申請のレビューが完了すると、どのアクセス許可と機能が承認されたかを知らせる開発者通知が届きます。アクセス許可と機能はそれぞれ個別にレビューされます。つまり、あるアクセス許可は承認され、別のアクセス許可は承認されない場合があります。
承認されたアクセス許可または機能については、リクエストした他のアクセス許可と機能のステータスにかかわらず、アプリでそれらを使用できます。すべてのアクセス許可と機能が承認されるのを待つ必要はありません。
申請結果は、アプリダッシュボードの[アプリレビュー] > [リクエスト]パネルでも確認できます。[詳細を見る]リンクをクリックすると、詳細が表示されます。詳細には、リクエストした各アイテムに関する承認または却下の理由が記載されます。アクセス許可または機能が却下された場合、それらは[現在のリクエスト]セクションに下書きのステータスとともにリストされます。問題をすべて解決したら、[リクエストを編集]をクリックして再申請します。
また、アプリダッシュボードの[アプリレビュー] > [アクセス許可と機能]でクイックビューを表示できます。アプリレビューステータスの列に、承認されたアイテムについては[ライブ]、レビュー中のアイテムについては[リクエスト承認待ち]、却下されたアイテムについては[リクエスト却下]が表示されます。
申請に含めたアクセス許可または機能の中に却下されたものがある場合、申請結果には、基本的なガイダンスとともに、特定のサポートドキュメントへのリンクが含まれています。それらを使用して、却下された原因に対処することができます。問題が解決したら、却下されたアクセス許可または機能を再申請できます。以前の申請で承認されたアクセス許可と機能を再申請する必要はありません。
ビジネスアプリと消費者アプリの場合、詳細アクセスが承認されたアクセス許可は、どのアプリユーザーからもリクエストできるようになり、承認された機能は、すべてのアプリユーザーに対してアクティブになります。
タイプのないアプリを含めて、その他のすべてのアプリタイプの場合、アプリがライブモードの間、承認されたアクセス許可は、どのアプリユーザーからもリクエストできるようになります。また承認された機能は、アプリがライブモードの間、すべてのアプリユーザーに対してアクティブになります。
ビジネスアプリと消費者アプリの場合、詳細アクセスが却下されたアクセス許可は、アプリで役割を付与されているアプリユーザーからのみリクエストできます。同様に、詳細アクセスが却下された機能は、アプリで役割を付与されているアプリユーザーに対してのみアクティブになります。
その他のすべてのアプリタイプの場合、却下されたアクセス許可は、アプリで役割を付与されているアプリユーザーからのみリクエストできますが、それはアプリが開発モードのときに限ります。同様に、却下された機能は、アプリで役割を付与されているアプリユーザーに対してのみアクティブになりますが、それはアプリが開発モードのときに限ります。
アクセス許可または機能が却下される原因となった問題が解決したら、再申請を行うことができます。
アプリに必要なアクセス許可と機能がすべて承認されれば、そのアプリをライブモードに切り替えることができます。1つ以上のアクセス許可または機能が承認されなかった場合は、申請結果の中に記述されているすべての問題点に対処してから、レビューを再申請してください。アプリに必要なアクセス許可と機能がすべて承認される前にライブモードに切り替えた場合、アプリで役割を付与されていないアプリユーザーは未承認のアクセス許可をアプリに付与できず、未承認の機能はそれらのユーザーに対してアクティブになりません。
以前のアプリレビュー申請の結果としてアプリがすでにライブモードになっていて、追加のアクセス許可と機能の承認をリクエストする際は、「ライブアプリのアプリレビュー」に記載されている手順をご覧ください。