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Upcoming Changes to the Messenger API

ヨーロッパの新しいプライバシー規則に応じてFacebookのメッセージ製品をアップデートする取り組みの一環として、Messenger API経由で利用できるアプリを使用している一部の開発者および事業者に影響を与える変更を実施しています。

変更内容

2020年12月16日以降、ヨーロッパの開発者および事業者と、MessengerとInstagramを使用してビジネスとグローバルにつながっているヨーロッパの利用者は、いくつかのMessenger API機能を使用できなくなります。

Messenger API経由で使用できなくなる機能の例として、次のようなものがあります。

  • 固定メニュー
  • ワンタイム通知
  • 一部のテンプレート(航空業界向け、領収書)および音声/動画の添付
  • ウェブ上の一部のテンプレートやボタン(一般、ボタンなど)

次の機能は引き続き利用できます。

  • SMSや画像の送受信
  • スタートボタン
  • アイスブレイカーとクイック返信
  • 一般テンプレート、ボタンテンプレート、メディアテンプレート(Android版およびiOS版限定)
  • URLボタン、ポストバックボタン、通話ボタン(Android版およびiOS版限定)
  • 非公開返信、m.me link、および「メッセージでご連絡ください」プラグイン
  • ウェブビュー
  • Messenger用ハンドオーバープロトコル

これに関連して、InstagramグラフAPIも利用している開発者の場合、一部の指標が利用できなくなります。詳細については、こちらをご覧ください。

この変更が開発者にとって意味すること:

ヨーロッパの事業者は、すべてのチャットで上記のMessengerプラットフォームのAPIやUIコンポーネントを使用できなくなります。また、世界中の事業者は、ヨーロッパの利用者とのチャットで上記のMessengerプラットフォームのAPIやUIコンポーネントを使用できなくなります。Facebookでは、開発者に対し、12月16日にこれらの変更が施行される前に、影響を受ける可能性があるエクスペリエンス(ヨーロッパでページを利用している、またはヨーロッパの利用者から大量のメッセージを受け取るページを利用している場合など)をアップデートして、利用できる機能で代用できるようにしておくことをおすすめしています。変更内容について詳しくは、開発者向けドキュメントをご覧ください。

規則に準拠するためにはFacebook製品のエクスペリエンスを変更することが不可欠です。そのためFacebookは、この変更プロセス全体でパートナーの皆様のサポートに取り組んでいます。Facebookでは、これらの機能の復元に尽力し、将来的にこれらの機能が再度利用可能になった場合にはアップデートを提供する予定です。