Facebookログインを使用するアプリを作成する場合は、レビューを受けるため申請する必要があります。レビューガイドラインをご覧ください。
iOSアプリの場合、シミュレーターバイナリパッケージを生成してアップロードし、Facebookによるレビュープロセスの過程で使用できるようにしてください。シミュレータービルドを生成する手順は、次のとおりです。
Xcode iPhoneシミュレーターでアプリを実行します。これで、XcodeのDerivedData
キャッシュにシミュレータービルドが自動的に作成されます。
Finderで該当ファイルに移動し、ファイルを右クリックし、[圧縮]をクリックすることによって、シミュレータービルドをZIPします。
ios-simユーティリティのシミュレーターのコマンドラインアプリランチャーを使って、シミュレータービルドを検証できます。インストール後、次のコマンドを実行します。
ios-sim launch /path/to/your-app.app
アプリダッシュボードを使ってzipファイル(例: YourApp.zip
)を送信します。提出されたシミュレータービルドは、提出情報に対してアクション(レビュー完了やキャンセルなど)が実行されてから3週間後に削除されます。
SDKのソースをGitHubで取得することもできます。これらのソースは、Swift Package Manager、CocoaPods、Carthageをサポートしています。GitHub、Facebook iOS SDKソースをご覧ください。
まず、SDKのローカルコピーを任意の場所に作成します。
git clone git://github.com/facebook/facebook-ios-sdk.git
次のURLで新しいSwift Packageを追加することにより、Swift Packageを使ってSDKのローカルチェックアウトを使用することができます。
file:///Users/<your-unix-name>/path-to-checkout/facebook-ios-sdk
必要なキットをインポートするだけで、自分のコードで使用することができます。例えば、次のようになります。
import FacebookCore import FacebookLogin import FacebookShare
次のコードをPodfileに追加すれば、CocoaPodsを使ってSDKのローカルチェックアウトを使用することもできます。
pod 'FBSDKCoreKit', :path => '/Users/<your-unix-name>/<path-to-checkout>/facebook-ios-sdk' pod 'FBSDKLoginKit', :path => '/Users/<your-unix-name>/<path-to-checkout>/facebook-ios-sdk' pod 'FBSDKShareKit', :path => '/Users/<your-unix-name>/<path-to-checkout>/facebook-ios-sdk'
必要なキットをインポートするだけで、自分のコードで使用することができます。例えば、次のようになります。
import FBSDKCoreKit import FBSDKLoginKit import FBSDKShareKit
次のコードをCartfileに追加すれば、Carthageを使ってSDKのローカルチェックアウトを使用することもできます。
git "file:///Users/<your-unix-name>/<path-to-checkout>/facebook-ios-sdk" "master"
任意で、すべてのSDKクラスをそのまま使いたい場合、-ObjC
リンカーフラグをプロジェクトに追加することもできます。
この場合、追加のSDKオブジェクトコードがアプリケーションに読み込まれるため、アプリの実行ファイルのサイズが大きくなります。
-ObjC
フラグのメリットとデメリット、およびその設定方法について詳しくは、iOSトラブルシューティング、Unrecognized Selectorエラーをご覧ください。