このガイドでは、さまざまなバージョンのグラフAPIをテストし、アプリを最新バージョンにアップグレードするための準備を行う方法について説明します。
APIアップグレードツールは、APIのバージョンアップに伴う変更によって影響を受ける可能性があるアプリのAPI呼び出しを表示します。現在のバージョンを新しいバージョンにアップグレードするために必要な変更をすぐに確認できます。
APIアップグレードツールは、指定したターゲットバージョンへのアップグレード時にアプリに影響する変更のカスタムリストを表示します。これにより、アップグレード前のバージョンとアップグレード後のバージョンとの間の関連する変更をすべて確認できます。
ステップ1: アップグレードツールで、ドロップダウンメニューからアプリを選択するか、アプリの名前を入力します。
ドロップダウンメニューには、最大10個のアプリのみが一覧表示されます。もっと多くのアプリを表示するには、ドロップダウンメニューの検索バーを使用してください。
ステップ2: 右側のドロップダウンメニューを使用して、アップグレード前のバージョンとアップグレード後のバージョンを選択します。
選択したバージョンにアプリをアップデートするために必要な変更の数が表示されます。新しいバージョンによって影響を受けるAPI呼び出しをアプリが実行していない場合、データは返されません。
呼び出しに影響するバージョンごとにメソッドが色分けされます。棒グラフにマウスを合わせると、各バージョンの変更数が表示されます。各バージョンに関連付けられている日付は、すべてのアプリに変更が強制される日付です。
変更のタイプ(廃止、新機能、変更)、影響を受けるメソッド、過去7日間に実行された呼び出しの数、特定の変更によって影響を受けるAPI呼び出しの割合が表に示されます。
注: すべての変更が個々のAPI呼び出しに影響するわけではありません。アプリが特定の変更を処理する必要があるかどうかについては、慎重に判断する必要があります。必ず新しいバージョンでAPI呼び出しをテストし、正しく動作するかどうかを確認してください。
アプリダッシュボードの[設定] > [詳細]で、[APIバージョンのアップグレード]セクションまでスクロールします。
アプリのすべての開発者と管理者が、次に利用可能なバージョンにアップグレードされます。これにより、新しいバージョンを公開リリースする前に、実際のユーザーの小規模なサブセットで変更をテストできます。
アプリが実行するすべての呼び出しが、次に利用可能なバージョンにアップグレードされます。早期アップグレードは、予期しなかった不具合や問題が発生した場合に元のバージョンに戻ることができるオプションがあるため、便利です。