを使用することで、動画、カルーセルスタイルの広告、さらにはホリデーや今週のレシピに関する特別なプロモーションなど、より没入型のコンテンツを柔軟に開発できるようになりました」
マーケティングメッセージによりサブスクリプション登録者にデジタルチラシが毎週配信される
Instagram広告によりCarrefourのフォロワーにデジタルチラシのサブスクリプション登録が促される
Carrefourはその週の特売品のチラシに加えて、次の週の特売品を含むマーケティングメッセージを送信して、顧客が事前に食料品の買い物を計画できるようにしています。Instagramのマーケティングメッセージをオプトインした顧客は、ライブショッピングイベントが開催されるときに必ず最新情報を受け取ることができるため、イベントを見逃すことがなくなります。
AlcméonのCMO兼チーフエバンジェリストであるCharles Doxuan氏は、こう述べています。「Carrefourは、利用者の多いMessengerやWhatsAppの通知に、Instagramのマーケティングメッセージをさらに追加することにより、人々が好むソーシャルメディアチャネルを使用してエンゲージメントの高い顧客のコミュニティを育んでいます。デジタルエンゲージメントの範囲を広げることで、Carrefourはソーシャルメッセージングの最先端のイノベーションと持続可能なデジタル化のプロモーションで頭角を現しました 」
同社はInstagramのマーケティングメッセージを、MessengerやWhatsAppによるアウトリーチと同様のアプローチで構築しています。顧客は誘導広告から仮想アシスタントにアクセスし、定期メッセージをオプトインします。Carrefourは、さまざまなチャネルで合理化され統一されたエクスペリエンスを買い物客に提供することにより、顧客の好みのチャネルに応じて異なる種類のコンテンツを使い顧客をターゲット設定することができました。たとえば、Instagramのマーケティングメッセージでは現代ファッションの広告を共有し、WhatsAppではホリデーをテーマにした「サンタクロースと話す」キャンペーンを実施する、といった具合です。
Merzougui氏はこう言います。「当社はMessengerとWhatsAppにより、約6か月で連絡先リストを5倍に増やしました。Messengerでマーケティングメッセージを受け取った買い物客の45%がそのコンテンツを閲覧しており、WhatsAppでチラシを受け取った顧客はその体験を+53という高いネットプロモータースコアで評価していることがわかりました。好みのソーシャルメディアチャネルを通してチラシを受け取っている顧客は、エンゲージメントを保つ可能性が高く、コンテンツの閲覧により長い時間(約4分)を費やしています」
Instagram上で顧客コミュニティを育んでいるCarrefourは、マーケティングメッセージをカスタマイズして、買い物客の興味・関心と関連性の高いものにしたいと考えています。顧客が特定のInstagram広告にコメントしたりクリックしたりした後にマーケティングメッセージをサブスクリプション登録すると、Carrefourは顧客が喜ぶ商品やクーポンについてより鋭いインサイトを得ることができ、適切なマーケティングメッセージを送ることができます。
Merzougui氏はこう言います。「当社の顧客のアウトリーチにInstagramのマーケティングメッセージを加えることで、買い物客を引き付ける多用途かつ拡張性の高い手段を手に入れることができました。同時に、コストを削減し、持続可能性に関する長期目標も達成することができます」
成果
リーチを広げ、エンゲージメントを高める
顧客にアウトリーチするために、Instagramのマーケティングメッセージを含むオムニチャネルアプローチの構築に成功したCarrefourは、連絡先リストを拡大しながら、高い平均メッセージ閲覧率、サブスクリプション登録率、顧客満足度を実現しています。
- Instagram、Messenger、WhatsAppによって連絡先リストが5倍に増加
- Messenger単独の平均閲覧率は45%
- WhatsAppでチラシを受け取った場合のネットプロモータースコアは+53
当社は、WhatsApp、Messenger、Instagramを強力に組み合わせたマーケティングメッセージを使用して、紙関連のコストを大幅に削減しながらデジタルチラシを全国の顧客に配信するフランス初の小売業者の1つになれました。Instagramのマーケティングメッセージを使用することで、動画、カルーセルスタイルの広告、さらにはホリデーや今週のレシピに関する特別なプロモーションなど、より没入型のコンテンツを柔軟に開発できるようになりました。
Arnaud Merzougui氏
当社はMessengerとWhatsAppにより、約6か月で連絡先リストを5倍に増やしました。Messengerでマーケティングメッセージを受け取った買い物客の45%がそのコンテンツを閲覧しており、WhatsAppでチラシを受け取った顧客はその体験を53%という高いネットプロモータースコアで評価していることがわかりました。好みのソーシャルメディアチャネルを通してチラシを受け取っている顧客は、エンゲージメントを保つ可能性が高く、コンテンツの閲覧により長い時間(約4分)を費やしています。