メタデータの最適化

URLが初めて「シェア」または「いいね!」されると、Facebookクローラーでは、解決された正規URLとそのメタデータがキャッシュされます。このキャッシュの結果を表示したり、再スクレイピングを強制するには、シェアデバッガーを使用します。

Open Graphメタタグのみをクローラーに、コンテンツのみを利用者に送信すると、コンテンツを最適化できます。<link rel="opengraph" href="..."/>を使用して、メタデータにのみ使用されるページをクローラーに別途指定することもできます。

ポインターでの大型オブジェクトの処理

コンテンツに大量のメタデータが含まれている場合、メタデータとコンテンツにそれぞれ別のURLを使用して、ポインターで2つのページをリンクさせると、パフォーマンスを向上できます。このアプローチは、デスクトップブラウザーとモバイルブラウザーの両方に対して同じページを使用できるため、レスポンシブなサイトの構築に適しています。

コンテンツがホストされるURLには、Open Graphタグを含めてください

次に、メタデータがホストされているページを指すタグを追加します。

<link rel="opengraph" href="{DESTINATION_URL}"/>

移動先URLには、元のページへのポインターだけでなく、追加メタデータをすべて含めます。

<meta property="og:type" content="metadata"/>
<link rel="origin" href={SOURCE_URL}/>

留意事項:

  • ソースURLには基本タグを含める必要があります
  • ソースURLには任意の数のポインターを含めることができますが、ポインターが指す各ページをlink rel="origin"タグでポイントバックしてください
  • ポインターの深さは1層のみであるため、「メタデータ」タイプのページに他のlink rel="opengraph"を含めることはできません

モバイルサブドメインのための最適化

モバイル最適化バージョン向けサブドメインを使用するウェブアプリでは、同じコンテンツのデスクトップビューを指す正規URLを使用すると、各ページのモバイルビューにメタデータが追加されるのを防止できます。

そのためには、次のメタタグをモバイルURLに追加します。

<link rel="canonical" href="DESKTOP_OBJECT_URL" />

正規href値に対しては、相対パスではなく絶対パスを使用してください。

デスクトップページには、コンテンツに対する基本Open Graphタグを含めてください。このタグにより、Facebookのスクレイピング機能はコンテンツを一意に特定できます。