JavaScript SDK - 詳細設定

JavaScript用Facebook SDKを読み込んで初期化する方法については、クイックスタートガイドをご覧ください。このクイックスタートでは、SDK初期化時に利用できるオプションで一般的なデフォルト値が使われています。一部のオプションはカスタマイズ可能です。

サポートされるブラウザー

JavaScript用Facebook SDKは、次の一般に良く使用されているブラウザーの、最新の2つのバージョンをサポートしています:Chrome、Firefox、Edge、Safari (iOSを含む)、Internet Explorer (バージョン11のみ)。

言語を切り換える

基本的な設定スニペットでは、SDKのen_USバージョンが初期化されます。そのままだと、サイトで使うFacebook生成のボタンとプラグインはすべて米国英語になります。(しかし、ログインダイアログなど、Facebookにより生成されるポップアップダイアログは、あなたが選ぶ言語にかかわらずユーザーがFacebookで選んだ言語になります。)この言語は、スニペットでsrcの値を変更することにより変更できます。使うことのできるロケールについては、ローカリゼーションをご覧ください。たとえば、サイトがスペイン語で表示される場合、次のコードを使ってSDKを読み込むと、表示されるすべてのソーシャルプラグインがスペイン語になります。

<script async defer crossorigin="anonymous" src="https://connect.facebook.net/es_LA/sdk.js"></script> 

ログインステータスのチェック

FB.init()呼び出しでstatustrueに設定すると、SDKは初期化直後に現在のユーザーの情報を取得しようとします。こうしておけば、Facebookログインを使う場合にログインしたユーザーの状態を確認するための時間を省くことができます。しかし、ソーシャルプラグインしか使わないページでは特に有用ではありません。

ユーザーのログイン状態を取得するには、FB.getLoginStatusを使うことができます。JavaScript SDKでFacebookログインを使うことについて、詳細をご確認ください。

XFBML解析を無効にする

xfbmltrueに設定すると、SDKはページのDOMを解析して、XFBMLを使って追加されたソーシャルプラグインを検出して初期化します。ページでソーシャルプラグインを使っていない場合、xfbmlfalseに設定すれば、ページ読み込み時間が短縮されます。これについては、ソーシャルプラグインをご覧ください。

SDK読み込み時にコードをトリガーする

window.fbAsyncInitに割り当てられている関数は、SDKが読み込みを完了するとすぐに実行されます。SDK読み込み後に実行するコードは、すべてこの関数の中、FB.initへの呼び出しの後に入れてください。あらゆる種類のJavaScriptを使うことができますが、どのSDK関数もFB.initより後に呼び出さなければなりません

デバッグ

パフォーマンス向上のため、JavaScript SDKは縮小読み込みされます。また、JavaScript SDKのデバッグバージョンを読み込むこともできます。これは、縮小されていないだけでなく、含まれるログ記録の量が多く、引数チェックがより厳密になっています。そのためには、読み込みコードのsrcの値を次のように変更します。

src="https://connect.facebook.net/en_US/sdk/debug.js"

デバッグバージョンを本番環境で使わないようにしてください。ペイロードが大きく、ページパフォーマンスを落とすことになるからです。

その他の初期化オプション

利用可能な初期化オプションの全一覧は、FB.init関数のリファレンスドキュメントをご覧ください。