子ども向けサイトとサービスに関する情報

子供を対象とするサイトやサービス(アプリを含む)、または意図して子供から個人情報を収集するサイト、アプリ、またはサービスで、ソーシャルプラグインやJavaScript用Facebook SDKを使用する場合、アプリ開発者には適用されるすべての法律を遵守する責任があります。

米国内では、13歳未満の子供を対象にしたウェブサイト、アプリ、サービスを運営する者、および意図して13歳未満の子供から個人情報を収集する者は、児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)を遵守する必要があります。このドキュメントには、米国および、準拠法により子ども向けサイトとサービスをその他の一般層向けサイト、アプリ、サービスと区別することが義務付けられている国において、ソーシャルプラグインおよびJavaScript用Facebook SDKに使用する必要がある代替コードが収録されています。

使用できるソーシャルプラグインは、サイト、アプリ、サービスに次のいずれのカテゴリが適用されるかについての判断に応じて異なります。

  1. 主に子供向け。サイト、アプリ、またはサービスが、子供を対象にしたものであり、主なターゲットオーディエンスは13歳未満の子供。
  2. 混合ターゲットオーディエンス(年齢ゲートなし)。サイト、アプリ、またはサービスが、子供を対象にしたものであるものの、主なターゲットオーディエンスは13歳以上のユーザー。サイト、アプリ、サービスに年齢ゲートが組み込まれていません。「年齢ゲート」とは、ユーザーがウェブサイトまたはサービスにアクセスする前に、非誘導的な方法で年齢または生年月日の入力を求めるメカニズムです。詳しくはこちらをクリックしてください。
  3. 混合ターゲット層(年齢ゲートあり)。サイト、アプリ、またはサービスが、子供を対象にしたものであるものの、主なターゲットオーディエンスは13歳以上のユーザー。サイト、アプリ、サービスに年齢ゲートが使用されています。「年齢ゲート」とは、ユーザーがウェブサイトまたはサービスにアクセスする前に、非誘導的な方法で年齢または生年月日の入力を求めるメカニズムです。詳しくはこちらをクリックしてください。

サイト、アプリ、サービスに適用されるカテゴリに含まれないソーシャルプラグインは、使用するべきではありません。

主に子供を対象としているまたは年齢ゲートなしで混合オーディエンスを対象としている

(1)子供を対象にしたサイト、アプリ、またはサービスで、主なターゲットオーディエンスが13歳未満の個人、または、(2)子供を対象にしたサイト、アプリ、またはサービスであるものの、主なターゲットオーディエンスが13歳以上のユーザーで、かつ、サイト、アプリ、またはサービスに年齢ゲートが含まれていない。

  • 「いいね!」ボタンだけを使用してください。
  • 「いいね!」ボタンのiframeバージョンを使用する場合、以下に示すようにkid_directed_siteパラメーターをtrueに設定してください。
  • 「いいね!」ボタンのJavascript SDKバージョンを使用する場合、以下に示すようにkidDirectedSiteをtrueに設定してFB.init()を呼び出してください。

「いいね!」ボタン(iframeバージョン)のkid_directed_siteパラメーター

「いいね!」ボタンのiframeバージョンを使用する場合、kid_directed_siteパラメーターをURLのsrc属性に追加してください。

<iframe
src="//www.facebook.com/plugins/like?href=http%3A%2F%2Fexample.com%2F&amp;amp;kid_directed_site=true"
  scrolling="no"
  frameborder="0"
  style="border:none; overflow:hidden; width:450px; height:80px"
  allowTransparency="true">
</iframe>

「いいね!」ボタン(JavaScript SDKバージョン)のkidDirectedSiteパラメーター

「いいね!」ボタンのJavaScript SDKバージョンを使用する場合、JavaScript用Facebook SDKの初期化方法を変更してkidDirectedSiteパラメーターを含めます。これは、現在のSDK初期化方法に応じて、2種類の方法のいずれかで行います。

FB.init()パラメーター

変更前

FB.init({ appID: <APP_ID>, status: true, xfbml: true });

変更後

FB.init({ appID: <APP_ID>, status: true, xfbml: true, kidDirectedSite: true });

URLフラグメント

変更前

https://connect.facebook.net/en_US/sdk.js#xfbml=1

変更後

https://connect.facebook.net/en_US/sdk.js#xfbml=1&amp;kidDirectedSite=1

混合オーディエンス(年齢ゲートあり)

サイト、アプリ、またはサービスが、子供を対象にしたものであるものの、主なターゲットオーディエンスは13歳以上のユーザー。サイトまたはアプリに年齢ゲートが組み込まれています。

13歳以上として通知した個人

サイト、アプリ、サービスの利用者が13歳以上であることを通知した場合は、標準の一般ターゲットオーディエンス向けプラグインを使用できます。

13歳未満として通知した個人

13歳未満であることを確認した利用者にはFacebookのプラグインを使用しないでください。13歳未満の利用者と13歳以上の利用者の両方が利用するサイト、アプリ、サービスでFacebookのプラグインを引き続き使用するには、13歳未満であることが判明している利用者に対し次のステップを実行する必要があります。以下の処理を行うと、サイト、アプリ、サービスで通常使用するプラグインが、13歳未満の利用者に対してはページに読み込まれません。

  • srcがfacebook.com domainのiframeはすべて除外します。
    これにより、Facebook からソーシャルコンテキストが読み込まれなくなります。
  • &lt;div class="fb-like" /&gt;&lt;div class="fb-comments" /&gt;などのソーシャルプラグインタグをすべて削除します。
    これにより、XFBMLを使用して読み込まれるソーシャルプラグインがすべて削除されます。
  • JavaScript用Facebook SDKを削除します。
    これにより、SDKがXFBMLタグ(ソーシャルプラグインの場合あり)をページにレンダリングしなくなります。

年齢ゲートを実装している一般オーディエンス向けサイト、アプリ、サービスを提供しており、特定の利用者が13歳未満であることが確認できる場合は、このセクションで13歳未満の利用者向けに規定されている制限に従う必要があります。