バージョン10.0

グラフAPI

2021年2月23日リリース | 2023年6月8日まで利用可能 | ブログ投稿


ビジネスアプリ

アクセスレベル

2021年2月16日以降に作成されたすべてのアプリに適用。

2021年2月16日以降に作成されたビジネスタイプのアプリすべてに、emailアクセス許可およびpublic_profileアクセス許可について標準アクセスが自動的に付与されます。

2021年2月16日以降に作成されたすべての既存のアプリに適用。

2021年2月16日より前に作成されたビジネスタイプのすべてのアプリで、emailアクセス許可およびpublic_profileアクセス許可について詳細アクセスが自動的に付与されます。emailアクセス許可またはpublic_profileアクセス許可を使用していないアプリは、これらの2つのアクセス許可について標準アクセスにダウングレードされます。

ビジネスタイプのアプリは、アプリレビューを受けなくても、emailアクセス許可とpublic_profileアクセス許可についてアクセスを詳細アクセスにアップグレードできます。


グループ

v10.0以降に適用。2021年5月25日にすべてのバージョンに適用予定。

  • 他のFacebookデータのリテンションポリシーに従い、グループAPIは過去90日以内に作成されたクエリのデータだけを含めます。返されるデータは、アプリのアクセスレベルやモード、およびアプリでの役割によって異なります。
  • グループAPIは、開発モードとライブモードアクセスの代わりに、2段階のAPIアクセスレベルシステムである、標準レベルと特権レベルを使用するようになります。標準レベルアクセスでは、アプリで役割を持つユーザーのデータだけを取得できます。特権レベルアクセスでは、アプリがインストールされているグループのすべてのユーザーのデータを取得できます。

ページ

再導入されたエンドポイント

v10.0以降に適用。2021年5月25日にすべてのバージョンに適用予定。

v8.0で廃止されたDELETE /{page-id}/tabsエンドポイントが、v10.0で再導入されました。2021年5月25日にはすべてのバージョンで再導入される予定です。


ThreatExchange

期限切れデータの削除

2021年5月25日にすべてのバージョンに適用予定。

ゼロ以外のexpire_timeを指定してThreatExchangeにアップロードされたデータは、指定された期限の時点で完全に削除されます。有効ではなくなったデータの削除を希望する場合は、expired_onフィールドに現在時刻を設定すると、データは即時に削除されます。

また、Facebook以外のすべてのThreatDescriptorは、作成者が設定した有効期限日になると完全に削除されます。アプリに現在期限切れのThreatDescriptorがあり、それを削除したくない場合は、有効期限日を延長するか、「0」を設定してデータが期限切れにならないようにする必要があります。


URL

v10.0以降に適用。2021年5月25日にすべてのバージョンに適用予定。

エンゲージメント

  • プライバシーへの配慮から、GET /?id={url}/engagementリクエストから返されるカウントは、未加工のカウントとは一致しない可能性があります。
  • 同じURLのGET /?id={url}/engagementフィールドに対するリクエストは、1時間あたり10件に制限されます。

マーケティングAPI

2021年2月23日リリース | 2021年10月4日まで利用可能 | ブログ投稿


広告アカウント

フィールドの変更

v10.0以降に適用。2021年5月25日にすべてのバージョンに適用予定。

すべての操作でAdAccountノードのagency_client_declarationフィールドに管理者権限が必要になりました。


広告インサイトAPI

更新されたdate_presetパラメーター

v10.0以降に適用。

  • lifetimeパラメーター(date_preset=lifetime)は無効になり、date_preset=maximumに置き換えられました。これは最大37か月分のデータの取得に利用できます。リクエストに37か月を超える期間が含まれている場合、APIからエラーが返されます。
  • v9.0以前については、2021年5月25日まで機能に変更はありません。この期間内では、date_preset=maximumが有効になりlifetime呼び出しが行われると、デフォルトのmaximumになり、37か月分のデータのみが返されるようになります。

ビジネス

過去のエンドポイントアクセス制限の緩和

v10以降に適用。

v9.0で、以下のエンドポイントへのアクセスは制限されていました。すべてのアプリに対してアクセス許可が元に戻されましたが、アプリがターゲット設定できるのはアプリを申請したビジネス(またはそのようなビジネスの子ビジネス)のみになりました。


ターゲット設定

つながりターゲット設定

2021年5月24日付ですべてのバージョンに適用予定。

広告キャンペーンを作成または編集する際、次に挙げるエンドポイントではつながりターゲット設定を受け付けられなくなります。

この変更によって配信中の既存キャンペーンが影響を受けることはありません。

類似オーディエンス

2021年4月28日に更新: 類似オーディエンスの作成からのlocation_specおよびcountryパラメーターの削除は現在遅れています。この変更がいつ適用されるかについては、近日中にお知らせします。

location_speccountryパラメーターは、類似オーディエンスの作成から削除されます。類似オーディエンスの場所は、キャンペーンのターゲット設定仕様で指定された国の場所によって定義されるようになります。

この変更は、既存のキャンペーンには影響しません。この要件は、新規のキャンペーンと編集されたキャンペーンにのみ影響します。

次のエンドポイントとフィールドに影響があります。

  • POST /<ad_account_id>/customaudiences
  • POST /<ad_account_id>/adsets
  • POST /<ad_account_id>/adaccounts?adaccounts=<SHARED_TO_AD_ACCOUNT_ID>
  • GET /<ad_account_id>/reachestimate
  • GET /<ad_account_id>/delivery_estimate
  • GET /<ad_account_id>?fields=approximate_count
  • GET /<ad_account_id>?fields=delivery_status
  • GET /<ad_account_id>?fields=operation_status

これらのアップデートに関する詳細については、「類似オーディエンス: 近日行われる類似の変更」をご覧ください。