画面録画

提出情報には、その提出情報に含まれるアクセス許可機能のすべてをテストするためのアプリの使用方法を示す画面録画が含まれていなければなりません。それらの録画は、アプリをテストしてリクエストしているアクセス許可と機能をそのアプリが必要としていることを確認する際に、ガイドとして使用されます。録画内容に基づいて該当アプリに特定のアクセス許可または機能が必要であることをFacebookレビュー担当者が確認できない場合、そのアクセス許可または機能は承認されません。

すべてのレビュー担当者がスクリーンキャストを利用できるよう、以下のガイドラインに従ってください。
  • アプリのUI言語として英語を使用する – 可能であれば、スクリーンキャストを録画する前にアプリのUI言語を英語に設定してください。これにより、レビューチームはアプリのコンテンツを理解しやすくなります。
  • キャプションとツールチップを提供する – アプリが英語で利用できない場合や、説明がないとわかりにくい機能がアプリにある場合は、画面上で何が行われているかを説明したキャプションとツールチップを追加してください。これにより、レビューチームは、紹介されている機能やアプリのしくみを理解できるようになります。
  • ボタンや他のUI要素の意味を説明する – 一見してわかりにくいボタンや他のUI要素がある場合は、時間をかけてその意味を説明してください。これにより、レビューチームはアプリの使い方と各ボタンの機能を理解できるようになります。

次の動画で、アプリレビュープロセスの概要を確認できます。

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エラーが発生し、この動画を再生できませんでした。

録画キャプチャ時には以下のヒントに従ってください。必要なのは、リクエストするアクセス許可と機能のそれぞれをテストする方法を示すことだけであることに注意してください。録画では、アプリが各アクセス許可を必要とする理由を説明する必要はありません。その情報は、アプリレビュー申請フォームに記入します。

データプロトコルでは、ほかにも動画リソースを見つけることができます。

ログインフロー全体を示す

レビュー担当者は、アプリユーザーがアプリにログインする方法を確認する必要があります。

  1. 録画を開始する前に、使用しているすべてのテストアカウントからログアウトします。
  2. ログアウトしてからログインするまでのFacebookログインフロー全体をキャプチャします。アプリユーザーがアカウントを作成し、Facebookログインを使用せずにアプリにログインできる場合は、そのフローもキャプチャします。

  3. 次の画面録画の例は、アプリユーザーがFacebookログインを使用せずにアプリにログインし、その後Facebookログインを使用してFacebookデータへのアクセス権をアプリに付与する様子を明確に示しています。

    — ログインする前のログアウトしたユーザー

    — Facebookログインの助けを借りずにログインするユーザー

    — Facebookデータにアクセスしようとしているログインしたユーザー

    — Facebookログインを使用してFacebookアカウントに接続するログインしたユーザー

アクセス許可の付与を示す

各録画では、アプリユーザーが、Facebookログインのボタンの場所を見つけ(Facebookログインを実装している場合)、それを使用して対象のアクセス許可をそのアプリに付与しているところを示します。その後、アクセス許可を必要とするアプリ機能をアプリユーザーが使用しているところを示します。

必要に応じて認証フロー全体をキャプチャしてください。例えば、pages_manage_engagementのアクセス許可により、アプリがどのページにアクセスするかをユーザーが指定できます。

画面録画のサンプルの次のスクリーンショットは、ページ選択を示しています。

— Facebookログインを使用してログインするユーザー

— 管理しているページへのアクセス権を後でアプリに付与するユーザー

データの用途を示す

提出情報の中のアクセス許可と機能のそれぞれについて、そのアクセス許可や機能を必要とするデータにアクセスするアプリユーザーを示し、そのデータを使用してアプリが何を行うかを示します。

例えば、アプリユーザーがページで投稿を公開できるようにするアプリの場合、アプリユーザーが自分のページの1つを選択し、投稿を作成して公開し、公開した投稿をページ上に表示するところを示してください。

  1. 投稿作成プロセスを開始します。

  2. 投稿コンテンツを作成します。

  3. 投稿を公開します。

  4. — ページに公開された投稿

  5. 画面録画が申請内のすべてのアクセス許可と機能をアプリが使用するところを示していることを確認します。いずれかを省略した場合は、レビュー担当者がそのテスト方法を認識できず、申請が却下される可能性があります。

ベストプラクティス

画面録画をキャプチャする際には、以下のベストプラクティスをヒントとして参考にしてください。これらのヒントは、アプリが申請内のアクセス許可と機能をどのように使用するかを明確に示す画面録画を作成するのに役立つと共に、作成した画面録画をレビュー担当者が容易に辿れるようにするものともなります。

一般的なヒント

  • 高解像度で録画してください。1080以上が理想です。
  • CamtasiaやSnagitなどの画面録画専用のソフトウェアを利用できるなら、そうするようおすすめします。画面録画専用のソフトウェアのほとんどが注釈、拡大、基本的なタイムライン編集用のツールを備えているため、画面録画の品質を向上させることができます。また、画面録画専用のソフトウェアのほとんどは、無料トライアルバージョンを提供しています。
  • 画面録画専用のソフトウェアにアクセスできない場合は、QuicktimeやOBSなどの無料の代替手段を利用できます。これらのアプリは、録画した動画の注釈、拡大、または編集機能を備えていませんが、録画した動画をiMovieなどの無料の動画編集ソフトウェアに追加すれば、そのような操作を実行できます。
  • Metaが確認する必要のあるものだけを録画してください。アプリが全画面でない場合は、全画面にするか、該当ウィンドウだけを録画してください。
  • 録画する場合は、モニターの解像度の幅を1440以下に下げてください。これにより、アプリの動作がわかりやすくなります。
  • 可能であれば、キーボードではなくマウスを使用して、アプリを操作してください。Facebook側で操作が確認できないと、テストになりません!
  • マウスのカーソルサイズを大きくして、見やすくしてください。画面録画専用のソフトウェアのほとんどで録画後もこの操作を実行できます。または、コンピューターの設定でカーソルのサイズを大きくすることができます。
  • オーディオは省略してください。レビュー担当者が音声を聞くことはありません。

注釈を付ける

画面録画専用のソフトウェアと動画編集ソフトウェアのほとんどに、画面録画に注釈を付けるためのツールが用意されています。注釈とは、動画内の特定の領域に関するメモを書き込むことができるテキストやグラフィックのオーバーレイです。注釈は、録画の中で、アプリが特定のアクセス許可または機能を使用している部分に注目を集めるのに最適な方法です。

例えば、アプリがuser_photosアクセス許可を利用している場合は、注釈を使用して、アプリがそのアクセス許可を利用してユーザーの写真を取得する瞬間を指し示すことができます

リクエストしているすべてのアクセス許可と機能に対して注釈を使用することをおすすめします。画面録画専用のソフトウェアまたは動画編集ソフトウェアの注釈チュートリアルをオンラインで見つけられるはずです。

ズームインする

画面録画に、動作が確認しづらいセクションが含まれている場合は、そのようなセクションのズームインを検討してください。画面録画専用のアプリのほとんどで、画面録画をキャプチャしてからこの操作を実行できます。画面録画専用のソフトウェアを使用していない場合は、動画編集ソフトウェアを使用して、録画の完了後にこの操作を実行できます。

画面録画専用のソフトウェアまたは動画編集ソフトウェアの「ズームイン」チュートリアルと「ズームアウト」チュートリアルをオンラインで見つけられるはずです。

テストユーザーを使用する

テストユーザーを作成して、画面録画で使用することができます。

アプリユーザーがアカウントを作成してFacebookログインの助けを借りずにアプリにログインできる場合は、それらのテストユーザーのいずれかの認証情報も含めるようおすすめします。