ログインのアプリレビュー - 例

アプリレビューの申請を効率的に行うには、以下の手順の例と申請の例を参考にしてください。こちらの申請の例も参照できます。これは、Facebookログインを使用するアプリに関する架空のアプリレビュー申請を示しています。


手順の例

Facebookチームがアクションを再現したり、アクションの追加プロパティを使用したりできるように、手順を段階的に列挙してください。手順はすべて英語で記述する必要があります。次のようになっていないことを確認してください。

  • 他の申請中のものの手順を参照している
  • 手順ではなくアプリの機能を要約している
  • あなたのAPIの仕組みの技術的な面を詳しく説明している

例: user_likesアクセス許可

  1. FacebookでCoco and Etoile Dating Appにログインします。
  2. 「user_likes」アクセス許可を承認します。
  3. [Coco and Etoile Dating App]プロフィールにアクセスします。左上隅の3本線をクリックします。[プロフィール]タブをクリックします。
  4. プロフィールビューで、下にスクロールして、[興味・関心]セクションを表示します。これらの興味・関心には、Facebookの「user_likes」アクセス許可が表示されます。

例: user_eventsアクセス許可

  1. FacebookでCoco and Etoile Dating Appにログインします。
  2. 「user_events」アクセス許可を承認します。
  3. [はい]をクリックして、候補となる人を承認します。
  4. 承認するとすぐに、イベントの提案が表示されます。たとえば、構成済みのテストユーザー(と候補となる人)がどちらもサッカーの試合を観戦したことがあるとします。提案されるイベントは、間もなく行われるスタンフォード大学女子サッカー部の試合です。
  5. Facebookの「user_events」アクセス許可がなければ、アプリは位置情報を基にしたイベントしか提案できません。

例: プロパティを使用したOpen Graphの「料理」アクション

  1. www.domain.com (例)にアクセスします。
  2. [Facebookでつながる]リンクをクリックします。
  3. レシピのページに移動します。
  4. [この料理を作ってるよ!]ボタンをクリックします。「料理」アクションがユーザーのタイムラインに公開されます。

一緒に料理をしている友達にタグを付けるには:

  1. [この料理を作ってるよ!]ボタンの下のプラス記号をクリックします。
  2. 友達を選択します。

料理中のレシピの写真を追加するには:

  1. [アップロード]ボタンをクリックします。
  2. 料理の写真を選択します。

アプリレビューの例: user_likes

user_likesを使用してパーソナライズされた関連性のあるコンテンツを提示するアプリについて承認を申請します。

たとえば、Sasquatchアプリでは、user_likesアクセス許可がなぜ必要なのか、アプリがそのアクセス許可をどのように使用してパーソナライズされたおすすめを作成するかを説明しています:

この2番目の使用例も、Facebookのレビューで、共通の「いいね!」に基づいてアプリが「マッチング」する過程が再現できれば、承認されるでしょう。

Coco and Etoile Dating Appは、user_likesアクセス許可を使用して、共通の趣味・関心を持つ人々をマッチングします。共通の趣味・関心とは、2人のユーザーに共通するFacebookのuser_likesです。アプリユーザーは、各自のデートプロフィールで興味・関心(Facebookのuser_likes)を確認したり削除したりできます。

user_likesを使用して誰かがアプリまたは機能に「いいね!」したかどうかをチェックすることは承認されませんので、ご注意ください。user_likesアクセス許可は、ユーザーが押した「いいね!」に関する総合的な情報を提供します。このデータの総体を、アプリのエクスペリエンスの向上のために使用する必要があります。

動画スクリーンキャストの録画方法

アプリの利用者が開発者自身のみである場合や、ごく少数である場合は、アプリのレビューを申請する必要はありません。アプリダッシュボードの[役割]タブにリストされているアカウント(管理者、開発者、テスターなど)であれば、すべてのアクセス許可を使用でき、ユーザーやページアクセストークンを生成できます。

いずれのアカウントでも、アプリのテストとスクリーンキャストの作成を行えます。

スクリーンキャストは、アプリの操作をガイドし、リクエスト対象のアクセス許可がどのように使用されるかをFacebookに示すための便利な方法です。ここでは、スクリーンキャスト作成のベストプラクティスとサードパーティのリソースをいくつかご紹介します。

ベストプラクティス

1. アプリが正常に読み込まれることを確認する

レビューを申請するアプリのバージョンを開くと、必ず読み込まれることを確認してください。アプリを読み込めないと、Facebookはアプリをテストすることも申請を承認することもできません。

2. アプリにログインする方法を示す

ログインボタンを見つけやすくしてください。ログインできないと、Facebookはアプリをテストすることも申請を承認することもできません。

3. Facebookブランドを明確に示すボタンを使用してアクセス許可ダイアログを表示する


4. リクエストするアクセス許可がアプリでどのように使用されるかを示す

たとえば、アプリがpublish_videoを使用する場合は、アプリユーザーのタイムラインにライブ動画を投稿するために必要な手順を示してください。

5. アプリが事前入力を行っていないことや、ログインに関する開発者ポリシーに違反していないことを確認する

6. アクセス許可の使用方法がFacebookのレビュー基準を満たしていることを確認する

アプリで実際に必要なアクセス許可のみをリクエストするようにします。使用可能なアクセス許可の完全なリストについては、「リファレンスページ」をご覧ください。

7. 簡潔にまとめます。

可能であれば、スクリーンキャストは2分以下にしてください。


スクリーンキャストを作成するためのリソース

  • 録画デバイス(スマートフォンやビデオレコーダーなど)